有効性とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 有効 > 有効性の意味・解説 

有効性


 推定量の有効性を示す一つ指標としては 最小分散性挙げられる
 母集団分布が,母平均値 μ,母分散 σ2正規分布 N(μ,σ2)のとき,ランダムに抽出された n 個の確率標本 X1,X2,... ,Xn考える。
 標本平均 有効性 は,不偏であり,しかも,最小分散 有効性 を持つ。
 ところが,同じ標本から計算される中央値 Me は不偏ではあるが,その分散は 有効性 となるからから有効性 である。
 このことは,大きさ 637標本から得られる平均値と同じ精度を持つ中央値を得るためには,大きさ 1000標本を使わなくてはならないことを意味する。この意味で,最小分散性は,推定量の有効性を示す一つ指標になっている


 X1,X2,... ,Xn独立密度関数 f( x ) に従うとき,θ の任意の不偏推定量有効性 とすると,次式が成立する
  有効性  ……(1)
 ただし,
  有効性
は,フィッシャー情報量呼ばれるのである
 なお,(1)式は クラメール-ラオ不等式呼ばれるもので,式において等号成立する場合推定量 有効性 は 有効推定量呼ばれる

有効性


有効性(食品添加物の次亜塩素酸水)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 01:53 UTC 版)

次亜塩素酸水」の記事における「有効性(食品添加物次亜塩素酸水)」の解説

次亜塩素酸水には、殺菌基盤となる次亜塩素酸(HClO)の他、過酸化水素H2O2)やヒドロキシラジカル(OHラジカル)が存在する次亜塩素酸水広範な殺菌力の作用機序は、これらが細胞膜タンパク質核酸多面的に作用して酸化的に損傷与えることであると考えられている。使い続けて耐性菌の出現これまで無く今後もないと理論的に判断されている。ただし、有効塩素濃度規定未満場合殺菌効果が不十分となるため、使用前には必ず有効塩素濃度確認することが重要である。また、タンパク質油分など有機物混在する場合次亜塩素酸消費され目的殺菌効果得られないため、あらかじめ十分に有機物汚れを落とす必要がある次亜塩素酸水殺菌効果不活化効果名称次亜塩素酸水(40ppm)次亜塩素酸ナトリウム(1000ppm)Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌)◎ ◎ MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)◎ ◎ Bacillus cereus (セレウス菌)△ △ Salmonella Enteritidisサルモネラ菌)◎ ◎ Vibrio parahaemolyticus (腸炎ビブリオ)◎ ◎ Escherichia coli O-157:H7 (腸管出血性大腸菌)◎ ◎ Campylobacter jejuni (カンピロバクター菌)◎ ◎ ノロウイルス (ネコカリシウイルス)◎ 〇 インフルエンザウイルス (2009年新型を含む)◎ ◎ Candida albicans (カンジダ)◎ ◎ Aspergillus niger ; アスペルギルス (黒カビ)△ × Penicillium cyclopium ; ペニシリウム (青カビ)△ × 殺菌効果又は不活化効果:◎(速効)>〇>△>×(無効

※この「有効性(食品添加物の次亜塩素酸水)」の解説は、「次亜塩素酸水」の解説の一部です。
「有効性(食品添加物の次亜塩素酸水)」を含む「次亜塩素酸水」の記事については、「次亜塩素酸水」の概要を参照ください。


有効性(Efficiency)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:27 UTC 版)

推定量」の記事における「有効性(Efficiency)」の解説

推定量の質は一般に平均二乗誤差評価される場合によっては不偏推定量の中からさらに分散(=平均二乗誤差)が最小のものを選ぶ必要があり、これを有効推定量という。ある不偏推定量分散が他のどんな不偏推定量よりも小さ場合もあり、有効性あるいは不偏性一方だけを重視すべきではない。

※この「有効性(Efficiency)」の解説は、「推定量」の解説の一部です。
「有効性(Efficiency)」を含む「推定量」の記事については、「推定量」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「有効性」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「有効性」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



有効性と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「有効性」の関連用語

有効性のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



有効性のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
統計学用語辞典統計学用語辞典
Copyright (C) 2024 統計学用語辞典 All rights reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの次亜塩素酸水 (改訂履歴)、推定量 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS