加飯酒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:12 UTC 版)
加飯酒は、元紅酒と同様の製造法だが、糯米と麦麹を1割増量して作る。最低3年熟成させて出荷する。アルコール度数は18~19度。日本では加飯酒がよく飲まれている。 黄酒は、濾過した後、80 - 90℃に加熱(煮酒)して殺菌し、甕に詰める。その口を蓮の葉と油紙で覆い、素焼きの皿で蓋をし、竹皮で包み、粘土で塗り固める。日本向けのものは、粘土の代わりに石膏を使う。粘土では、日本の植物防疫法(検疫)に触れるので、輸出できないからである。
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