主な群集事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:04 UTC 版)
詳細は「事故の一覧#群集事故」を参照 1934年1月8日 - 京都駅跨線橋転倒事故京都駅構内で海軍に入団する新兵を見送るために集まった人垣で将棋倒しが発生。死者77名、重軽傷者74名。 1954年1月2日 - 二重橋事件皇居の一般参賀に訪れた人達の将棋倒しが発生。死者16名、重軽傷者65名。 1956年1月1日 - 彌彦神社事件新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社で初詣客が殺到。死者124名、重軽傷者77名。 1960年1月26日 - ソウル駅圧死事故(朝鮮語版)韓国のソウル特別市にて旧正月の帰省客で混雑していたソウル駅で列車に乗ろうとした乗客が将棋倒し、31人が死亡。 1960年3月2日 - 横浜歌謡ショー将棋倒し事故神奈川県横浜市中区の横浜公園に在った横浜市立体育館で、ラジオ関東(現:ラジオ日本)主催の『歌謡曲ゴールデン・ヒット・ショー』公開録音の観覧に訪れた聴衆が開門と同時に殺到し、将棋倒しとなった。死者12名、負傷者14名。なお、当該イベントは開催中止となり、ラジオ関東サイドも当日夜に放送する予定だった全番組を休止する措置を取った。 1964年5月24日 - エスタディオ・ナシオナルの悲劇ペルーの首都リマでサッカー東京オリンピック南アメリカ代表決定予選の試合中に判定結果から暴動が発生。鎮圧に警察が出動して観戦中の観客約4万5千人が逃げ惑う事態となり、300名以上が圧死、負傷者約500名。 1989年4月15日 - ヒルズボロの悲劇イングランド・シェフィールドのヒルズボロ・スタジアムで行われた、リヴァプールFC対ノッティンガム・フォレストFC戦で、ゴール裏の立見席に収容能力を上回る大勢のサポーターが押し寄せたことにより死者96人、重軽傷者766人を出す惨事となった。イギリスのスポーツ史上最悪の事故と評される。 1990年7月2日 - 1990年メッカ巡礼事故(ペルシア語版)ハッジの群集がメッカからミナへ通じるトンネル内で将棋倒しを起こし、1,426人が死亡。 1993年1月1日:蘭桂坊将棋倒し事故(中国語版)午前0時過ぎ、香港のランカイフォン(蘭桂坊)にて新年を迎える人々が揉み合い状態になり徳己立街との境界地点で将棋倒しに、日本人1人を含む21人が死亡し62人が重軽傷を負った。 2001年7月21日 - 明石花火大会歩道橋事故兵庫県明石市の大蔵海岸で開催された花火大会の終了後に、帰路に着く人の列が歩道橋に集中し死者11名、重軽傷者247名。 2010年7月24日 - ラブパレード死傷事故ドイツ デュースブルクで開催されていたラブパレードの入場口で人があふれて転倒者が生じ、圧迫によって21人が死亡、500人以上の負傷者を出す。 2014年12月31日 - 2014年上海外灘雑踏事故上海市外灘に新年のカウントダウンに集まっていた群衆の将棋倒しが発生し、36名が死亡、47名が負傷。 2015年9月24日 - 2015年メナー群衆事故ハッジに訪れていた多数の巡礼者が将棋倒しとなり2,181人以上が圧死。ハッジでの群集事故としては史上最悪となった。 2021年11月5日 - アメリカ合衆国テキサス州で開催されていた、 トラビス・スコットのライブにおいて、ステージに押し掛けた観客の内8人が死亡。
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