世界警察消防競技大会
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世界警察消防競技大会(World Police and Fire Games)は、世界の警察官や消防士が参加する2年に1度の総合競技大会である。世界警察消防競技大会連盟本部が主催しており、日本では日本警察消防スポーツ連盟が支局として活動している。
歴史
1985年、アメリカ・カリフォルニア州警察の警察官らがスポーツ振興を目的とした第1回カリフォルニア州警察オリンピックを開催した。このオリンピックは世界各地の警察官から絶賛され、同年に第1回世界警察消防オリンピックが同州サンノゼで開催された。
大会は約10000人の警察官・消防士が参加し、60を超える種目で行われる。参加人数としてはオリンピックに次ぐ規模になっている。
競技種目
- アーチェリー
- バドミントン
- ベースボール
- バスケットボール
- ビーン・バック・トス(Bean Bag Toss 英語版)
- ベンチプレス
- バイアスロン
- ボディビルディング
- ボウリング
- ボクシング
- クロスカントリー
- クロスフィット
- サイクリング
- ダーツ
- デカスロン(十種競技)
- ドッジボール
- ドラゴンボート
- フラッグフットボール
- ゴルフ
- ハーフマラソン
- ホースシュー(蹄鉄)(Horseshoes 英語版)
- アイスホッケー
- 柔道
- 空手
- モトクロス
- ラグビー
- ショットガン
- サッカー
- ソフトボール
- ステアレース
- 水泳
- 卓球
- テコンドー
- テニス
- 陸上
- トライアスロン
- バレーボール
- レスリング
開催都市
- 1985年:アメリカ・カリフォルニア州・サンノゼ
- 1987年:アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴ
- 1989年:カナダ・バンクーバー
- 1991年:アメリカ・テネシー州・メンフィス
- 1993年:アメリカ・コロラド州・コロラドスプリングス
- 1995年:オーストラリア・メルボルン
- 1997年:カナダ・カルガリー
- 1999年:スウェーデン・ストックホルム
- 2001年:アメリカ・インディアナ州・インディアナポリス
- 2003年:スペイン・バルセロナ
- 2005年:カナダ・ケベック・シティ
- 2007年:オーストラリア・アデレード
- 2009年:カナダ・バンクーバー
- 2011年:アメリカ・ニューヨーク州・ニューヨーク
- 2013年:北アイルランド・アントリム県・ベルファスト
- 2015年:アメリカ・バージニア州・リッチモンド
- 2017年:アメリカ・カルフォルニア州・ロサンゼルス
- 2019年:中国・四川省・成都市
関連項目
外部リンク
世界警察消防競技大会
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「日本警察消防スポーツ連盟」の記事における「世界警察消防競技大会」の解説
世界警察消防競技大会 (World Police and Fire Games) WPFGは、世界の公安職員及びその退職者による国際総合スポーツ大会である。 2年に1度開催され、出場者は大会ごと約1万人にも上り、国際オリンピック委員会(IOC)が主催するオリンピック夏季大会の規模に続く超大型スポーツ大会である。 日本警察消防スポーツ連盟はWPFGに出場する日本の公安職選手の様々な支援を行っている。 主たる支援として、WPFGではテロ等犯罪防止対策で出場選手等に警察手帳などの身分証明書=IDカードの提示を義務付けているが、日本では公務外の使用が禁じられていることから、WPFGFの承認を受け、2003年から日本警察消防スポーツ連盟が大会認定IDカードの交付を行っている。 また公認日本選手団として公式ユニフォームを制定している。
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