三星堂 (医薬品卸)とは? わかりやすく解説

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三星堂 (医薬品卸)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 01:09 UTC 版)

株式会社三星堂(さんせいどう)は、かつて医薬品医療機器試薬を中心に事業を展開していた日本企業である。地盤の近畿地方では首位であった。武田薬品工業の連結持分法適用会社。現在のメディパルホールディングス

概要

大株主

営業地域

  • 兵庫県・富山県・石川県・福井県・岐阜県・愛知県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良市・和歌山県

沿革

  • 1898年 (明治31年) 10月8日 熊田佐一郎が、兵庫県神戸市元町通り6丁目113番地に熊田三星堂薬舗を創業
  • 1904年 (明治37年) 広島支店開設(1911年<明治44年>に当時の支店長に譲渡)
  • 1915年 (大正04年) 店舗改造を機会に表の看板に「衛生百貨店・三星堂」とした。このころの主力取引メーカーは武田長兵衛商店・塩野義・田辺・藤沢・大日本製薬日本新薬東京田辺丸石製薬・日本薬品洋行(森下製薬)等。
  • 1922年 (大正11年) 07月 「合資会社三星堂」に商号変更
  • 1923年 (大正12年) 05月 資本金20万円で株式会社三星堂設立
  • 1924年 (大正13年) 三星堂卸部門を分離して栄町5丁目に移転する
  • 1924年 (大正13年) 三星堂元町店を小売部として1階薬品部・調剤室・化粧品部とし、2階にソーダーファウンテンを開設
  • 1933年 (昭和08年) 10月 三星堂卸部を北本町3丁目に移転
  • 1939年 (昭和14年) 01月 元町3丁目に分店開設
  • 1940年 (昭和15年) 元町3丁目分店の2階に美容院を併設
  • 1945年 (昭和20年) 03月17日の大空襲により元町分店焼失
  • 1945年 (昭和20年) 06月5日の大空襲により6丁目小売部焼失
  • 1945年 (昭和20年) 元町6丁目国鉄高架下の疎開倉庫で営業開始
  • 1945年 (昭和20年) 12月 加納町2丁目に卸部移転
  • 1945年 (昭和20年) 創業者・熊田佐一郎死去
  • 1947年 (昭和22年) 03月 姫路出張所開設(8月姫路支店に昇格)
  • 1948年 (昭和23年) 07月 淡路出張所開設(昭和24年に支店に昇格)
  • 1950年 (昭和25年) 仕入れ部「大阪連絡所」開設
  • 1955年 (昭和30年) 卸部を山本通2丁目6番地に移転
  • 1956年 (昭和31年) 03月 本社を生田区山本通2-6に移転
  • 1960年 (昭和35年) 尼崎支店を開設
  • 1963年 (昭和38年) 03月 合資会社布袋堂薬局の卸部門を譲受
  • 1963年 (昭和38年) 05月 株式会社立石堂の卸部門を譲受
  • 1963年 (昭和38年) 12月 ホノキ薬品株式会社の卸部門を譲受
  • 1964年 (昭和39年) 元町営業所を元町通6-52に新築移転
  • 1964年 (昭和39年) 09月 伊丹支店開設
  • 1964年 (昭和39年) 11月 合資会社赤壁薬局の卸部門を譲受し、西宮連絡所が発足
  • 1965年 (昭和40年) 明石支店西脇出張所開設
  • 1966年 (昭和41年) 豊岡出張所開設
  • 1970年 (昭和45年) 04月 浦名薬局(兵庫県篠山市)の卸部門を合併し、三星堂丹波支店が発足
  • 1971年 (昭和46年) 01月に厚和薬品と、04月に田辺薬品(近畿圏域の医薬品卸で製薬メーカーの田辺製薬とは別会社)と合併。近畿圏医薬品卸業の大型合併となる。同年「中岡好仁堂」(大阪府池田市)「ヤナリ薬品」(大阪府堺市)「南野薬品」「近畿畜産薬品」(大阪府大阪市東区)「和光堂薬品」(大阪府茨木市)「大阪診療薬品」(大阪府堺市)「岡部薬品」(大阪府大阪市都島区)「東大阪診療薬品」(大阪府東大阪市)を吸収合併
