新聞連載時のエピソードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 新聞連載時のエピソードの意味・解説 

新聞連載時のエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 22:41 UTC 版)

フジ三太郎」の記事における「新聞連載時のエピソード」の解説

1968年1972年当時朝刊連載中『サザエさん』休載中作者作品内サザエさん登場させ、一家健在ぶりをアピールさせた。それをみた長谷川町子連載再開時にお返しとして作品中フジ三太郎祝福登場させた。このように当時朝刊・夕刊通して作者同士マンガ通したコミュニケーションがよく行われていた。 1971年全日空機雫石衝突事故直後掲載した作品では、「スカタング」という架空戦闘機操縦する三太郎旅客機空中衝突し、一度脱出するが自らパラシュート縛帯解いて飛び降りた1975年唯一の3ヶ月長期休載1978年12月28日をもって夕刊連載終了年末年始夕刊休刊合わせて移動)。「たつトリあとをにごさず」として、三太郎マンガコマ大掃除した1979年1月1日付より移動先の朝刊連載再開再開初回4コマではなく判じ絵多用して挨拶だった。また、この日より朝日新聞4コママンガスペース現行の記事4段分から5段分に変更され拡張された。4日には夕刊園山俊二作の『ペエスケ』がスタート平助挨拶していると羽織後ろから三太郎(実は「二人羽織」だった)が登場してしっかりしなきゃだめだよ、ほんとに」と主人公・平助励ましたその後サトウ病気三太郎休載した時、園山入院中の三太郎平助見舞いに行く話を描いた。ところがサトウ復帰する三太郎で同じシチュエーション続編描き、それを受けた園山もまたやり返したので、朝刊夕刊のどっちに、どっちの作者がどっちの作品描いているのか、混乱し兼ねない状態が暫く続いた事がある1980年6月大平正芳首相在職のまま病死しときにはそれまで風刺してきた罰として作者閻魔大王から「地獄行き」の指定券受け取作品掲載された。 1982年10月21日後述ドラマ堺正章主演版)の放送開始に伴いタイアップ的な漫画掲載漫画では三太郎役の堺を見て小太郎が「こういうパパがいいな」と言い続いてサワ役の千石規子見てビワ子が「やさしそうおかあさんネ」と言い最後ビワ子役丘みつ子三太郎が見つめるという内容だった。 1985年8月13日付は日本航空123便墜落事故により休載1991年3月31日朝刊で、三太郎が「(連載26年経過して表面上だけ若作りのままもう半年続けます」と事実上最終回告知。もっとも、それ以前エイプリルフールネタとして最終回ネタをやったことがあった。 同年9月30日朝刊最終回カラー特集組まれ登場人物ミュージカルばりに「上を向いて歩こう」を歌った連載終了サトウ自らの意志よるものだった。8,168回という当時としては毎日新聞連載加藤芳郎作の『まっぴら君』に次ぐ異例回数記録打ち立てたまた、同日夕刊の『ペエスケ』では三太郎平助が酌を交わし別れ惜しんだ。このとき居酒屋親父平助に「あんたも終わるときはあんなふうにしなよ」といっている。しかし、『ペエスケ』の作者園山は翌1992年に病に倒れ1993年1月逝去したため、結果としてペエスケ』は連載休止のまま連載終了絶筆となる。

※この「新聞連載時のエピソード」の解説は、「フジ三太郎」の解説の一部です。
「新聞連載時のエピソード」を含む「フジ三太郎」の記事については、「フジ三太郎」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「新聞連載時のエピソード」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から新聞連載時のエピソードを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から新聞連載時のエピソードを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から新聞連載時のエピソードを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新聞連載時のエピソード」の関連用語

新聞連載時のエピソードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新聞連載時のエピソードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのフジ三太郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS