主要人物と関わる主な人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 10:53 UTC 版)
「不良少女とよばれて」の記事における「主要人物と関わる主な人たち」の解説
西村朝男 演 - 松村雄基 不良組織「東京流星会」会長。第16話の時点で19歳。悪竜会とは敵対関係にあったが笙子の経歴を調査して知ってから惹かれていく。幼少時代に実母を不慮の事故で亡くし、一周年を待たずに実父は再婚するが継母が気に入らず登校拒否を続けて家庭内暴力を起こし、小学5年の頃に実父の所有するライフル銃で実父に大けがを負わせ5年間を教護院で過ごした。笙子を自分の女にする為に麻理を愛育学園へ送り込むなど度々行動を起こしていたが、流星会壊滅前に警察から指名手配されると手下などの仲間を引き連れて自ら学園に潜入して笙子を奪還するが、追って来た哲也と対決の末に自首し留置所から少年鑑別所へ送られる。更生後はやり手の実業家に変貌した。笙子が仮退院後には彼女を想いつつも親身になって笙子の力になるなど見守っている。 山吹麻里 演 - 比企理恵 東京流星会副会長。横浜出身。父親を幼少時に労災で亡くし母親の再婚後に継父とうまくいかず不良になった。朝男に好意を寄せており、個人的に悪竜会の女会長として更に恋敵として笙子を憎んでいたが、後に笙子を朝男の元へ出向かせるよう脱走計画実行の命令を受けて自ら出頭して学園へ収容される。笙子を焚きつけて脱走の手助け後に自身も恋い焦がれていた朝男に逢いたいが為に脱走するが、白百合組に袋叩きにあったことを知った朝男から流星会を除名されて後ろ盾がなくなる。学園に戻った後葉子の命令で白百合組から酷いいじめを受けるようになると、誰からも相手にされず再び脱走を考えたり投げやりになっていたところを敵対する笙子に助けられてやがて友情が芽生える。その後は以前のように喧嘩っ早く勝気な性格を取り戻す。笙子と決着を付けようとする葉子が、白百合組に強奪させた哲也が自分の命よりも大切な笙を少年院の倉庫内で燃やそうとした際、果たし状を受け取った笙子を追い出して代わりに自身が葉子と決闘するが、その最中に葉子が理科室から盗み出し倉庫内に保管していたカリウムに引火してその火災により大火傷を負いながら笙を取り戻した直後に笙子に看取られて亡くなる。 丹波秀介 演 - 名古屋章 相模愛育女子学園園長、通称「丹波の山猿」。若い頃は「ゴリラ」と呼ばれて恐れられていた元不良だが、温厚な人柄で収容された少女たちの更生に気を配っている。座右の銘は、「人生やり直しができる」と「ネバー・ギブアップ」(あきらめるな)。学園での様々な場面において院生たちに過去の犯罪の反省を促したり、これからの人生にとってプラスになる考え方や、周りの人との向き合い方などを言葉で伝える。基本的には院生たちにとって第二の父親のような大きな愛で見守っているが、必要と感じた時は烈火のごとく激怒することもある。なお名古屋は『ポニーテールはふり向かない』でも当作と同じ役職・役名で登場する。 男谷俊介(おたに) 演 - 宮崎達也 哲也の幼馴染で弁護士。哲也とは小学校から大学まで同じ親友。実直で正義感が強い性格。恭子が哲也と破談後には密かに心惹かれていくが、彼女の幸せを第一に考え自分の気持ちを抑えたまま哲也との仲を取り持とうとする。このため笙子と哲也の交流を辞めさせようとする存在となり、2人から少々お節介に思われている様子。その後酒井の魔の手から恭子を度々1人で救出しようとする。 代々木晶子 演 - 山田邦子 横浜伊勢佐木町のスナック「ジョーズ」のママ(経営者)。通称「ジョーズのオアキ」と呼ばれた座間の元スケバンで少年鑑別所へ収容された経歴がある。姉御肌で面倒見がよくユニークな性格の持ち主で、笙子や悪竜会メンバーたち不良少年少女の一番のよき理解者でもあり店内は悪竜会の溜まり場にもなっている。子供の頃は小さなバーを経営する母の手で育てられたが店内には暴力団組員などが頻繁に出入りするなど周りの環境の悪さから不良になり、その後座間へ流れてきた不良時代の葉子と出会い親しくなった。多大な恩義を持っている葉子が少年刑務所を出所後には良夫と一時期別離して身元引受人となり行動を共にしながら、朝男の力添えで彼女と花屋を開く。 酒井晴彦 演 - 重田尚彦 表向きはロイヤル貿易というアクセサリーなどを扱う会社を経営しているが、裏では覚せい剤の売買を行っている悪徳な実業家。殺人以外の悪行は全て行ない高等少年院へ8年収容されたが更生できなかった根っからの悪党で、過去にも恭子以外に資産家令嬢たちを薬物中毒にして証拠を残さず結婚詐欺や恐喝などで全財産を奪うなどの知能犯を得意としている。恭子を薬物中毒にして逃げられないようにしてからは秘書として自分の会社で働かせ、最後は恭子と保険金殺人目的で偽装結婚して恭子を殺してから一目惚れした真琴と海外へ逃亡しようしたが、笙子や真琴たちによって恭子との偽装結婚は阻止された。しかし恭子を救出しようとした哲也をダイナマイト爆破で殺害する。
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