外用鎮痛・消炎薬(貼付薬)
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サロンパス - 鎮痛消炎プラスターサロンパス【第3類医薬品】 - 2015年3月発売。後述する「サロンパスAe」の処方をベースに、dl-カンフルが省かれ、サリチル酸メチルの含量を増やし(6.29g → 10g)、色をベージュに変更してサイズを少し大きめとしたもの。包装体系は当初、40枚入りと80枚入りの2種類だったが、2018年4月に120枚入りが追加発売され、3種類となった。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「サロンパス」ロゴの右上に小さく「Salonpas」の英字ロゴも表記された。 サロンパスAe【第3類医薬品】 - レギュラーサイズの他に、中判サイズ(40枚入り)と大判サイズ(12枚入り)も設定されている。レギュラーサイズの「サロンパスAe」は2011年にパッケージデザインが小変更されており、前述の「サロンパス」の発売に伴い、包装体系を140枚入りと240枚入りの大容量包装のみの設定となった。中判サイズは2021年に製剤のサイズはそのままで箱の高さが低くなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。 穴あきサロンパスAe【第3類医薬品】 - 「サロンパスAe(レギュラーサイズ)」に等間隔で穴を設けたもの。80枚入りのみのラインナップ。 サロンパス30(サーティ)【第3類医薬品】 - 刺激マイルドタイプ。中判サイズ(32枚入り)も設定されている。2017年のパッケージデザイン変更時にピンク系となった。2021年にレギュラーサイズが製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「サロンパス」に準じたデザインに変わり、右上に小さく「Salonpas」の英字ロゴも表記された。 サロンパス30(サーティ)ホット【第3類医薬品】 - 「サロンパス30(サーティ)」をベースにトウガラシエキスを追加配合した温感タイプ。2017年のパッケージデザイン変更時にオレンジ系となった。2021年に40枚入りが製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「サロンパス」に準じたデザインに変わり、右上に小さく「Salonpas」の英字ロゴも表記された。 サロンパス-ハイ【第3類医薬品】 - うす型半透明タイプ。2017年にパッケージデザインがリニューアルされ、グリーン系に変更された。 ら・サロンパス【第3類医薬品】 - やわらかフィットタイプ。2017年のパッケージデザイン変更時にスカイブルー系となった。2022年1月にリニューアル。容量を16枚から10枚、32枚から30枚にそれぞれ減容(従来設定されていた2枚は廃止)するとともに、30枚は製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、薬袋の開封口が縦向きから横向きに変わり、チャックを追加。10枚は外箱を省き、30枚の個包装と同じ薬袋仕様に変更した。 サロンパスロール【第3類医薬品】 - ミシン目入りのロールタイプ。 サロンパスEX【第2類医薬品】 - 2008年11月発売。インドメタシン製剤。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「サロンパス」に準じたデザインに変わり、右上に小さく「Salonpas」の英字ロゴも表記された。 サロンパスEX温感【第2類医薬品】 - 2009年11月発売。「サロンパスEX」にトウガラシエキスを追加配合した温感タイプ。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「サロンパス」に準じたデザインに変わり、右上に小さく「Salonpas」の英字ロゴも表記された。 サロンパスツボコリパッチ【第3類医薬品】 - 2020年8月発売。丸型ミニサイズの温感刺激タイプ。 サロンシップ - 鎮痛・消炎シップ剤のびのびサロンシップF【第3類医薬品】 - 2016年4月発売。既存の「のびのびサロンシップS」をベースに、サリチル酸グリコールを増量した、薄型・冷感タイプ。2018年5月に従来の12枚入り・24枚入りを廃止し、新容量の20枚入り・40枚入り(20枚入りの2個パック包装)を発売。2019年7月にチャック付袋包装となる小容量の10枚入りが追加発売された。2021年に20枚入・40枚入は製剤サイズはそのままで外箱のサイズが小型化され、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。 のびのびサロンシップフィット【第3類医薬品】 - 2021年8月発売。シップ剤を折って封入することでパッケージサイズがコンパクト化され、ウエットティッシュのようにシップを1枚ずつ取り出し、繰り返し封が可能なシールが付いた「ポケシップ」包装としたもの。有効成分・含量は「のびのびサロンシップF」と同じだが、添加物が一部異なる。 