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兜塚古墳
兜塚古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:46 UTC 版)
兜塚古墳(かぶとづかこふん)は、東京都指定史跡に指定されている和泉支群に属す円墳で、近くに伊豆美神社があることから宮山(みややま)とも呼ばれる。また、稀に甲塚古墳とも表記されるが、誤表記である。墳丘南東側の形状から帆立貝形前方後円墳の可能性も指摘されている。1960年と1976年に調査が行われていて、直径43m、高さ5mとされた。周溝も含めた直径は70mとされ、狛江古墳群2番目の大きさを誇る。 墳頂は標高30.4mとなっていて、狛江市における最高地点である。墳頂には測量などの基準となる三角点が設置されている。 市が土地を公有地とし早期に保護したため、他の古墳に比べかなり保存状態が良好である。そういう経緯から古墳の全域が市有地となっており、いつでも立ち入ることが可能である。 調査は1987年と1995年に行われたが、調査は進んでおらず、前述の通り円墳ではなく帆立貝形前方後円墳の可能性や造出付円墳であった可能性がある。亀塚古墳との関係性も指摘されているが、あまりよくわかっていない。
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