対応AVアンプ・ラックシアター・シアターバー・サウンドボード・ホームシアターセット品番一覧(2013年4月現在)
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「ビエラリンク」の記事における「対応AVアンプ・ラックシアター・シアターバー・サウンドボード・ホームシアターセット品番一覧(2013年4月現在)」の解説
ビエラとディーガを本シアターを介して繋いだ場合、シアターの電源プラグがコンセントに差し込まれてさえいれば、シアターの電源が入っていなくてもディーガからのHDMI信号が本シアター経由でビエラへそのまま伝送される「スタンバイスルー」機能がシアター全機種に搭載されている(逆にビエラ・ディーガの電源が入っていてもシアターの電源プラグが抜けている場合、電源切の状態からディーガのディスクトレイ開閉・再生・番組表・録画一覧・予約一覧・操作ガイドの各ボタンを押した時にビエラ電源が連動して入りHDMI入力に切り替わってもディーガ映像は出ず、映像信号無入力を示す黒画面のままとなる)。 なおビエラリンク対応機器を入れ換えた(バージョンアップした)場合、既存のビエラ・ディーガ・シアターがHDMI信号を正しく認識せずHDMI映像が出ない(黒画面のままとなる)場合があるので、この場合は各機器のビエラリンク再設定をする事によりHDMI映像が正常表示される。 ARC非対応ビエラ(2006~2009年モデル)及びビエラリンク非対応ビエラ(光デジタル出力とアナログ出力のみ搭載の2005年以前モデル)と組み合わせている場合(デジタルコードレスサラウンドヘッドホンも含む)、ビエラのデジタル出力設定が「自動」モードになっていると「音声が途切れる」・「片側のスピーカーからしか音が出なくなる」・「音量が小さくなる」などといった不具合が起きる場合がある。この場合、ビエラのデジタル出力設定を「AAC」モードにすればこれら不具合は改善される(「AAC」モードは5.1ch及び7.1ch再生対応。但しこの場合、データ画面表示時における項目選択確認音は出なくなるので、その音を出したい場合は「PCM」にするかアナログ音声出力・HDMIによるARC接続いずれかを選択)。なおARC対応ビエラでは(他の光デジタル入力端子付き機器と組み合わせない限り)デジタル音声出力設定不要。 2010年(平成22年)以降のモデルは「ARC(オーディオリターンチャンネル)」に対応(光デジタルケーブルは別売り)。これにより(組み合わせるビエラ・シアターが共に2010年以降製造の機種である場合に限り)光デジタルケーブル接続が不要となり、HDMIケーブルを(シアターとビエラの間に)1本接続するのみで高音質迫力サウンドが楽しめる(ディーガを加える場合でもHDMIケーブル合計2本のみ。但し2010年以降製造ビエラの一部普及モデル及び2009年(平成21年)以前製造のビエラ・シアターと組み合わせる場合は従来通り光デジタルケーブル接続が別途必要)。なお光デジタル出力非搭載かつHDMI端子がARC非対応となっているビエラとの組み合わせは不可。さらに同軸デジタル入出力端子は全機種非搭載(地デジ専用ディーガDMR-XE1/XE100は同軸デジタル出力端子のみ搭載なので、当シリーズを含むホームシアターシステムとはHDMI接続或いは同軸デジタルケーブル接続による組み合わせのみ可)。 ラックシアター・AVアンプはHDMI入出力・光デジタル入力の他にアナログ音声入力端子を2系統以上搭載しているのでビエラリンク非対応(アナログ出力のみ搭載でHDMI出力非搭載の従来型)機器も繋げるが、シアターバーとサウンドボードはアナログ音声入力端子非搭載なのでビエラリンク非対応(HDMI出力端子非搭載)機器接続は不可(光デジタル入力端子はビエラ専用なのでビエラ以外の光デジタル出力端子付AV機器接続も不可)。 ヘッドホン端子を搭載しているのはAVアンプとビエラ(BDプレーヤー付ポータブル型を含む)のみで、ラックシアター・シアターバー・サウンドボード・ディーガ・据置型BDプレーヤーは全機種ヘッドホン端子非搭載(ヘッドホンはTV受像機等を経由して繋ぐ。