MK3とは? わかりやすく解説

Mk3(1970年-1976年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/21 04:52 UTC 版)

フォード・コーティナ」の記事における「Mk3(1970年-1976年)」の解説

1970年10月フルモデルチェンジされたコーティナ・マークIIIは、当時アメリカ車影響色濃いコークボトル・ライン」のスタイルとなり、特に全幅大きくなったためMk3より大分大柄に見えようになった。また2,000ccエンジン版も追加され、1クラス上のフォード・コルセア後継車としての役割も担うことになった。またエスコート・カプリに次ぐ英独フォード一元化政策基づいてドイツのタウヌス(TC系)と設計共通化され、両国でほぼ同じモデル生産されることとなった。ただし、コーティナもドイツフォード・タウヌスも長年親しまれていたロングセラーであったので、両車名そのまま継続され車体デザイン搭載エンジンにも若干独自性残された。 機構的にフロントサスペンションが、英国フォード自身考案であるマクファーソン・ストラットからダブルウイッシュボーンに、リアサスペンション時代遅れになっていた半楕円リーフから4リンクコイル式に改められ乗り心地改善されたが、特に大排気量エンジン車でアンダーステア特性顕著となった車種構成ベースモデル・L(Luxury)・XL(Xtra Luxury)・GT(Grand Touring)・GXL(Grand Xtra Luxury)となり、ロータス版やツインカム消滅したエンジン従来からのOHV1300、1600OHVのいわゆる「ケント・ユニット」がXL以下に、アメリカで生産されるサブコンパクトカー・ピント向けにドイツ・フォード開発した「ピント・ユニット」のSOHC1,593cc86馬力・1,998cc98馬力GTGXL搭載された。両モデルにはロスタイル・ホイールと4灯式ヘッドライト与えられた。 1973年秋にマイナーチェンジを受け、XL上のヘッドライト角型改められフロント周りダッシュパネル新しくなり、タウヌスと共通化された。また、GXL廃止されて「2000E(Executive)」となったまた、OHV1,599ccが廃止されて、1600はピント・ユニットに一本化された。 Mk3コーティナは引き続き英国のベストセラーカーであり続けドイツにおけるタウヌスよりも好評であった。なお、コーティナ・セダンリアドア部分デザインはタウヌスよりも抑揚強く、タウヌスにはコーティナにはない2ドアクーペV型6気筒エンジン搭載車用意されるなど、一元化は完全なものではなかった。

※この「Mk3(1970年-1976年)」の解説は、「フォード・コーティナ」の解説の一部です。
「Mk3(1970年-1976年)」を含む「フォード・コーティナ」の記事については、「フォード・コーティナ」の概要を参照ください。

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