世界設定・重要単語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:09 UTC 版)
「異界戦記カオスフレア」の記事における「世界設定・重要単語」の解説
ダスクフレアとデミウルゴス 本世界観はグノーシス主義に基づいた神話構造をしており、かつて世界を創造しながら意にそまぬとして滅ぼそうとした傲慢な唯一神デミウルゴスと、それに立ち向かい勝利した神々による世界だとされている。 相互に対立するかのように見えるカオスフレアたちはそれぞれ、デミウルゴスによってエゴを強化され、現在の世界を否定しようとする存在「ダスクフレア」と戦うことができる唯一の存在である。相互の文化やイデオロギーを超越し、巨悪に立ち向かう和解と理解が本ゲームのテーマである。 さらに「バシレイアへの帰還」ではデミウルゴスとの和解の可能性まで示唆され、そのテーマは更に強化された。 孤界(スフィア) 「三千世界」を構成する様々な世界の事。世界ごとに法則や範囲・形態は異なれど、「フレア」があり「天使」が法則管理をしていることは共通している。 世界間の移動は通常不可能だが、高い技術や世界間の「壁」が薄くなっている場所などを通じれば可能であり、「界渡り(ソーテリア)」と呼ばれる。その方法には「各孤界にそれぞれある宇宙内の門を通る」ケースもある。 主な孤界としては「オリジン」、ネフィリム・パンデモニウム・アスラ・ダーカの故郷「惑星エルダ」、「美酒町」等があり、特にオリジン-美酒町間は「界渡り」が起こりやすくなっている。だが「地球」への「界渡り」は現状全勢力が成しえていない。 リオフレード魔法学院 オリジンに存在する小中高までの学院。学院長は大賢者アウゼロン。現在はミームや年齢を問わず生徒を受け入れており、テオス出身の生徒も在籍している。 部活の数は百をゆうに越えていて、生きているならば恐竜でも何でも飼ってしまう生物部が存在していたり、最近では軽音楽部が乱立していたり、カバディ部は試合相手を探して世界移動してしまっているという。また、学内では『薔薇十字の指輪』の争奪戦が繰り広げられている。 黄泉還り オリジン固有の現象で、弔われぬ死者が無差別に人を襲う異形と化したものを指す。この現象のため各勢力は大規模な(多数の死者を出す)作戦が行いづらくなっている。 モナドトルーパー(MT) 富嶽とオリジンの貴族が合同で考案し、科学者や魔術師がグレズの構造を元に開発した人型巨大ロボット。その中には通常の機体を遥かに凌駕する性能を持ちつつも「アニマ」と呼ばれるアンドロイドを伴わないと操縦できない騎士型の機体なども存在する。 初版では富嶽の影響下にある「ミリティア」部隊が最大勢力だったが、『SC』では「ミリティア」のオリジン側指導者らがテオスに離反し「ドミニオン」階級となった。その後「ミリティア」残留組はオリジン守護部隊「ORDER」として再編され(『ラビスフィロソフォルム』)、「ミリティア」を失った富嶽でも独自のMT操縦者「鷹武者」が増加(『クリムゾンガーネット』)、暁帝国の「白華郎」部隊でも運用が開始されている(『ジェネシックサファイア』)。本来は近年になって開発されたものだが、超古代の遺跡からMTらしき機体が発見されたり、『徳川銀河』ではオリジンとは全く関係なく新開発されている等謎が多い。 歩行戦車 比較的小型な有人搭乗ロボット。原型は超古代において作られた「人型の情報記録装置」であり、そのため「記憶」を力にするサクセシュアの操作適性が高い。他にもネフィリムの「VIPER」部隊・テオスの「セラフィム」階級・傭兵民族「カザーク」が組織的に運用しており、ある崩壊寸前の世界でも適合手術を受けた「メルカバ」(テオスにおける歩行戦車の名でもある)達が登場している。 宿命管理局 VF団 『ヴァイスフレア』なる謎の指導者を長と崇め、三千世界全土の征服を目論む秘密結社。最高幹部の『三将軍』、実働幹部たる無双の『八部衆』(「8」とあるが8人以上いるとも言われる)などからなるが、美酒町に対する対応等では各幹部間で意見・対策が異なっている。
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