地上の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:37 UTC 版)
「ティム・バートンのコープスブライド」の記事における「地上の世界」の解説
ウィリアム・ヴァン・ドート ヴィクターの父親。魚の行商で財を成した成金であり、とぼけた性格で品格もない。妻のネルはお世辞で相手を持ち上げようとするが、それに対してウィリアムの方は、ちょっとしたケチを付けるような物言いをする。自分の魚店の商売を成功させ、大きな財を築く。妻のネルとともに上流階級への仲間入りを夢見ている。 ネル・ヴァン・ドート ヴィクターの母親。肥満した体に高価な服や毛皮、帽子に扇子を身につけた成金婦人。夫と共に上流階級への仲間入りを夢見ている。ヴィクターが姿を消した夜、その夢のために必死に彼を捜索する。 フィニス・エヴァーグロット ヴィクトリアの父親。没落貴族で路頭に迷うことを恐れ、娘を成金と結婚させようと計画する。いらつきやすい。マスケット銃を用いようとすることが多い。 モーデリン・エヴァーグロット ヴィクトリアの母親。夫とは愛し合っていないと断言し、結婚に愛は必要ないと言う。音楽は情熱的過ぎるとしてピアノを弾くことを禁じている。 メイヒュー ヴァン・ドート魚店の従業員で馬車の御者。呼吸器が悪いのか、しょっちゅう咳をしており、物語の途中で呼吸器不全で死亡、死者の世界でヴィクターと再会する。 ヒルデガート エヴァーグロット家に仕えるメイド。ヴィクトリアの世話をしている。 エミール エヴァーグロット家に仕える執事。エヴァーグロット邸に死者が大勢進入した際、主人たちを見捨てて逃げ出した。 バーキス・ビターン卿 結婚リハーサルにいきなりやってきた謎の男。ヴィクターが行方不明になったことをいいことに、エヴァーグロット夫妻に取り入ってヴィクトリアと結婚しようと目論む。 その正体は悪徳結婚詐欺師で、エミリーを騙したあげく死にに追いやった張本人。 ゴールズウェルズ牧師 非常に頭が固く、意地悪な牧師。ちょっとしたことで怒鳴り、ヴィクターを杖で叩く。クライマックスでは、教会に入り込もうとした大勢の死者達を追い返そうとするも、マナー違反を指摘されて茫然自失、成す術もなく押し入られてしまう。 町の触れ役 ベルを鳴らし、大声で町のニュースを叫んで知らせる。ヴィクターの結婚リハーサルの失敗や、エミリーとの逢引きや姿の晦ましなど、情報を掴むのはかなり早い。
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