のびのびサロンシップFα【第3類医薬品】 - 2018年4月発売。「のびのびサロンシップF」の無臭性タイプで、従来発売されていた「のびのびサロンシップα」の後継商品でもある。従来の「のびのびサロンシップα」の処方をベースに、サリチル酸グリコールの含有量が増量(1.25g → 2.0g)されるとともに、包装体系も変更され、レギュラーサイズは12枚入り・24枚入りから16枚入りに、ハーフサイズは10枚入り・20枚入りから12枚入りにそれぞれ統合・集約された。2021年に16枚入は製剤サイズはそのままで外箱のサイズが小型化され、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。 のびのびサロンシップFH【第3類医薬品】 - 2017年9月発売。「のびのびサロンシップF」の温感タイプで、従来発売されていた「のびのびサロンシップ温感」の後継商品でもある。従来の「のびのびサロンシップ温感」の処方からdl-カンフルが省かれ、サリチル酸グリコール・l-メントール・トウガラシエキスの含有量が増量された。包装体系も変更され、従来の12枚入り・24枚入りを新容量の16枚入りに統合・集約し、メーカー希望小売価格が値下げされた(12枚:1,100円 → 16枚:1,040円)。ハーフサイズ(12枚入り)も設定されている。 サロンシップインドメタシンEX【第2類医薬品】 - インドメタシン製剤。2021年に製剤のサイズはそのままで外箱の横幅が短くなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。(製造販売元:東光薬品工業) サロンシップ巻貼タイプ【第3類医薬品】 - 2002年11月発売。冷感タイプ。商品名の通り、手首や指などに巻いて貼ることを前提にしているため、細長サイズとなっている。サイズは手首用と指用の2種類ある。 フェイタス - フェルビナク製剤。久光製薬の外用鎮痛消炎薬は原則、自社製造となっているが、初代製品「フェイタス」のテープ剤に関しては、同じ佐賀県内に本社を置く祐徳薬品工業に製造を委託していた(同社の「パスタイムFX」シリーズのOEM)。なお、2代目製品の「フェイタス3.5α」以降のテープ剤及び「フェイタスシップ」は自社製造である。フェイタス5.0【第2類医薬品】 - テープタイプ。2013年9月に従来の「フェイタス3.5α」をリニューアル。フェルビナクを3.5%から5.0%に、l-メントールを3.0%から3.5%にそれぞれ高濃度化するとともに、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)が配合された。「フェイタス3.5αL」後継の大判サイズも設定されている。2021年2月にリニューアル。テープ剤のサイズはそのままで外箱をコンパクト化、薬袋も開封口を縦向きから横向きに変え、チャックを追加。容量を7枚から10枚に、14枚から20枚にそれぞれ増量。レギュラーサイズの「フェイタス5.0」はこれに、35枚と42枚を統合した特大容量の50枚を加えた3容量に整理。その後、自然切替でパッケージ正面に「Hello!eco!」マークが表記された。 フェイタス5.0温感【第2類医薬品】 - ノニル酸ワニリルアミドを追加配合した温感テープタイプ。2014年9月に従来の「フェイタス3.5α温感」をリニューアル。「フェイタス5.0」同様、フェルビナクを3.5%から5.0%に、l-メントールを3.0%から3.5%にそれぞれ高濃度化するとともに、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)も配合した。「フェイタス3.5αL温感」後継の大判サイズも設定されている。「フェイタス5.0」同様に、レギュラーサイズは2021年1月、大判サイズは同年3月に外箱のコンパクト化、薬袋の改良、容量の増量を行い順次リニューアルされた。その後、自然切替でパッケージ正面に「Hello!eco!」マークが表記された。 フェイタスシップ【第2類医薬品】 - 2008年10月発売。冷感シップタイプ(日本薬局方 フェルビナクパップ)。2012年12月のリニューアル時に「のびのびサロンシップ」シリーズ同様に、「丸かど」シップと改良型薬袋を採用。2019年3月のリニューアルではパッケージデザインをテープ剤の「フェイタス5.0」に準じたものに変更するとともに、包装体系を従来の12枚入り・24枚入りから新容量の16枚入りに統合・集約された。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。 フェイタスシップ温感【第2類医薬品】 - 2009年11月発売。「フェイタスシップ」にトウガラシエキスを追加配合した温感シップタイプ。2012年12月のリニューアル時に「のびのびサロンシップ」シリーズ同様に、「丸かど」シップと改良型薬袋を採用。2019年3月のリニューアルではパッケージデザインを温感テープ剤の「フェイタス5.0温感」に準じたものに変更するとともに、包装体系を従来の12枚入り・24枚入りから新容量の16枚入りに統合・集約された。