バミューダトライアングル
(フライト19事件 から転送)
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バミューダトライアングル(Bermuda Triangle)は、フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域。古くより船や飛行機、もしくは、その乗務員のみが跡かたなく消える事故が多発。科学的に解明できないことで、オカルト、超常現象ネタとして扱われることが多かった。この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作されている。
注釈
- ^ この頃(1970年代中頃~後半にかけて)の角川文庫は“超自然の謎シリーズ”としてオカルト物(実際はデニケンの 『未来の記憶』、シャトランの 『神々の遺産』、ムーニィの 『失われた古代文明』 などの所謂"宇宙考古学(古代宇宙飛行士説、超古代文明説のこと)"関連の著作が多かった。)を盛んに出版していた。その多くが日本語版翻訳権独占の形を取っており、区分が『白』であったことから「角川文庫の白版」と俗称されていた。他にもエドワーズの 『超自然の謎』、トレンチの 『地球内部からの円盤』、アダムスキーの 『UFO同乗記』 といったUFO・超能力関連の著作が出版されていた。それら一連の出版物の中で超常現象を否定する立場の著作はこの『魔の三角海域』一書だけである。[独自研究?]
出典
- ^ a b c d e f “ID Investigation Discovery【魔の海域】バミューダトライアングルとは?”. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “大辞林 第三版の解説”. コトバンク. 2018年3月3日閲覧。
- ^ a b “チャールズ・ベルリッツさん死去”. 朝日新聞 東京朝刊 (朝日新聞社): p. 35. (2003年12月31日)
- ^ a b c 本城達也「バミューダ海域の謎」2014年3月18日。2015年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月10日閲覧。
- ^ 羽仁礼『超常現象大事典 永久保存版』成甲書房、2001年、212頁。ISBN 978-4-88086-115-9。
- ^ 山本弘他『トンデモ超常現象99の真相』洋泉社、1997年、323-332頁。ISBN 978-4-89691-251-7。
- ^ 『ナショナル・ジオグラフィックチャンネル 都市伝説〜超常現象を解明せよ!バミューダ・トライアングル』
- ^ The Disappearance of Flight 19 bermuda-triangle.org
- ^ D. A. May and J. J. Monaghan, "Can a single bubble sink a ship?," Am. J. Phys. 71, 842-849 (2003).
- ^ 魔の三角海域 : その伝説の謎を解く (角川書店): 1975|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- 1 バミューダトライアングルとは
- 2 バミューダトライアングルの概要
- 3 概要
- 4 原因仮説
- 5 類似の海域
- 6 関連書籍
フライト19事件
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「バミューダトライアングル」の記事における「フライト19事件」の解説
一例として、1945年12月5日にアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機14名(訓練生13名と教官1名)が訓練飛行中に消息を絶った事件について、このエピソードの紹介の際に語られることが多い、「どっちが西かも分からない。何もかもが変だ……方向が掴めない。海さえ普通じゃない」、「白い水に突入」などの隊員の台詞は、実際の通信記録には存在しない。また当日(1945年12月5日)午後7時4分にマイアミ管制塔の管制官が「FT……FT……」という内容の遠い、はるかに遠い、かすかな無電を傍受していて、『FT』はこの消息を絶った5機のコールサインであり、しかも傍受されたのは燃料切れになった筈の時刻から2時間も経っていたとする話もあるが、午後7時半~8時位までは飛行出来るだけの燃料を積んでおり、この時点では燃料切れは起こしておらず、通信記録からこれは訓練生のボッシ少尉(コールサイン:FT3)から飛行教官のテイラー中尉(コールサイン:FT28)への呼びかけであることが分かっている[要出典]。通信記録からはコンパスが誤作動したことがわかっているが、最新の海洋学者の調査では、活動を停止している火山地帯であるバミューダ島の周辺ではマグマが冷えてできた玄武岩が多く、5000億トンの磁鉄鉱が存在しこれらが、コンパスに影響を与える可能性を指摘している。さらに周辺では海洋条件により、年間約500個の多くの海上竜巻が発生することやハリケーンが発生しやすい地帯であることがわかっているが、当事件では当日そのような記録はない。最新の研究で注目され始めているのが「空間識失調」である。テイラー中尉はコンパスが故障していると発言した通信記録が残されているが、実際は空間識失調に陥っていた可能性が指摘されている。現在でも個人的に捜索活動を続けている人がいるが、メキシコ湾流は非常に流れが速く、発見の見込みはないといわれる。 なお、事件の起こった12月5日はバミューダトライアングルの日とされている。 詳細は「フライト19(英語版)」を参照
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