栃木県道・福島県道369号黒磯田島線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 01:17 UTC 版)
| 一般県道 | |
|---|---|
| 栃木県道・福島県道369号 黒磯田島線  | 
    |
| 路線延長 | 57.454 km | 
| 制定年 | 1996年 | 
| 起点 | 栃木県那須塩原市豊住町 | 
| 終点 | 福島県南会津郡南会津町田島 | 
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栃木県道・福島県道369号黒磯田島線(とちぎけんどう・ふくしまけんどう369ごう くろいそたじません)は、栃木県那須塩原市から福島県南会津郡南会津町に至る一般県道である。
概要
那須塩原市黒磯地区と南会津町田島地域を結ぶ路線であるが、大川沿いに走る栃木・福島県境付近は車両通行困難な山岳道路となっており、「大川林道」とも呼ばれるこの区間は大規模な崖崩れが発生するなどして通年通行止めとなっている[1]ため、黒磯と田島を結ぶ路線としては機能していない。このため、栃木県側は那須塩原市市街地から板室温泉・深山湖(深山ダム)、福島県側は南会津町市街地から水無、栗生沢の集落をそれぞれ結ぶ路線として利用されている。
通行止めとなっている両地点間の移動には、国道400号で塩原温泉経由で南から迂回するか、国道289号(甲子道路)で北から迂回することとなる。
通行止め区間は、地図によって、道路が描画されているもの[2]と、細線で描画されているもの[3]、誤進入を防ぐため詳細地図にズームするまで県道としてまったく描画されないようしているもの[4]が存在する。
路線データ
- 総延長:57.454km(栃木県区間:37.904km、福島県区間:19.550km)[5]
 - 実延長:54.671km(栃木県区間:35.121km、福島県区間:19.550km)
 - 起点:栃木県那須塩原市豊住町(栃木県道55号西那須野那須線交点)
 - 終点:福島県南会津郡南会津町田島字横林甲(福島県道347号高陦田島線交点)
 
冬期交通不能区間
- 栃木・福島県境~福島県南会津郡南会津町栗生沢(延長12.1km)[6]
 
道路施設
- 大橋
 
- 全長:124.4m
 - 幅員:4.6m
 - 竣工:1960年[7]
 
歴史
路線状況
別名
- 板室街道(那須塩原市内)
 
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
- 栃木県道55号西那須野那須線(栃木県那須塩原市豊住町 起点)
 - 栃木県道266号中塩原板室那須線(那須塩原市百村:重複区間)
 - 福島県道347号高陦田島線(福島県南会津郡南会津町田島字横林甲 終点)
 
沿線
- 明治の森記念館
 - 那須塩原市立稲村小学校
 - 那須塩原市立青木小学校
 - 那須塩原市立戸田小学校
 - 那須塩原市立穴沢小学校
 - 那須塩原市立黒磯北中学校
 - 黒磯青木郵便局
 - 深山ダム
 - 阿賀川水系水無川
 - 東北電力田島変電所
 
脚注
出典
- ^ 『ツーリングマップル-関東甲信越』 昭文社 2006年3版4刷 p.90 ISBN 4-398-65573-5
 - ^ 『スーパーマップルデジタル13』昭文社 2012年7月6日発売
 - ^ Google マップ (2014年5月4日閲覧)
 - ^ Mapion(2014年5月4日閲覧)
 - ^ 道路現況(一般県道) - 福島県土木部
 - ^ 福島県の道路2018 - 福島県土木部
 - ^ 令和3年度橋梁点検結果(地方公共団体) - 国土交通省
 - ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
 
参考文献
- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。
 
外部リンク
- ホームページ・峠と旅 - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分) - 1998年、軽の四輪駆動車で走破した方のレポート
 - rindouhunter.com - 2011年、廃道状態になった道を探索した方のレポート
 
関連項目
固有名詞の分類
| 福島県道 | 
福島県道253号落合浪江線 福島県道135号三株下市萱小川線 栃木県道・福島県道369号黒磯田島線 福島県道321号大枝貝田線 福島県道337号喜多方河東線 | 
| 栃木県道 | 
栃木県道・福島県道76号伊王野白河線 栃木県道159号小林逆面線 栃木県道・福島県道369号黒磯田島線 栃木県道105号豊原停車場線 栃木県道177号上久我都賀栃木線 | 
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