小学館との訴訟とは? わかりやすく解説

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小学館との訴訟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 21:22 UTC 版)

雷句誠」の記事における「小学館との訴訟」の解説

句は2005年半ばに『金色のガッシュ!!』の終了まで構想(クリア編まで)がまとまり週刊少年サンデー編集部それとなく連載終了申し入れた。 しかし、アニメ放映最中であり、映画2作目公開控えていたために、編集部連載を引き延ばそうとした。それまでにも歴代担当編集者全員とうまく噛み合わず、「スタジオ」を有限会社化した際には、担当編集者句の税理士からの文書にて契約変更申し入れた変更なされず1年以上経過その結果句が税務署不備指摘され小学館経理トラブルになったこともある。なお、この時の追徴課税分は全額小学館に払わせている。 このような小学館との泥沼化した関係によってストレス抱え込む同年11月には編集者度重なるアイディア強要ストレス限界超える。なお、この編集者による引き延ばしアイディア最終的に全て断っていた。 この頃仕事上のミス指摘した際にアシスタント怪我を負わせ、自らも右手叩きつけたため全治2ヶ月開放骨折複雑骨折)となり、同年12月から翌2006年2月までの約3ヶ月間に及ぶ休載余儀なくされた。 休載していた間に、当時執筆であった金色のガッシュ!!』「ファウード編」の終了後、約1年間をもって連載終了確約編集部取り付けたまた、連載終了確約の際には「『金色のガッシュ!!』の終了後は、小学館との縁を切る」事を同時に申し入れている。 2007年12月に『金色のガッシュ!!連載終了句は2007年12月27日原稿一括返却を受けるが、数点欠けていたためにその後数度返却要請を行う。2008年2月29日最終的に5カラー原稿紛失確定同日ポジフィルム返還合意を得る。小学館紛失原稿対す賠償金として、カット扱い1枚1万円、他を原稿料1万7000円/とし、それらの3倍に相当する234000円+補償金266000円の計50万円提示したが、句はこれを拒否したまた、金色のガッシュ!!終了確約の際に同時に申し入れていた、小学館縁を切る旨も、句の思惑反して慰留したためその際小学館側の対応を含め諸問題が一層拗れることとなったウィキニュース関連記事あります。『金色のガッシュ!!作者雷句誠さんが東京地裁提訴原画原稿紛失小学館損害賠償請求 句は、同年4月19日に自らのブログ描き下ろしカラーイラスト2点チャリティーオークション出品することを発表同年5月19日企画終了5月21日ブログ上でファン質問答える形で「小学館との決別」を発表オークション落札価格である平均価格259000円、さらに、該当オークションファン認知度の低さなどを加味し原稿1枚30万円美術的価値があるという根拠の元、同年6月6日小学館対し原稿5150万円+慰謝料150万円+弁護士費用30万円、計330万円損害賠償ポジフィルム返還求め東京地方裁判所提訴した同日ブログ訴状陳述書公開証拠物件としてウィキペディア記述2点使われている。自身精神的苦痛訴えると同時に歴代担当編集者実名批判したまた、句の元アシスタントである漫画家酒井ようへいからの伝聞で、酒井作品東遊記』が編集主導の末に打ち切りとなったことに対して編集者実名非難した。「雷句誠アシスタント酷い目遭っていたから自分こう言う事例を後に作って行けない考えて掲載」と公開した旨を記載しており、「成功した漫画家」の責任として、新人漫画家も含め漫画家地位向上」を訴えた。 この陳述書には多く漫画家反応Webサイトブログ過去にあった編集とのトラブル原稿紛失話など相次いで苦言呈した。特に、2007年小学館からフリーになった」と公言していた漫画家新條まゆ内幕暴露ネット上で話題になった句と弁護士は「謝罪」「賠償金」「共同提言」などを求め和解のための訴訟戦術取り同年11月11日小学館謝罪と和解255万円内訳非公開)で和解成立共同提言については実現しなかった。句は和解後の記者クラブ会見で、美術的価値認められたと思うと発言する一方で帰宅後に書いたブログで不満を述べた。それに対し句の担当弁護士は「勝訴和解」と勝利宣言行った

※この「小学館との訴訟」の解説は、「雷句誠」の解説の一部です。
「小学館との訴訟」を含む「雷句誠」の記事については、「雷句誠」の概要を参照ください。

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