失恋、ありがとうとは? わかりやすく解説

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失恋、ありがとう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/28 18:35 UTC 版)

「失恋、ありがとう」
AKB48シングル
A面 失恋、ありがとう
B面 また会える日まで
思い出マイフレンド
ジタバタ
愛する人
リリース
規格 シングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS
作詞 秋元康
作曲 村上遼
プロデュース 秋元康
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[2]
  • 週間1位(Billboard Japan Hot 100[3]
  • 2020年3月度月間1位(オリコン)[4]
  • 2020年度年間2位(オリコン)[5]
  • 2020年年間1位(Billboard JAPAN Top Singles Sales)[6]
  • AKB48 シングル 年表
    サステナブル
    (2019年)
    失恋、
    ありがとう

    (2020年)
    根も葉もRumor
    (2021年)
    ミュージックビデオ
    「失恋、ありがとう」 - YouTube
    テンプレートを表示

    失恋、ありがとう」(しつれん、ありがとう)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。作詞は秋元康、作曲は村上遼が担当した。2020年3月18日にAKB48のメジャー57作目のシングルとしてキングレコードから発売された。楽曲のセンターポジションは山内瑞葵が務めた[7]

    背景とリリース

    前作『サステナブル』から5か月ぶりのシングル。また、2020年にリリースされたAKB48のシングルは本作のみとなった。Type AからType Cのそれぞれ初回限定盤と通常盤、および劇場盤の7形態で発売。

    シングルのリリース、選抜メンバーおよびセンターは、1月20日にTOKYO DOME CITY HALLで開催された『リクエストアワー セットリストベスト50 2020』2日目公演のアンコールで発表された[7]

    選抜メンバーは前作から1名減の18名[8]。『ジワるDAYS』以来2作ぶり選抜の山内瑞葵が、シングル表題曲において初のセンターポジションに抜擢された[7]ほか、久保怜音および福岡聖菜が『Teacher Teacher』以来5作ぶり、卒業を発表した峯岸みなみが『11月のアンクレット』以来7作ぶりの選抜復帰となった[8]。前作のメンバーのうち、石田千穂STU48)、倉野尾成美坂口渚沙松井珠理奈SKE48)、矢作萌夏(2020年2月4日活動終了)は本作では選ばれていない。

    また、白間美瑠NMB48)、須田亜香里(SKE48)、瀧野由美子(STU48)、田中美久HKT48)、本間日陽(NGT48)、峯岸みなみ、吉田朱里(NMB48)にとっては、本作が最後のAKB48のシングル選抜入り表題曲となった。

    本楽曲は、向井地美音がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ジュグラーの波〜澤と美音のまるっと経済学〜』の2月27日放送で音源が初解禁され、オンエアされた[9]

    翌日の2月28日には、新型コロナウイルス感染症の流行の影響でNHKホールにおいて無観客収録となった『ガールズ・グループの祭典 RAGAZZE!〜少女たちよ!〜』(NHK総合で3月28日放送)で歌唱された[10][11]

    劇場盤には、2019年11月27日に生放送された日本テレビ系の音楽特番『ベストアーティスト2019』で、秋元康が当該番組のために書き下ろし、初披露された「愛する人」がカップリング曲として収録されている[12]

    アートワーク

    ジャケット写真のメンバー
    Type A・初回限定盤 岡田奈々・村山彩希・山内瑞葵
    Type B・初回限定盤 岡部麟・小栗有以・横山由依
    Type C・初回限定盤 柏木由紀・田中美久・向井地美音
    Type A・通常盤 小栗有以・白間美瑠・須田亜香里・峯岸みなみ・山内瑞葵・横山由依
    Type B・通常盤 岡田奈々・岡部麟・久保怜音・瀧野由美子・向井地美音・吉田朱里
    Type C・通常盤 柏木由紀・田中美久・福岡聖菜・本間日陽・武藤十夢・村山彩希
    劇場盤 山内瑞葵

    チャート成績

    初週116万7000枚を売り上げ、2020年3月30日付「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位となった[2]

    推定売上枚数1,172,755枚で2020年3月度のオリコン月間シングルランキングで1位となった[4]

    累計では1,181,701枚となり、2020年のオリコン年間シングルランキングで2位にランクインした[13]

    2020年年間Billboard Japan Top Singles Salesでは1,433,594枚を売り上げ、首位を獲得した[6]。AKB48は、2016年以降、5年連続で年間TOP Singles Salesの首位に立っている。

    ミュージック・ビデオ

    失恋、ありがとう
    2020年3月5日にAKB48の公式YouTubeチャンネルにて公開[14]
    セットの部屋が18人18種類準備され、各メンバーの私生活が垣間見えるような作りになっている[15]。本作のMVでは5G時代幕開けを飾るソフトバンクの新コンテンツとして「多視点ミュージック・ビデオ」が制作されたほか、選抜メンバー18人それぞれが主役となる18種類の各メンバーVer.もソフトバンクの新サービス『5G LAB』の『FR SQUARE』アプリにおいて、3月27日より独占配信[15][14]
    監督は伊勢田世山、振付はCRE8BOYが担当した[15][16][17]
    メンバー全員での歌唱・ダンスシーンの衣装については、以前からリボン好きと公言していたセンターの山内の衣装にベレー帽の後ろや胸元などにリボンがあしらわれ、他のメンバー全員の衣装にもリボンが付けられている[18][19]

    シングル収録トラック

    Type A

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「失恋、ありがとう」秋元康村上遼若田部誠
    2.「また会える日まで」(峯岸みなみ卒業ソング)秋元康三谷秀甫三谷秀甫
    3.「失恋、ありがとう(off vocal ver.)」 村上遼若田部誠
    4.「また会える日まで(off vocal ver.)」 三谷秀甫三谷秀甫
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「失恋、ありがとう Music Video」  伊勢田世山
    2.「また会える日まで Music Video」  大野敏嗣

