他のチューニングショップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:36 UTC 版)
「よろしくメカドック」の記事における「他のチューニングショップ」の解説
那智 渡(なち わたる) 声 - 井上和彦 チューニングショップ「チャンプ」のオーナー。ロータリーエンジンを好み、マツダ・サバンナRX-7(SA22C型)のチューニングを得意とする。最初に風見と出会ったときはチューンの腕前・ドライビングテクニックとも風見を見下していたが、キャノンボールトライアルでのバトルを通じて風見を自身のライバルとして認める。 ゼロヨンGPで風見との互いの店の看板を賭けた勝負に敗れ、「チャンプ」を閉店してメカドックに加わるが、東日本サーキットGP終了後はメカドックを離れる。 ニヒルでプライドが高いが、一度口にしたことは守る男らしさを持つ。やや執念深い上に他人を見下す口調が多く、爽やかさに欠けるところがあるが、メカドック加入時には明るい一面も見せた。 原作のサーキットGP編では風見にフェアレディZを、アニメ版のゼロヨンGP編ではCR-Xを盗まれたメカドックに代替のCR-Xを提供した。 クールなイメージということで、声優の野沢那智をもとに名付けられた。 渡辺 俊光(わたなべ としみつ) 声 - 石塚運昇 通称「ナベさん」。チューニングショップ「レーシングワタナベ」のオーナー。 日産・フェアレディZ(S30型)にこだわりを持つ「チューナーの神様」。 メカドックのスタッフ一同がメカドックを開く前から目標にしていた人物であり、風見が一番尊敬する人。 風見・那智と長年にわたり三つ巴の戦いを繰り広げるが、ゼロヨンGPで風見に敗北後、チューナー・ドライバー引退を表明。 ところが東日本サーキットGP直前に突然「夢幻」からの復帰を発表し、メカドックのスタッフ一同を驚かせた。 実はこの時既に白内障を発症しており、それを知りつつ同イベントに強行参加するが、レース終了直前には失明寸前のところまで追い込まれる。 それでも神懸り的なドライビングテクニックで最後まで風見・那智らを苦しめたが、結局同イベントを最後にチューナー・ドライバーを引退した。 風見や那智といった若手チューナーが乗り越えなければならない「壁」として、度量の大きい大人の男として描かれているが、露崎いわく、若い頃の渡辺は那智にそっくりな性格だったらしい。 若者があこがれる偉大なチューナーとしてのイメージは、当時の有名チューナーのひとり、雨宮勇美がモデルと言われている。 アーケードゲーム『戦国大戦』と『月刊コミックゼノン』がコラボレーションを行った際、武将・渡辺長を次原がデザインしており、彼がモチーフになっている。 露崎 武士(つゆざき たけし) 声 - 小林勝彦 北海道のチューニングショップ「紫電改」のオーナーで、渡辺の師匠。 渡辺のマシンでさえエンジン音を聞いただけで調整の必要性を指摘するほどの知識と経験を持つ、チューニング界の生き字引のような人物。 戦時中は戦闘機などをチューニングしていた。 紫電改の前身「露崎モータース」時代はレーサーとしても活躍したが、あるレースで渡辺が自分を破り優勝したのを機にドライバーを引退。 年配だが年寄り扱いされるのは嫌いらしく、それを言われるとやんわりと拒否する。 頑張っている若手チューナーを応援したい一心から、時におせっかいな一面を見せる。 アニメ版東日本サーキットGP編では夢幻のスーパーバイザーとして登場し解説として実況ヘリにも同乗している。 東條 誠(とうじょう まこと) 声 - 田中秀幸(8話)→堀内賢雄(28話)→小滝進(現・大滝進矢)(29話) チューニングショップ「ハイギャード」のチューナー兼ドライバー。 キャノンボールトライアルで風見を良きライバルと認めた最初の人物。 那智同様プライドが高いが、風見が事故を起こしそうになったときに心配したり、自分がクラッシュした際に駆け寄ろうとした風見を制止してレース続行を促したり、風見の車やドライビングテクニックを軽く褒めるなど、那智に比べると友好的で爽やかな性格である。 チューニングポリシーは「与えられた高性能ではなく、作り出す高性能」。 キャノンボールトライアルではツインエンジン搭載のピアッツァで勝負し、東日本サーキットGPでは逆の発想か、軽量のMR2でハイパワー車をぶっちぎろうとしていた。 キャノンボールトライアルではリタイア、ゼロヨンGPは不参加であったが、東日本サーキットGP、MITOコンツェルン編での大会では、スコアボードベスト10圏内の常連であることから、チューナー・ドライバーの腕はともにかなりのものである。
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