生田区とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 生田区の意味・解説 

いくた‐く【生田区】

読み方:いくたく

生田[二]


生田区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 01:19 UTC 版)

いくたく
生田区
廃止日 1980年12月1日
廃止理由 新設合併
葺合区生田区中央区
現在の行政区 中央区
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
神戸市
団体コード 28104-2
面積 12.44km2.
総人口 51,813
国勢調査、1980年)
隣接自治体
隣接行政区
神戸市(葺合区兵庫区北区
生田区役所
所在地 650
兵庫県神戸市生田区中山手通六丁目1番1号
ウィキプロジェクト

生田区(いくたく)は、かつて兵庫県神戸市に存在したである。現在の中央区西部に当たる。旧生田川、すなわちフラワーロードを境に西側が旧生田区の区域である。ただし、ポートアイランドは全域が飛地として生田区に属していた。

神戸市中央区生田町は、生田区ではなく葺合区にあった。郵便番号は650。

概要

1896年明治29年)、神戸市に設置された6区のうちに湊東区と神戸区が設置されたが、当時は行政区ではなく、地域を表す呼称の扱いだった。1931年昭和6年)、両区は区域をそのままに行政区となり、1945年(昭和20年)の大空襲後の区域再編で荒田地区の一部以外の湊東区と神戸区が合併して生田区が誕生した。区名の由来は、上述の旧・生田川ではなく、生田神社(生田の森)を中心とする生田裔神八社が点在する区域であることにある。

生田区役所は、四宮神社の西にあった。建物自体はのちに兵庫県が買い上げて「神戸総合庁舎」へ改称し、現在は神戸県民センター神戸農林振興事務所が入居している。

1980年(昭和55年)に区域再編がなされ、生田区は葺合区と統合して中央区となり、消滅した。ただし、当時の名残で中央区を管轄する警察署は現在でも葺合警察署生田警察署に分かれている(神戸水上警察署の管轄区域を除く)。

歴史

兵庫県神戸総合庁舎(旧生田区役所)

人口

  • 1945年  27,781
  • 1947年  55,435
  • 1950年  68,927
  • 1955年  81,540
  • 1960年  85,386
  • 1965年  76,938
  • 1970年  63,398
  • 1975年  57,076
  • 1980年  51,813

交通

1980年・合区直前の時点で現存していたもの。神戸市営地下鉄神戸新交通ポートアイランド線は未開業。

脚注

  1. ^ 重松一義『日本刑罰史年表 増補改訂版』p.273 柏書房 2007年
  2. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、354頁。ISBN 978-4-487-74410-7 

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「生田区」の関連用語

生田区のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



生田区のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの生田区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS