世界初・日本初
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 22:13 UTC 版)
日本初、世界初を以下に並べる。 流れるプール1965年(昭和40年)に世界初の流れるプール設置。 ウォーターシュート1927年(昭和2年)に開業した。営業用として日本初。1968年(昭和43年)廃止。なおウォーターシュート自体は、1903年に大阪で開かれた第5回内国勧業博覧会が日本初。 サイクロン1965年(昭和40年)に開業した。トンネル内を走行するローラーコースターとしては日本初。当初はトンネル内にレインボーカラーの照明が付けられていたが、たまたま照明を消して試運転したところスリルが増したという事から、以降暗闇の中を走行するようになった。 アドベンチャーゾーン アフリカ1969年(昭和44年)7月19日に開業した。本格的ダークライドとして日本初。1998年(平成10年)廃止。 ハイドロポリス曲線型の大型ウォータースライダーとしては日本初。開業した1988年には18本だったが、翌年に13本追加され9種類31本のスライダーとなった。閉園時も20本前後が稼働していた。当時の来園者数から20分以内に1本滑る計算をしたところ、この本数になったとの事。なお、ウォータースライダー自体は1963年に船橋ヘルスセンターに設置されたものが日本初。 フライングパイレーツ1984年(昭和59年)4月28日開業。大型のバイキングとしては日本初。 プロペラ駆動(後に電動式に変更)の懸垂型モノレール1951年、鉄道技術者の三木忠直(鉄道技術研究所)が開発したものが日本初。園内で一周200mのアトラクションとして設営されていた。車両は日立製作所笹戸工場製。ジェットコースターが開発されて引退するまで、「空飛ぶ電車」として好評を博した。日立懸垂式モノレールであり、走行桁上部に設置された案内用の1線の鉄軌道により、走行し、架線は走行桁下部より集電する。架線電圧は直流(DC)600Vである。単一方向での環状運転であり、運転台は運転方向にのみ存在する。また、車体前部のプロペラはプロペラ推進計画での名残である。1両での単車運用である。運転台は主幹制御器とブレーキ弁、圧力計のみと旧性能車両の運転台そのものと見える。台車は1車両当たり2基のボギー式である。駆動は吊り掛け式(ノーズサスペンション)。制御器は日立製電磁単位スイッチ式MCD10-1。直列抵抗制御である。制動は抑速発電併用SME。電動機はHS30-1を1台車につき1基、1車両当たり1基を装備する。設計最高速度は40km/h(メーカー車両パンフレットの記載による)であり、実運転速度はこれより低速での運転だったと思われる。1968年頃に運行終了し、廃止後の車両動向は一切不明である。また、現在では遺構等も存在しない。 フリーパス1977年に年間フリーパス「木馬の会」を発足、1980年に1日フリーパス「ビッグファン」を販売開始。均一料金で何度も利用できる制度は日本初。
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