仲間となるサブキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 06:07 UTC 版)
「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」の記事における「仲間となるサブキャラクター」の解説
以下は、戦闘でサブキャラクター(NPC:ノンプレイヤーキャラクター)として導かれし者たちを補助するキャラクターである。なおリメイク版のグラフィックは、FC版のグラフィックや関連書籍でのイラストとは別のものに変更されている。 ホイミン〔ホイミスライム〕 声 - 田中真弓(CDシアター版) 第一章で登場。古井戸の底に住み、人間になることを夢見るホイミスライム。人間の仲間になれば人間になれるかもしれないと考え、洞窟で出会ったライアンに同行する。戦闘時にはホイミを唱えライアンを援護する。仲間にしなくてもクリア可能である。 第五章では人間となった姿でキングレオ城にいるが仲間にはならず、ライアンが主人公たちと合流したあと、どこかに去り姿を消す。人間へと転生した経緯は『知られざる伝説』で語られているが、ゲームの原案ではなくあくまで別作家の創作である。リメイク版では、ベホイミスライムのベホイミンやベホマスライムのベホマンも登場する(仲間にはならない。ベホイミンは移民として登場、「ベホ移民」という駄洒落もある。ベホマンは、夜のスタンシアラの教会で怪しげな宗教の教祖をしている)。 シリーズ初の仲間になるモンスターであり、「ホイミン」という名前は後のシリーズ作における仲間になるホイミスライムに多数使われるようになった。また、初めてプレイした人の中にはホイミンを中ボスと勘違いしていた人もいたようである(『四コマクラブ』巻末より)。 DS版『VI』では、固定の仲間キャラクターとして同名のホイミスライムが登場するが、エンディングにて本作のホイミンと同個体であることを匂わせる発言をしている。 スコット〔用心棒〕 武術大会を観るためエンドールを訪れた兵士。男性。エンドールの教会付近にいる。第三章では用心棒として職を探しており、報酬(400G)を支払うことで5日間、トルネコの仲間となる。犬が嫌いなので、犬を連れていると仲間にできない。仲間にしなくてもクリア可能。ほかの章でも登場するが、名前は表されない(ロレンスも同様)。 ロレンス〔旅の詩人〕 声 - 里内信夫(CDシアター版) エンドールに宿を取っている旅の吟遊詩人。男性。第三章ではスコット同様、報酬(600G)を支払うことで5日間、トルネコの仲間となる。ギラ・ホイミ・ラリホーの3つの呪文を使うことができる。仲間にしなくてもクリア可能。 リメイク版では、詩人ながら歌は苦手という設定が付き、ブライに酷評された(ただし魔術の実力は認められている)ほか、本人も自覚している。 オーリン〔錬金術師〕 声 - 柴本浩行(CDシアター版) 第四章で登場。マーニャとミネアの父である錬金術師・エドガンの弟子。男性。マーニャとミネアの敵討ちの旅を支える。魔法の鍵の扉を素手でこじ開けるほどの力持ちであるが、実は当時から魔法の鍵を持っていたことが後に判明する。第四章の終盤でキングレオ城から逃亡する際に城の兵士に追いかけられ、マーニャとミネアを逃がすために自身は兵士を食い止め力尽きる。その後、マーニャとミネアが逃げたあとにキングレオ城から逃げ出した踊り子に助けられ、彼女とともに辛うじて逃げ延び、第五章以降はフレノールの宿屋で療養している。 ホフマン〔宿屋の息子〕 第五章で登場。砂漠の宿屋の主人の息子であり、馬車の持ち主。過去に冒険仲間に裏切られ、人を信じる心を失っていたが、主人公たちによって信じる心を取り戻す。主人公たちとしばらく旅をした後、ミントスでヒルタンに弟子入りするため主人公たちと別れる。離脱後はヒルタンの修行を受けながら、宿屋で働く。さらにリメイク版では、主人公たちが魔法の鍵を手に入れた直後に独立し、砂漠のバザー跡地で移民の町を作り、管理する。 彼の父の宿屋で飼われていた雌馬パトリシアは、主人公たちの馬車を牽引する。 パノン〔旅芸人〕 演 - 田中精(『ライブスペクタクルツアー』) 第五章で登場。世界中を旅して回っているお笑い芸人。男性。FC版では『ドラゴンクエストIII』の男遊び人のようなクラウンの姿をしていたが、リメイク版では口髭を蓄えた中年男に変化している。主人公たちとはとあるきっかけで旅を共にすることとなる。またリメイク版ではさまざまな町やダンジョンで地名にちなんだ駄洒落を披露する。PS版では別れた後、移民として登場する。 まどろみの剣を装備しており、ラリホーの呪文を唱えるなど、相手を眠らせる能力に長ける。 後に『VI』『IX』『X』でも同名の旅芸人が登場する。 『知られざる伝説』によると“パノン”という人物は複数存在しており固有名ではなく、苦しい時代に人々に「笑い」を広める者が襲名する屋号のようなものであるとされている。また、原作者堀井雄二が監修する『FC奥義大全書』や自ら執筆する「堀井雄二のゲーム大好き」(『週刊少年ジャンプ』連載)でも、「パノン」は「伝説のお笑い芸人」の固有名であるとされているが、世界に1人しか存在しないという点が異なる。 ルーシア〔天空人〕 第五章で登場。天空人の女性であり竜の子供の世話係。世界樹の葉を摘みに来た際、最上層で魔物に襲われ翼を折られたが、主人公たちに助けられパーティーに加わり天空城へと戻る。FC版では特殊なプレイを行えば最後までパーティーのメンバーに置いておくことも可能。 FC版とリメイク版では容姿が一部異なる。覚えている呪文は、FC版・リメイク版ともにベホマ・ルカナン・マヌーサの3つ。リメイク版では台詞の語尾に「ですぅ」がつく不思議少女系のキャラクターとなっており、見慣れない地上の世界に興味を持ち、色々な事柄に感激する。 ドラン〔龍の子供〕 第五章以降で登場。天空城でルーシアに世話をされている竜の子ども(ルーシアと同い年)。FC版では敵モンスターのコドラに近い外見であったがリメイク版では大きく変化している。ブレス攻撃を使うことができる。仲間にしなくてもクリア可能。リメイク版では第六章のストーリーを進めるとパーティーを離れる。
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