  • 1973年 (昭和48年) 09月 阪南出張所開設
  • 1975年 (昭和50年) 03月16日 株式会社平松(大阪府岸和田市)の卸部門を合併し、三星堂和泉支店が発足
  • 1975年 (昭和50年) 04月 枚方支店開設
  • 1976年 (昭和51年) 04月 「株式会社三星堂薬局」設立
  • 1976年 (昭和51年) 05月 トミヤ薬品株式会社の卸部門を譲受
  • 1976年 (昭和51年) 11月 相生支店、奈良支店を開設
  • 1978年 (昭和53年) 02月 加古川支店開設
  • 1979年 (昭和54年) 07月 大阪北支店開設
  • 1979年 (昭和54年) 07月 兵庫物流センター開設
  • 1979年 (昭和54年) 08月 大阪南支店開設
  • 1980年 (昭和55年) 01月 神戸営業所を神戸第一支店と神戸第二支店に分割
  • 1980年 (昭和55年) 01月 阪神営業所と大阪営業所をそれぞれ支店に昇格
  • 1981年 (昭和56年) 04月 阪神支店を阪神支店と阪神第二支店に分離
  • 1981年 (昭和56年) 04月 豊岡支店新築移転
  • 1981年 (昭和56年) 05月 神戸第一支店北神出張所開設
  • 1982年 (昭和57年) 05月 大阪西支店開設
  • 1982年 (昭和57年) 05月 伊丹支店開設
  • 1982年 (昭和57年) 10月 武田薬品と受発注・販売情報データ交換
  • 1983年 (昭和58年) 05月 三星堂薬局閉店
  • 1983年 (昭和58年) 07月 神戸東支店開設
  • 1983年 (昭和58年) 08月 営業本部を廃止
  • 1984年 (昭和59年) 06月 箕面支店開設
  • 1984年 (昭和59年) 07月 北神出張所を支店に昇格
  • 1984年 (昭和59年) 07月 宇治支店開設
  • 1984年 (昭和59年) 09月 全社オンライン化
  • 1986年 (昭和61年) 03月 中央薬品株式会社と業務提携
  • 1986年 (昭和61年) 07月 中央薬品株式会社の卸業務を譲受
  • 1987年 (昭和62年) 03月 宇治支店京都南出張所開設
  • 1988年 (昭和63年) 03月 泉南支店開設
  • 1988年 (昭和63年) 03月 株式会社エイ・エム・エスと代理店契約
  • 1988年 (昭和63年) 山本薬品(奈良県)を合併し、桜井支店が発足
  • 1988年 (昭和63年) 05月 西神支店開設
  • 1988年 (昭和63年) 07月 「JD-NET」稼動
  • 1988年 (昭和63年) 10月 姫路支店新築移転
  • 1989年 (平成元年) 07月 京都南出張所を支店に昇格
  • 1989年 (平成元年) 10月 資本金9,900万円で「サンデー総合企画」を設立
  • 1990年 (平成02年) 10月 本河薬品の卸部門を合併
    • 舞鶴支店・滋賀支店・福井支店・福知山営業所・宮津営業所・大津営業所・長浜営業所・小浜営業所・敦賀営業所を開設
  • 1991年 (平成03年) 04月 大手メーカー6社の新仕切価制導入により新価格体系に移行
  • 1991年 (平成03年) 04月 和歌山支店開設
  • 1991年 (平成03年) 06月 合資会社玉清丹薬局(和歌山県橋本市市脇)の卸部門を合併し、紀北支店が発足
  • 1991年 (平成03年) 06月 福知山営業所新築移転
  • 1991年 (平成03年) 07月 「K-NETシステム」販売開始
  • 1991年 (平成03年) 12月 敦賀営業所新築移転
  • 1992年 (平成04年) 01月 「大津営業所」を「滋賀支店営業所」に変更
  • 1992年 (平成04年) 02月 三星堂開発の「専用伝票システム」の使用権を中北薬品に譲渡
  • 1992年 (平成04年) 03月 紀北支店新築移転
  • 1992年 (平成04年) 04月 「得意先納入価決定システム」稼動
