旧第四銀行住吉町支店
名称: | 旧第四銀行住吉町支店 |
ふりがな: | きゅうだいよんぎんこうすみよしちょうしてん |
登録番号: | 15 - 0186 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造2階一部3階建、建築面積537㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和2/平成15移築 |
代表都道府県: | 新潟県 |
所在地: | 新潟県新潟市柳島町2-10 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 設計は文部省建築課出身の長谷川龍雄。 移築時に躯体コンクリートは打ち替えた。 |
施工者: | |
解説文: | 重厚な古典主義様式の銀行建築。2階建で,躯体は鉄筋コンクリート造,外壁に花崗岩を張って石造風とし,コーニスを廻す。正面入口にはイオニア式列柱4本を並べ,柱間の壁上部アーチ型窓とする。当初の外装材,内部の造作をよく保存している。 |
旧第四銀行住吉町支店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:47 UTC 版)
「新潟市歴史博物館」の記事における「旧第四銀行住吉町支店」の解説
昭和時代初期に全国で見られた、新古典主義様式の銀行建築。開館日であれば無料で見学できる。 1927年(昭和2年)10月に竣工した第四銀行住吉町支店が、2003年(平成15年)にみなとぴあ敷地内へ移築されたもの。都市計画道路「万代島ルート線」(柳都大橋など)の整備区間のルートにあたるため撤去されることになったものの、「昭和初期の貴重な建造物を残してほしい」と保存を求める市民らの強い要望で移転・復原が実現した。移築が難しい鉄筋コンクリートの骨格部分は新たに作り直されたが、花崗岩製の外壁や列柱、ロビー部の大理石製のカウンターなどが建設当初の姿に復原された。 2005年(平成17年)、国の登録有形文化財に登録されている(第15-0186号)。 1・2階が一般公開されている。なお、2005年に1階にレストラン「ぽるとカーブドッチ」(ワイナリー「カーブドッチ」が運営)が出店したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて2021年3月末で閉店することになった。
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