旧第五十九銀行本店本館
名称: | 旧第五十九銀行本店本館 |
ふりがな: | きゅうだいごじゅうくぎんこうほんてんほんかん |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 1851 |
種別1: | 近代/商業・業務 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1972.05.15(昭和47.05.15) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 青森県 |
都道府県: | 青森県弘前市大字元長町26 |
所有者名: | 株式会社青森銀行 |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 木造、建築面積370.6m2、二階建、桟瓦葺 |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治37(1904) |
解説文: | 正面中央に展望台を設けた木造二階建の明治洋風建築で、防火建築として瓦貼り漆喰塗籠になる。 ルネッサンス風の意匠を基本にした好建築で、地元弘前の大工棟梁が設計施工している。 現在青森銀行記念館として美術展覧会の会場に利用される。 地方小都市に残る明治建築の中では意匠的にも優れたものの一つである。 |
近代(商業・業務): | 旧神戸居留地十五番館 旧秋田銀行本店本館 旧第九十銀行本店本館 旧第五十九銀行本店本館 旧香港上海銀行長崎支店 明治生命保険相互会社本社本館 武雄温泉新館及び楼門 |
旧第五十九銀行本店本館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 04:25 UTC 版)
![]() (青森銀行記念館) | |
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施設情報 | |
愛称 | 青森銀行記念館 |
前身 |
第五十九銀行本店 青森銀行弘前支店 |
専門分野 | 郷土史、紙幣 |
管理運営 | 弘前市[1] |
延床面積 | 373.7㎡ |
開館 | 1967年 |
閉館 | 毎週火曜日、年末年始(12月29日から1月3日)[2] |
所在地 |
〒036-8198 青森県弘前市元長町26 |
位置 | 北緯40度36分10.4秒 東経140度28分06.9秒 / 北緯40.602889度 東経140.468583度座標: 北緯40度36分10.4秒 東経140度28分06.9秒 / 北緯40.602889度 東経140.468583度 |
アクセス | JR弘前駅 からバスで10分、下土手町バス停で下車、徒歩2分 |
プロジェクト:GLAM |
旧第五十九銀行本店本館(だいごじゅうくぎんこう ほんてんほんかん)は、青森県弘前市にある歴史的建造物。1904年(明治37年)に第五十九国立銀行(現:青森銀行)の本店として弘前市に建設されたもので、1967年(昭和42年)より同銀行の記念館として保存・一般公開されている[3]。1972年5月15日(昭和47年)国の重要文化財に指定された[4]。
概要
本館の建物は2年半の工期をかけて1904年(明治37年)に建設された[5]。木造2階建てで、外観はルネサンス風の意匠を基本としている[5]。他方、外壁は板の上から瓦を張りその上は漆喰で塗りつぶされ、窓も外側は漆喰塗としており防火構造が取り入れられている[5]。また、塔屋と屋根は和小屋組とトラスの折衷構造となっている[5]。
内部は主屋があり、その右奥に角屋が接続している[5]。
主屋一階は営業室と客溜りに区画されており、角屋には頭取室と応接室がある[5]。二階には大会議室と小会議室があり、特に大会議室は約14.5m(48尺)四方の柱のない大空間が設計されており、柱には青森県産材のヒバ、建具も青森県産材のケヤキが用いられている[5]。屋根は正面に装飾塔があり、周囲にはバラストレイト(欄干)を廻して雪止めとしての実用面も考えられた意匠が施されている[5]。
1943年(昭和18年)に県内5銀行の合併により青森銀行が創立されてからは弘前支店として使用された[6]。1965年(昭和40年)の弘前支店の建て替えにより取り壊されることとなっていたが、弘前商工会議所、地元市民、文化財保護関係者などの要望により保存が実現した[5]。その際、元の位置から90度回転し50m曳屋が行われた。そして1967年(昭和42年)に青森銀行記念館となり、2018年(平成30年)4月に青森銀行から弘前市に寄贈された[6]。
なお、建築当時の坪当りの単価が弘前市内に現存する同時期の建築物に対し極端に高額な建築物となっており、完成度も含めて、設計者である堀江佐吉の最高傑作であるとともに弘前を代表する洋風建築であるとの声も高い。また、天井には金唐革紙が施されているが、建築当時のまま現在まで残されている建築物は日本でも数少なく貴重なものとなっている[7]。
建築概要
- 設計 – 堀江佐吉
- 竣工 - 1904年(明治37年)
- 構造・規模 - 木造2階建て寄棟屋根桟瓦葺き、装飾塔(展望室)付き
- 所在地 - 〒036-8198 青森県弘前市元長町26 (青森銀行弘前支店脇)
- 文化財指定 – 国の重要文化財(1972年(昭和47年)5月指定)
ギャラリー
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正面外観
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西側外観(2019年12月)
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1階 室内の様子(2008年5月)
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1階 室内の様子(2008年5月)
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2階 室内の様子(2008年5月)
交通アクセス
建物の利活用
建物をホテルとして活用する計画があり、2023年(令和5年)10月3日に弘前市、プロクレアホールディングス、弘前商工会議所が連携協定を締結した[8]。
参考文献
- 『青森県の暮らしと建築の近代化に寄与した人々:青森県史叢書』2007年 青森県
- 『弘前の文化財-洋風建築-:弘前の文化財シリーズNo.13』昭和61年3月 弘前市教育委員会
脚注
- ^ 青森銀、国重文の「青銀記念館」を弘前市に寄贈 - 日本経済新聞
- ^ 旧第五十九銀行本店本館 - 弘前市旧第五十九銀行本店本館 - 弘前市
- ^ 有料。12月〜3月は閉館(但し2月上旬の弘前城雪燈籠まつり期間中を除く)
- ^ 旧第五十九銀行本店本館 (青森銀行記念館) だいごじゅうくぎんこう ほんてん ほんかん
- ^ a b c d e f g h i 「棟梁・堀江佐吉が建築の近代化を担ったハイカラな城下町」(LIXIL eye No.23) LIXIL
- ^ a b AOGIN NOW(2018年3月期)p.3 青森銀行
- ^ 現在の金唐革紙は、日本画家の後藤仁を中心に復元製作されている。『正伝 金唐革紙の製作について』2011年1月、金唐革紙保存会。後藤仁公式ホームページ「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」後藤仁公式ブログ「後藤 仁(GOTO JIN)の制作・旅日誌」
- ^ 弘前の歴史的建造物をホテルに/市など協定 2023年10月4日、東奥日報
関連項目
- 重要文化財
- 秋田市立赤れんが郷土館 - 旧銀行本店建物が重要文化財として指定されている建築物
- 青森県の観光地
外部リンク
- 旧第五十九銀行本店本館(あおもりの文化財:青森県教育庁)
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