藤森環濠
![]() 環濠水路 |
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疏水の概要 |
■疏水の所在 奈良県大和高田市藤森 ■所在地域の概要 大和高田市は、大和盆地の西南部に位置し、綿織物の興隆によって商工業の町として栄えてきた。また、市街地を囲むように農地が広がり、米、野菜、花卉等、都市近郊型農業が行われている。 市全域には、高田川、曽我川、葛城川、葛下川等の主要河川が縦断しており、農業用ため池も点在している。中世の大和武士の台頭とともに水利と集落防衛のために作られた環濠集落が市全域のあちこちに形成されていた。 ■疏水の概要・特徴 大和平野の中心部には、中世時代大和武士等による水利と防衛のために濠(堀)を巡らし竹を植えた環濠集落が多く存在していた。 藤森集落でも、防火、かんがいため池、古くは防衛用として環濠がめぐらされており、現存する市内の環濠の中でも最もその姿を残している。 環濠延長280m 管理用道路286m 受益面積5.6ha |
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