智積養水/とは? わかりやすく解説

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智積養水(ちしゃくようすい)

湧水 三重県四日市市智積町
名水画像
古くから苦労していたこの地方では、この清水を宝として、暮らし支える「智積養水」と呼び大事にしてきたが、いつの日か忘れ去られ汚れてしまっていた。約30年前に、自治会や子ども達が浄化始め、今も保全努めている。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
年間通じて(特に秋の紅時期見ごろ

周辺の自然環境
のどかな田園風景
利用状況
四日市市隣町である三重郡菰野町内の池に源を発する寺井川が智積町地内流れ生活用水および農業用水として利用されている。
水質・水量
水量は約19,000トン/日の流量有している。
由来・歴史
四日市市智積町は、昔から「旱損所」といわれ、日照り続きには枯れ逆に豪雨時には怒濤如き上流から水の襲来を受けるため、穀物収量への影響死活問題として、川上菰野町川下智積町とは争い絶えなかった。したがって農業用水生活用水保全については、恵み水のありがたさ日常生活を営むなかで語り継いできた。そのような背景のもと、菰野町から清水として湧き出て智積町に至る1.8km、幅1~2mの川を町の宝として引き継いできた。毎日の米とぎや洗濯洗顔入浴に至るまで幼い頃から川の水使ってきたため、人々はいつからともなく用水ではなく暮らし支える「智積養水」と呼ぶようになった
水質保全活動
昭和47年、「地域美しくしよう」という運動の一環として地元子供会が養放流した以来毎年放流続けた結果、「の住む街」として話題集めるようになり、養美化運動地域しっかりと根づいてきた。このような活動は、子供達水質保全への意識高揚情操教育役立っている。また、地元自治会では、水路定期的に清掃巡回している。
アクセス
鉄道バスお越し場合
近鉄湯の山線桜駅下車徒歩3分

お問い合わせ
四日市市環境部環境保全
〒 510-8601
三重県四日市市諏訪町1番5号
TEL : 059-354-8188
kankyouhozen@city.yokkaichi.mie.jp
http://www.sakuracom.jp/~kyoudoshi/yousui/
アクセスマップ
アクセスマップ図

智積養水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 08:19 UTC 版)

智積養水(ちしゃくようすい)は、三重県三重郡菰野町から四日市市智積町(ちしゃくちょう)にかけて流れる用水路である[1]


  1. ^ 蟹池から490m流れた地点にある、用水路が2手にわかれる場所であり、水量が2割と8割に分かれることによる名前である[4]。智積養水本流には蟹池から8割の水が流入する[4]
  2. ^ 三重大学の森和紀による1988年(昭和64年)9月6日の調査では、18.7pH6.1であり、「年間を通して値に大きな変動はないものと判断される」と述べられている[4]
  1. ^ a b c d e f g h 三重県高等学校日本史研究会 編(2007):46ページ
  2. ^ a b c d e f g h i 四日市市 編(2001):1000ページ
  3. ^ 森(1988):231ページ
  4. ^ a b c d 森(1988):234ページ
  5. ^ 智積養水の観光スポット情報”. 観光三重(かんこうみえ). 三重県観光連盟. 2016年4月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年4月20日閲覧。
  6. ^ 森(1988):233ページ
  7. ^ a b 森(1988):232ページ
  8. ^ 三重県高等学校日本史研究会 編(2007):47ページ
  9. ^ a b 智積養水|四日市”. ジャパンホッパーズ. 2016年4月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年4月20日閲覧。


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