ラスト・ガーディアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 10:10 UTC 版)
「冥王計画ゼオライマー (OVA)」の記事における「ラスト・ガーディアン」の解説
秋津 マサト(あきつ マサト) 声 - 関俊彦 本作の主人公。15歳。優しい両親の元で平穏に生活していたが、ある日突然ラスト・ガーディアンに拉致・収監され、自分が天のゼオライマーのパイロットとして産み出された試験管ベビーと知らされた上で、意思と関係なく戦わさせられてしまう。 普段は穏やかで内気な少年だが、ゼオライマーに乗ると非常に残忍で傲慢かつ高圧的な性格に豹変し、人相も凶悪なものとなる。その正体は木原マサキが自らの野望のために造った彼自身の複製であるクローンで、戦いの中で記憶の混乱に苛まれていく。性格の豹変はゼオライマーに搭乗した際にマサキの記憶と人格が甦るよう仕組まれていたためであるが、何らかの理由で15年間普通の少年として生きてきた秋津マサトとしての自我を消しきれなかったらしく、最終的にはマサキの記憶と人格を吸収する形で人格が統合された(本人曰く「秋津マサトでも木原マサキでもなければもうどちらにもなれない」)。自らの醜い心の招いた過ちや美久と幽羅帝達への仕打ちに対する悔恨を美久に告白し、マサキの野望を終わらせるべくある決意を固める。 原作では名前は「マサキ」だったが、後述のマサキとの区別が声の演技のみでは苦しいということもあり、「マサト」へ変更された。木原 マサキ(きはら マサキ) 声 - 関俊彦 マサトのもう一つの姿で既に故人。かつては鉄甲龍に所属し、ゼオライマーをはじめとする八卦ロボを作り上げた天才科学者だったが、鉄甲龍に居ようが逃げ出そうが結局は命を奪われることを察していたため、逆に冥王計画を我が物にすべく完成したゼオライマーを強奪・他の機体を爆破し、鉄甲龍から脱走する。ゼオライマーの搭乗者に自身のクローン受精卵を登録し、その受精卵と共にゼオライマーをラスト・ガーディアンへ秘密裏に引き渡すが、その存在を危険視した沖の手によって抹殺される。しかし、マサキ自身の死すらも自らが冥王となるための布石に過ぎず、あらかじめゼオライマーに自分の記憶と人格を記録し、15年後自らの複製であるマサトか幽羅帝のいずれかを依り代に自らが復活するよう計画していた。また、八卦衆に自滅プログラムとしてコンプレックスを抱くよう仕組んだ上で彼らの葛藤を嘲笑う狡猾さを持つが、計画と僅かでもズレが生じれば苛立ちを露わにしたり、ロクフェル達の三角関係を前に苦しみ出したりするなど不安定な一面も見せる。 マサト同様、声の演技のみでの区別の困難さなどを理由に、姓名が原作の「若槻魔沙樹」から「木原マサキ」へ変更された。名前を逆さに読むと「貴様ら破棄」となる。 氷室 美久(ひむろ みく) 声 - 本多知恵子 / 天宮みや(機動戦隊アイアンサーガ) 容姿は美少女だが、人間では有り得ないほどの身体能力を持つ、ゼオライマーのサブパイロット。美久が居なければ、ゼオライマーは3分の1以下の出力しか発揮できない。その正体は、マサキが作り出したアンドロイドであり、次元連結システムそのものでもある。ゼオライマー搭乗時には通常の少女の姿から機械部品でできた骸骨のような姿に変貌し、さらに蜘蛛の様な形に変形してゼオライマーの球体型ジェネレーターと合体し、機体と一体化する。 美久としての外見は八卦衆同様20歳の姿に設定されている。マサキの脱走時には5歳相当の姿で発見されたが、日本政府による検査を受けている最中に異常なスピードで成長する場面がある。 当初はマサトに冷たい態度を取っていたが、徐々に心を通わせていき彼の理解者となる。クールビューティーな印象だが決して無機質な性格という訳ではなく、衣服の下には可愛らしい下着を着けるなどごく普通の少女らしい心を持つ。 スマホアプリゲームの「機動戦隊アイアンサーガ」にもゲスト出演するが、こちらは本来の演者であった本多知恵子が既に故人であるため、代役を据えての出演となっている。 沖 功(おき いさお) 声 - 田中秀幸 黒ずくめのスーツにサングラスをかけた寡黙な男性。正体は日本政府秘密機関のエージェントであり、かつてマサキを抹殺した地下要塞ラスト・ガーディアンの責任者。当初はマサトのことをゼオライマーを動かすパーツとしか見ていなかったが、マサキの真意を知った後半以降はマサトを1人の人間として見るようになる。マサトと美久が最後の戦いに出撃する際には、2人とゼオライマーに対し、敬礼をもって見送った。 マサトの両親 声 - 政宗一成(父親) 日本政府の指示でマサトを保護監視下に置き、15年間育てていただけの赤の他人。とはいえ息子に情が移ったのか、ラスト・ガーディアン内では収監されたマサトに悲痛な表情も見せる。
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ゼオライマーを収容している富士山麓樹海地下にある日本政府の基地。
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