加麻呂(かまろ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 01:52 UTC 版)
岡田秀樹をリーダーとするVIPカー系のチームで、エンドレスの松木と佐世保も入っている。日産車で統一されており(トヨタ車の松木は特例)、ナンバープレートの数字でチームの地位が決まっている(リーダーの岡田は1、松木は3、カズは13)主に夜間に河越の二芳パーキングで集合・活動しており、時々目立つ改造車を見つけては襲撃したり別のチームと乱闘したりと色々問題を起こしている。 岡田 秀樹(おかだ ひでき) 加麻呂のリーダー。愛車はプレジデントだが、紫外線を気にして夜しか乗らない。中高生の頃は松木と共に九州男の下で暴走族をしていた。現役の族時代はマイキーと共に恐れ知らずの吸血コンビとして周りから恐れられていたが、天上天下唯我独尊の九州男からは奴隷の如く扱われていたため、九州男の事は大の苦手としており同時にあこがれでもある。実家はパチンコチェーン店(パーラーOKADA)を経営しており、支店を1つ任されている。今でも喧嘩も相当に強く、周囲からも一目置かれており、たまに九州男にも強気で出ることもあるが喧嘩になると100%負ける。ただし、マイキーと組んだ時は別であり、一度二人で九州男に挑んだ際は、最初こそ圧倒されたものの不意討ちを駆使してすぐに追い詰めている(この時の勝負はシルビアの横槍で引き分けに終わったが)。翔子に一目惚れしており、彼女の頼みには逆らえない純情な一面も持っているが、影からは番犬などと揶揄されている。「車の助手席には翔子しか乗せないことにしている」という硬派な噂が一人歩きしているせいで、気軽に女を乗せられずに苦労している一面も。初期は次五郎と敵対関係にあったが、次五郎が九州男と互角の戦いを繰り広げた事で見直したのか、物語後半になるとスピットとの争いで手を貸したり、一緒に温泉に入ったり、大破したシルビアの部品集めに協力する、最終回にて次五郎結婚式に参列するなど、関係良好になった模様。愛飲している煙草はホープ。5年後は髪を染め直しており、黒髪になっている。 松木 浩美(まつき ひろみ) 愛称は「マイキー」。岡田と中学時代の同級生で親友。族時代から岡田とつるんで無茶をしてきたが、岡田と同じく九州男だけには逆らえない。一時期大阪へ引越しした為、大阪弁を喋る。陽気な性格のスケコマシで、胸には七つのキスマークが北斗七星の形を描いている。加麻呂に所属しながらも愛車はエスティマのマニュアルミッション車。加麻呂ではNo.2の地位。ドライビングテクニックはチーム随一で、ドリフトには不向きなはずのエスティマをハチロクのように振り回す。次五郎が手に入れる前からシルビアを狙っていて、緊張しっぱなしで傷だらけにしながら乗る次五郎にシルビアはふさわしくないと言って、シルビアを自分のものにしようとする。しかし、シルビアを一身に愛する心において次五郎に完敗し、次五郎を真のシルビアの持ち主と認める。その後エンドレスへも加入。昔、カラオケボックスでノリでマイクを女性の秘部へ入れたことから「マイキー」やら「マイク」と呼ばれているらしい。ただ、後者の呼び方ではあまり呼ばれていない模様。カイワレという名前の汚い犬を飼っており、このカイワレは危機察知能力が高い。また彼女との初体験当日にあせって事故死した青年の怨念が取り付いたカエルの置物カリーが自宅においてある。愛好するタバコはJPS。大阪に彩乃という彼女がおり、ひと騒動あったが結局は同居する事に。 その後は、カリーと一緒に穀物関係の相場師となり、その道で成功している。彩乃とも結婚した様子。 佐世保 繁(させぼ しげる) ひげと野球帽が特徴の男。岡田とは高校の頃からの付き合いで加麻呂のメンバーだが、自慢の日産車(グロリア)を修理中、仕方なく自宅に放置してあったキャロル(4代目)に乗って以来軽自動車に目覚める。キャロルもボルトオン・ターボで100馬力出せるようにしており、スポーツマフラーに240kmメーター・大径ホイールと高速走行使用にし、主に関越自動車道で走らせている。しかしそれも高速での風圧でおっぱいの擬似感覚を味わうというエロ目的のためであり、巨乳ジャンキーであり次五郎のエロ仲間でもある。この意気投合した頃からは次五郎の佐世保の呼び方が「佐世保」から「シゲちゃん」に変わった。エンドレスのメンバーでもあり、エンドレスでは当初はリーダーの座を狙っていたが、すっかりイロモノで定着している。アヤミという高校生の彼女がいるが頭が上がらない。手先が器用で自作のフィギュアを作れるほどで、ボウリングが上手い(ただし前二つの技能はほぼエロのために注ぎ込まれる)。かつて浜中に車を貸せと言われ拒否し前歯をへし折られたり、また右翼団体に拉致されたりはては岡田に等ボコられたり、少々不憫な扱いが多い。 カズ 加麻呂ではNo.13の座で、肥満気味の体形とセミロングとサングラスが特徴。松木の事はNo.3の座を取られ、日産で統一している加麻呂の中で唯一特例でトヨタに乗っているという事で快く思っていなかったが、いつの間にか打ち解け、一緒にエスティマに乗ってナンパしに行くなどちゃっかりしている。
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