    Type B

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「失恋、ありがとう」秋元康村上遼若田部誠
    2.「思い出マイフレンド」(1st Campus)秋元康KUROKO、はーとKUROKO
    3.「失恋、ありがとう(off vocal ver.)」 村上遼若田部誠
    4.「思い出マイフレンド(off vocal ver.)」 KUROKO、はーとKUROKO
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「失恋、ありがとう Music Video」  伊勢田世山
    2.「思い出マイフレンド Music Video」  戸塚富士丸

    Type C

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「失恋、ありがとう」秋元康村上遼若田部誠
    2.「ジタバタ」(Team 8)秋元康名雪亘名雪亘
    3.「失恋、ありがとう(off vocal ver.)」 村上遼若田部誠
    4.「ジタバタ(off vocal ver.)」 名雪亘名雪亘
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「失恋、ありがとう Music Video」  伊勢田世山
    2.「ジタバタ Music Video」  ZUMI

    劇場盤

    CD
    全編曲: 若田部誠。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「失恋、ありがとう」秋元康村上遼
    2.「愛する人」秋元康ナスカ
    3.「失恋、ありがとう(off vocal ver.)」 村上遼
    4.「愛する人(off vocal ver.)」 ナスカ
    合計時間:

    選抜メンバー

    脚注

    注釈

    1. ^ 姉妹グループ・STU48を兼任。
    2. ^ a b 姉妹グループ・NMB48から選抜。
    3. ^ 姉妹グループ・SKE48から選抜。
    4. ^ 姉妹グループ・STU48から選抜。
    5. ^ 姉妹グループ・HKT48から選抜。
    6. ^ 姉妹グループ・NGT48から選抜。

    出典

    1. ^ ゴールドディスク認定 2020年3月”. 日本レコード協会. 2020年4月14日閲覧。
    2. ^ a b “AKB48最新シングルが初登場1位 シングル1位記録など歴代1位記録を続々更新【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年3月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2158151/full/ 2020年3月26日閲覧。 
    3. ^ Billboard Japan Hot 100 2020/03/30 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2020年5月4日閲覧。
    4. ^ a b オリコン月間 シングルランキング 2020年03月度”. ORICON NEWS. oricon ME (2020年4月). 2020年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月10日閲覧。
    5. ^ オリコン年間 シングルランキング 2020年度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2021年2月1日閲覧。
    6. ^ a b Billboard Japan Top Singles Sales Year End”. 2021年5月16日閲覧。
    7. ^ a b c “今年の「リクアワ」はHKT48楽曲が初の1位に!AKB48新曲センターには山内瑞葵が抜擢”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年1月21日). https://natalie.mu/music/news/364009 2020年2月20日閲覧。 
    8. ^ a b “AKB48、57thシングル選抜発表 センターは山内瑞葵<18名選抜>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2020年1月20日). https://mdpr.jp/music/detail/1941826 2020年3月28日閲覧。 
    9. ^ 佐藤仁 (2020年2月27日). “AKB48新曲『失恋、ありがとう』向井地美音のラジオ『ジュグラーの波〜澤と美音のまるっと経済学〜』で初解禁”. OKMusic (JAPAN MUSIC NETWORK). https://okmusic.jp/news/374326 2020年2月29日閲覧。 
    10. ^ “AKB48、モー娘、ももクロ競演番組が無観客収録に NHKの新型コロナ感染拡大防止策で”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年2月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2156184/full/ 2020年4月4日閲覧。 
    11. ^ “AKB48×モー娘×ももクロ共演番組 歌唱曲公開 それぞれの持ち味が全開”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年3月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2158422/full/ 2020年4月4日閲覧。 
    12. ^ “AKB48『ベストアーティスト』で“ハモリ曲”「愛する人」初披露”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年11月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2149532/full/ 2020年4月10日閲覧。 
    13. ^ 【オリコン年間ランキング2020】嵐、総合で通算9度目の首位獲得”. ORICON NEWS. oricon ME (2020年12月25日). 2021年5月7日閲覧。
    14. ^ a b “AKB48山内瑞葵初センターの57thシングル「失恋、ありがとう」MV解禁!魅力へ「個々の魅力だけではなく、メンバー同士のワチャワチャ感」”. Edge Line (モバイルメディアプロダクション). (2020年3月5日). https://www.edgeline-tokyo.com/entertainment/45007 2023年7月20日閲覧。 
    15. ^ a b c “AKB48、推しメンだけを観られる「多視点MV」制作”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年3月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2156758/full/ 2020年3月7日閲覧。 
    16. ^ 振付師 CRE8BOY(クリエイトボーイ) Twitter”. 2020年3月6日閲覧。
    17. ^ 「失恋、ありがとう」ライナーノーツ
    18. ^ “AKB48、“18人18色”の私生活を垣間見る「失恋、ありがとう」MV公開”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年3月5日). https://natalie.mu/music/news/369866 2020年3月14日閲覧。 
    19. ^ 「失恋、ありがとう Music Video」

    外部リンク


    失恋、ありがとう

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 08:57 UTC 版)

    「失恋、ありがとう」の記事における「失恋、ありがとう」の解説

    セット部屋1818種類準備され、各メンバー私生活垣間見られるような作りになっている通常のMV加えソフトバンク5G新コンテンツとして、選抜メンバー18それぞれ主役となる別バージョン「多視点ミュージックビデオ」も制作された。監督伊勢田世山、振付CRE8BOY担当した

    ※この「失恋、ありがとう」の解説は、「失恋、ありがとう」の解説の一部です。
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