  • 1992年 (平成04年) 06月 滋賀支店新築移転
  • 1992年 (平成04年) 07月 クラヤ薬品との共同で「IBRDジャパン」設立
  • 1992年 (平成04年) 09月 北神支店と舞鶴支店がそれぞれ新築移転
  • 1993年 (平成05年) 03月 福井支店新築移転
  • 1993年 (平成05年) 06月 大阪支店廃止
  • 1993年 (平成05年) 11月 「宮津営業所」を「丹後営業所」に変更
  • 1994年 (平成06年) 02月 「見積書作成システム」導入
  • 1994年 (平成06年) 07月 敦賀営業所を支店に昇格
  • 1994年 (平成06年) 10月 中栄草栄堂(石川県)を合併
    • 中栄金沢営業所・中栄小松営業所・中栄七尾営業所 開設
  • 1994年 (平成06年) 10月 阪神第二支店開設
  • 1996年 (平成08年) 01月 中栄金沢営業所・中栄小松営業所・中栄七尾営業所を中栄の名称を取り支店に昇格
  • 1996年 (平成08年) 03月 「SEEDS北神戸」開設
  • 1996年 (平成08年) 04月 完全子会社の田辺薬品が行っていたワクチン・防疫薬剤などの販売を三星堂に移行
  • 1996年 (平成08年) 04月 IBRDジャパンの出資を引き上げ
  • 1996年 (平成08年) 07月 田辺薬品株式会社を「株式会社サンメディス」に商号変更しジェネリック販売企業とする
  • 1996年 (平成08年) 07月 紀伊田辺営業所開設
  • 1996年 (平成08年) 11月 「STARS Ver2」サンエスと代理店契約を結ぶ
  • 1996年 (平成08年) 12月 小浜営業所新築移転
  • 1997年 (平成09年) 01月 丹波支店が西脇支店に統合
  • 1997年 (平成09年) 01月 「長浜営業所」を「湖北営業所」に変更
  • 1997年 (平成09年) 04月 小松支店新築移転
  • 1997年 (平成09年) 05月 富山営業所開設
  • 1997年 (平成09年) 07月 姫路第二支店開設
  • 1997年 (平成09年) 07月 「スクラムシステム竜馬」導入開始
  • 1997年 (平成09年) 07月 バレオ、サンエス、アステムの3社と物流機能の共同研究で業務提携
  • 1997年 (平成09年) 10月 「STARS」エバルスと代理店契約し中国地区で販売開始
  • 1997年 (平成09年) 11月 本河薬品と共同出資で「株式会社本河順生堂備蓄薬局」設立
  • 1997年 (平成09年) 11月 株式会社ラブドラッグスとドラッグストアー経営で業務提携
  • 1998年 (平成10年) 01月 東京事務所開設
  • 1998年 (平成10年) 06月 神戸東支店を廃止
  • 1998年 (平成10年) 07月 岐阜支店開設
  • 1998年 (平成10年) 08月 バレオ、サンエス、アステムの3社とSTARSの開発と普及の共同実施で合意
  • 1998年 (平成10年) 09月 「株式会社エルフ」と介護事業で業務提携
  • 1998年 (平成10年) 09月 グループウエア「I-NET」本格稼動
  • 1998年 (平成10年) 山陽薬舗(兵庫県)を合併
  • 1998年 (平成10年) 10月 富山営業所を支店に昇格
  • 1998年 (平成10年) 10月 帝人システムテクノロジーと共同出資で「株式会社インターファーコム」設立
  • 1998年 (平成10年) 11月 「バレオ」「アステム」「サンエス」との業務提携に「エバルス」加盟
  • 2000年 (平成12年) 03月 「バレオ」「アステム」「サンエス」「エバルス」との業務提携を解消
  • 2000年 (平成12年) 04月 東京都に本社を置く「クラヤ薬品株式会社」「東京医薬品株式会社」と合併し、「クラヤ三星堂」と社名変更

営業所

主な取引メーカー

売上高(百万円)




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