またビエラにおけるビエラリンクメニューで「音声をシアター(又はAVアンプ)から出す」を選んだ場合はビエラヘッドホン端子から音声が出力されないので、ヘッドホンで音声を聴きたい場合は「音声をTVから出す」を選択)。 ラックシアター・AVアンプの場合、アナログ放送とアナログビデオ入力の音声信号はデジタル変換された上で(ディーガやシアター等の)HDMI端子や光デジタル端子より出力される(CD並み音質の2ch信号をドルビーバーチャルサラウンド機能を用いる形で7.1ch或いは5.1chへ擬似変換)。 シアターバー・サウンドボード全機種とラックシアター2010年(平成22年)春夏以降製造の機種は3D映像入力に対応。なお3D非対応の(2009年以前製造)シアターと3Dビエラ&ディーガ繋ぐ場合、3D対応ビエラ・ディーガの間に3D非対応シアターを挟む形でHDMI接続すると映像が正常に再生されない場合があるので、この場合は3DディーガからのHDMIケーブルは3DビエラのHDMI入力1端子に、3D非対応シアターからのHDMIケーブルは3DビエラのHDMI入力2端子に繋ぐ。なおビエラ及びディーガが3D非対応でもシアターが3D対応の場合は間に(3D対応)シアターを挟む形よるHDMI接続が可能。 ARC対応(2010年(平成22年)以降)モデルの場合、シアター側のビエラリンクを「切」に設定すると(2010年以降のARC対応ビエラと組み合わせた場合でも)ARC機能が動作しなくなる(2009年(平成21年)以前のARC非対応ビエラと組み合わせた場合と同じ状態になる)ため、この場合(シアターのビエラリンク「切」設定時)は(2009年以前のARC非対応ビエラと組み合わせる場合同様)光デジタルケーブル接続が別途必要。 AVアンプ・ホームシアターセット・スピーカーは2010年モデル「SC-ZT2」を最後に新製品発表がなく、以後は3D映像入力&ARC対応のラックシアター・サウンドボード・シアターバー生産に力点が置かれている(但しAVアンプ・ホームシアターセット生産継続の有無は2011年12月現在未定)。 発売初期のAVアンプには、AVアンプのリモコンをディーガに向け、(AVアンプリモコンに付いている)「再生」ボタンを押すだけでディーガ及びビエラ電源が自動的に入りディーガ映像が出画する「ワンタッチ再生」機能があったが、現行モデルは全て「ワンタッチ再生」機能非搭載。 ARC対応ビエラは2011年モデルより32v型以上に限定。26v型以下の小型モデルとCシリーズは光デジタル出力端子を廃止しHDMI端子もARC非対応とした(Cシリーズを除く32v型以上のモデルは後面のHDMI入力1端子のみARC対応)。このため26v・23v型以下の小型モデルとCシリーズはホームシアターシステムとの組み合わせ不可となっている(但しビエラのヘッドホン端子にSC-HTE1K等の普及型アクティブスピーカーを繋げば簡易シアターを構築可能。2009年以降モデルはビエラ音声メニューで「ヘッドホン端子へのケーブル接続時にビエラ本体スピーカーからも音を出すか否か」が選択可能)。 光デジタル出力端子搭載のARC対応ビエラの場合、ビエラリンクメニューで「音声をシアターから出す」を選ぶとビエラの光デジタル端子より音声は出力されない。このためビエラの音声をMD等のデジタル機器で録音したり、デジタルコードレスサラウンドヘッドホンと組み合わせる場合は「音声をTVから出す」を選ぶか、シアターからのHDMIケーブルをビエラのHDMI入力2端子に、ディーガからのHDMIケーブルをビエラのHDMI入力1(ARC対応)端子に各々繋げば「音声をシアターから出す」を選んだ時にデジタルコードレスサラウンドヘッドホンとシアターからの音声同時出力が可能となる(アナログ音声出力端子搭載機器と組み合わせる場合はアナログ接続も可。但しこの場合はデジタル放送本来の高音質が得られない)。なおデジタルコードレスサラウンドヘッドホンからの光デジタルケーブルをディーガの光デジタル出力端子に繋いだ場合は(ディーガの電源さえ入っていれば)デジタル放送及びBD/DVD再生音をサラウンドヘッドホンとシアターから同時出力可能(この場合、デジタル放送はディーガのチューナーで受信)。
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