十字架の騎士(クロイツリッター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 07:17 UTC 版)
「機巧少女は傷つかない」の記事における「十字架の騎士(クロイツリッター)」の解説
ローゼンベルク 「十字架の騎士(クロイツリッター)」の主(ヘル)。第七十四位。登録コードは「散らない薔薇(ロサアダマント)」。 蜂蜜色の金髪を長く垂らした立派な体格の美青年。常に泰然とした態度を崩さず、性格は慎重。 シュナイダーと共にフレイを追い詰めるも、気絶から目を覚ましたロキの元に敗れる。 後に、ロキと再戦することとなるも、その言動がロキの怒りを買い、魔術師として再起不能となる。ソフィア ローゼンベルクの自動人形で、小柄でタワーシールドを持った騎士。「機巧兵士MK5」の一体で、魔術回路はシンの物よりも、分子の「静止」に性能が特化した防御型「完全統制振動」。 甲冑の中は美しい少女。一年前までは人間だったが、人形に機巧化された。ロキと偶然接点を持ち、その交流の折、自らの境遇を儚み、自身を人間として扱ってくれたロキの手で死ぬことを望み、その願いは果たされることとなる。 フェニックス ロキとの再戦時にローゼンベルクが使用した「伝説級」自動人形。変形機構付きの金属製のボディは、鉤爪を備えた巨大な腕の有翼人と、腕が脚部パーツに置き変わった怪鳥の二つの姿を持つ。炎熱の魔術回路(名称不明)を搭載しており、高熱の爪による斬撃、炎の噴射による高機動力に加え、熱を魔力に変換して吸収する機能は、ケルビムの完全な上位互換にして天敵というべき性能を誇ったが、生き血を魔力に変換するロキの機巧心臓と、炎を全て推進力に変えたケルビムとによる捨て身の力押しの前に粉砕される。 シュナイダー 「十字架の騎士」の「V(フュンフ)」。登録コードは「飛来する痛苦(ペインズエアレイド)」。 燃えるような赤髪の青年。気性は荒いが、敗北して本国送りになった仲間たちのために怒り、フレイを守る「ガルム」達に敬意を払うなど、結束を重んじる一面もある。 自動人形は長身痩躯のクレイモアを武器とする騎士。「機巧兵士MK5」の一体で、魔術回路はシンの物よりも、分子の「進行」に性能が特化した攻撃型「完全統制振動」。一度はロキを追い詰めるも、再戦時に「ガルム」達の消音作戦で聴覚を封じられた隙を突かれ、ケルビムの一撃で倒された。 ヴァイツゼッカー姉妹 「十字架の騎士」の「II(ツヴァイ)」と「III(ドライ)」。登録コードは不明。 双子の姉妹。2オン2の野戦演習においては三回生最強。雷真から見て五歳以上年下に見える容姿で、性格も無邪気で子供そのもの。 二体一対運用型の「機巧兵士MK5」を操り、シャルロットと交戦。魔術回路の共振により自身以外の対象の運動方向をも操作する能力で、シグムントの光線を跳ね返すなどしてシャルロットを追い詰めたが、最終的に巨大化させられたシグムントの力任せに押し切られて敗北。夜会参加資格を失う。 夜会参加資格を失った後も十字架の騎士の中では学院に残っており、11巻でシャルロットを救い、その後に友達となってシグムント奪還に協力する。 ヴォルタ 「十字架の騎士」の「IX(ノイン)」。イタリアの四回生。第八十六位。登録コードは不明。 背が低く、線の細い、中性的で甘い顔立ちをした少年。自動人形はシンの旧型に当たる「機巧兵士MK3」。アフマド(インドの三回生)、ロッソ(イタリアの四回生)、シラー(フランスの四回生)らと共に五人がかりでフレイを倒すべく指揮を執るが、乱入してきた雷真とロキに返り討ちにされ、本国に返される。 シュミット 「十字架の騎士」の「IV(フィア)」。登録コードは「粉砕者(ナッツパン)」。 褐色の肌の少年。キンバリー曰く、魔力は強いが波形が乱れる癖がある。自身の優位を確信して増長し、形勢が変わると途端に弱気になるなど、やや軽薄な性格。雷真といろりが夜々を取り戻しに動いた隙を狙って「十字架の騎士」四人がかりで花柳斎を襲撃するも、雷真の策によりその場に残っていたいろりとキンバリーによってあっさり返り討ちにされる。
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ドイツの名門ローゼンベルクを首魁とする夜会参加者の集団。機巧魔術(マキナート)の実験と他国の技術の情報収集のため、構成員の成績を操作し、七十四位から八十六位までを独占した。構成員の国籍は様々だが、ローレンス育英基金を通じて奨学金を受けているという共通点がある。
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