旧篠原家住宅とは? わかりやすく解説

旧篠原家住宅

名称: 旧篠原家住宅
ふりがな きゅうしのはらけじゅうたく
名称(棟): 主屋
名称(ふりがな):
番号 2380
種別1: 近代住居
国宝重文区分 重要文化財
指定年月日 2000.05.25(平成12.05.25)
員数(数): 1
員数(単位):
代表都道府県 栃木県
都道府県 栃木県宇都宮市今泉1-4-33
所有者名: 宇都宮市
指定基準 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
管理団体名:
管理団体住所
管理団体指定年月日
構造形式 土蔵造建築面積172.2m2、二階建桟瓦
時代区分 明治
年代 明治28(1895)
解説文: 篠原家は,宇都宮城下東端城下から奥州へと向かう街道起点立地し江戸時代末期から醤油醸造業興した商家である。明治期には,肥料業なども営み県内有数豪商となった
 主屋西面して建ち主屋正面左右に大谷石積の塀をつけ,主屋の左脇には新蔵が並ぶ。主屋新蔵は,部材記され墨書より,ともに明治28年6月の上棟とわかる。主屋は,桁行八間梁間六間,正面下屋庇をつけ,外壁黒漆喰塗とし,両側面の一階壁面には地元産の大谷石縦横張るなど防火的な造りとする。
 関東地方で,有数規模をもつ,明治中期住宅兼用土蔵造店舗で,重厚で,たちの高い外観と,堅牢な造作特徴がある。栃木地方特有の大谷石張の町家建築であり,数少ない遺構として貴重である。なお,主屋同時期に建てられた,大谷石張の新蔵,及び大谷石塀をあわせて保存する

旧篠原家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 17:40 UTC 版)

旧篠原家住宅(きゅうしのはらけじゅうたく)は、栃木県宇都宮市今泉一丁目にある歴史的建造物。土蔵造の主屋(店舗兼住宅)と新蔵は江戸時代以来の豪商であった宇都宮市の代表的旧家・篠原家が1895年明治28年)に建てたもので、「旧篠原家住宅」の名称で建造物部門の重要文化財に指定されている。


  1. ^ a b c d e 塙 2008, p. 38.
  2. ^ 小板橋 2014, p. 80.
  3. ^ a b c 塙 2008, p. 39.


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