失外套症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 17:05 UTC 版)
失外套症候群(しつがいとうしょうこうぐん、英語: Apallic syndrome)とは、大脳皮質の損傷によって大脳皮質の機能が完全に失われてしまった状態である。 眼球運動、体動、言葉全てが障害される[1]。睡眠と覚醒の調節は保たれ、通常通り起床することは確認できる。この状態でも、刺激に対する反射は残っているが、神経系で伝達される情報の統合が出来なくなっているため、自身が置かれた状況の把握や自発的な行動は全く出来なくなっている。
- ^ 「介護職員初任者研修テキスト 第2巻 人間と社会・介護 2」 初版第4刷 p.233 一般財団法人 長寿社会開発センター 発行 介護職員関係養成研修テキスト作成委員会 編集
- ^ “認知症の臨床評価について”. 国立長寿医療研究センター. 2022年4月4日閲覧。
- 1 失外套症候群とは
- 2 失外套症候群の概要
失外套症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 03:12 UTC 版)
大脳皮質または白質の広範な障害で無動性無言の状態となり、注視・追視をせず、筋トーヌスの亢進が見られ、除皮質姿勢をとる。
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