ピリュラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 16:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ピリュラー(古希: Φιλύρā, Philyrā)は、ギリシア神話の女神、あるいは女性。
ピリュラー(Φιλύρā, Philyrā)は、ギリシア神話の女神である。「菩提樹」の意。オーケアノスの娘で[2][3]、クロノスとの間にケンタウロスのケイローンと[4][5][6][3]、ドロプスを生んだ[6]。
概要
ゼウスが子供の頃、ピリュラーは黒海沿岸の島に住んでいたが、島でクロノスは馬の姿となり、ピリュラーと交わった。しかしレアーに発見され、クロノスは馬の姿となって逃げ、ピリュラーも島を去り、ペラスゴスの山中でケイローンを生んだ[4]。
また一説に、クロノスは匿われているゼウスを探しているときに、トラーキアで馬の姿となり、ピリュラーと交わりケイローンをもうけた。しかし、ピリュラーは生まれた子の姿を見て悲しみ、ゼウスに願って菩提樹(ピリュラー)に変えてもらったという[3]。
脚注
参考文献
- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- 『オデュッセイア/アルゴナウティカ』松平千秋・岡道男訳、講談社(1982年)
- ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)
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