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークが表記された。 フェイタスZ - 「フェイタス」の派生シリーズで、鎮痛消炎成分をジクロフェナクナトリウムとしたもの。発売当初は当社では初めてとなる【第1類医薬品】の製品であったが、2013年8月にリスク区分が変更された。フェイタスZαジクサス【第2類医薬品】 - 2016年4月発売。テープタイプ。「フェイタスZジクサス」では添加物として配合していたl-メントールを有効成分として配合されたほか、自社製造へ移行した。大判サイズの「フェイタスZαジクサス大判」も設定されている。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「フェイタス5.0」同様に薬袋にチャックが追加された。 フェイタスZαジクサス温感【第2類医薬品】 - 2018年9月発売。「フェイタスZαジクサス」の処方をベースにノニル酸ワニリルアミドを追加配合した温感テープタイプ(ジクロフェナクナトリウム配合の温感テープ剤は日本初の商品となる)。大判サイズの「フェイタスZαジクサス温感大判」も設定されている。2021年に製剤のサイズはそのままで包装サイズが小さくなり、パッケージに「HELLO! eco!」マークを表記。「フェイタス5.0温感」同様に薬袋にチャックが追加された。 フェイタスZジクサスシップ【第2類医薬品】 - 冷感シップタイプ。2017年7月に「フェイタスZシップ」をリニューアル。使用期限が2年から3年に延長された。
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外用鎮痛・消炎薬(塗付薬)
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サロンパスローション【第3類医薬品】 - 2007年8月発売。2021年に内容量や容器形状はそのままで外箱の高さを低くするとともに、「サロンパス」に準じたパッケージデザインに刷新され、「HELLO! eco!」マークが表記された。(製造販売元:ジャパンメディック) エアーサロンパス - スプレータイプの鎮痛消炎薬ジェットα【第3類医薬品】 - 2010年7月発売。既存の「エアーサロンパスEX」をベースに、dl-カンフル・サリチル酸メチル・ユーカリ油が省かれ、残り3成分(l-メントール、サリチル酸グリコール、グリチルリチン酸)の含有量を2倍に増量され、「ジェット噴射エアゾール」が採用された微香性タイプ。内容量は「エアーサロンパスEX」よりも多くなっている(80ml/120ml/250ml → 100ml/150ml/300ml)。2019年6月には、キャップレススプレー仕様の携帯用サイズとなる25mlが追加発売された。2020年に「エアーサロンパスZ」に準じた水色基調のパッケージデザインへ変更となり、100mlは25mlと同じキャップレスタイプに変更された。 DX【第2類医薬品】 - 2008年5月発売。フェルビナク製剤。2020年に「エアーサロンパスZ」に準じた黒基調のパッケージデザインへ変更された。 Z【第2類医薬品】 - 2020年6月発売。ジクロフェナクナトリウム製剤。本品ではロック式キャップレス仕様とし、パッケージデザインも既存の「エアーサロンパス」シリーズと異なり、英字表記の「Salonpas」を大きく配したデザインを採用している。 フェイタス - フェルビナク製剤ローション【第2類医薬品】 - 2006年3月発売。発売当初は「フェイタス」同様、「サロンパスシリーズ」の表記があったが、2008年10月のパッケージ変更に伴い、表記が廃止された(製造販売元:東光薬品工業)。 ゲル【第2類医薬品】 - 2008年10月発売(製造販売元:東光薬品工業)。 クリーム【第2類医薬品】 - 2006年10月発売。発売当初は「フェイタス」、「フェイタスローション」同様、「サロンパスシリーズ」の表記があったが、2008年10月のパッケージ変更に伴い、表記が廃止された(製造販売元:東光薬品工業)。 チックEX【第2類医薬品】 - 2008年10月に「フェイタスチック」からリニューアル。l-メントールの含有量が増量された。(製造販売元:東光薬品工業) フェイタスZ - ジクロフェナク製剤ゲル【第2類医薬品】 - 2009年8月発売。2013年8月にリスク区分を変更。2014年7月に「フェイタスZクリーム」・「フェイタスZαローション」と統一されたパッケージデザインに変更。 クリーム【第2類医薬品】 - 2014年7月発売。本品は「パスタイムZXクリーム」のOEM品である(製造販売元:祐徳薬品工業)。 αローション【第2類医薬品】 - 2014年7月発売。本品は祐徳薬品工業へOEM供給されており、同社では「パスタイムZXローション」として発売されている。 αジクサスゲル【第2類医薬品】 - 2019年8月発売。「フェイタスZゲル」の処方強化品で、ジクロフェナクナトリウムに加え、l-メントール、グリチルレチン酸、ノリル酸ワニリルアミドを追加配合。内容量は50gのみとなった。
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