旧小寺家厩舎(兵庫県神戸市生田区中山手通)
名称: | 旧小寺家厩舎(兵庫県神戸市生田区中山手通) |
ふりがな: | きゅうこでらけきゅうしゃ |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 1771 |
種別1: | 近代/住居 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1970.06.17(昭和45.06.17) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
都道府県: | 兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1相楽園内 |
所有者名: | 神戸市 |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 煉瓦造、建築面積188.1m2、二階建、一部吹抜、塔屋付、スレート葺 |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40頃(1907頃) |
解説文: | 明治末年につくられた煉瓦造、二階建の西欧風民家の意匠をとりいれた厩舎で、河合浩蔵設計と伝えられている。一階は馬車庫と、馬小屋、二階は馬丁、御者の宿泊室になる。隅に廻り階段室の塔屋を、屋根に小屋根や屋根窓を設け、出入口や窓廻りに石材を配して変化をつけており、厩舎として遺例の少ないものである。 |
旧小寺家厩舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 00:55 UTC 版)
旧小寺家厩舎(きゅうこでらけきゅうしゃ)は兵庫県神戸市中央区の相楽園内にある西洋スタイルの厩舎建築。建築家河合浩蔵の設計で1910年に竣工したもの。1970年に国の重要文化財に指定されている。
この建物は相楽園を築いた実業家小寺泰次郎の息子である元神戸市長・小寺謙吉が園内の一角に建てたもの。相楽園に残っている戦前の数少ない遺構の一つである。建物平面はL字型、 1階は左側が馬車庫で右側が馬房、2階は厩務員宿舎という用途で、1階が煉瓦造、2階が木骨煉瓦造という構造である。外観は円型塔屋や急勾配の屋根・屋根窓と切妻飾り等々、ドイツ民家風の重厚な意匠に飾られている。
建築概要
- 設計― 河合浩蔵
- 竣工― 1910年頃
- 構造― 煉瓦造2階建て(2階部分は木骨煉瓦造)、一部吹抜、塔屋付、スレート葺
- 建築面積― 188.1m2
- 所在地― 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1 相楽園内
文化財指定
以下の物件が国の重要文化財に指定されている(1970年6月17日指定、附指定物件は1981年6月5日追加指定)[1]。
- 旧小寺家厩舎(兵庫県神戸市生田区中山手通)1棟
(以下、附指定)
- 作業場 1所
- 設計図 66枚
- 予算書及び工事仕様書 1冊
ギャラリー
-
屋根
-
円形塔屋
-
屋根窓
-
塔屋ドーム
交通アクセス
周辺情報
脚注
外部リンク
座標: 北緯34度41分35.5秒 東経135度10分55秒 / 北緯34.693194度 東経135.18194度
固有名詞の分類
- 旧小寺家厩舎のページへのリンク