ロドスのアポローニオス
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ロドスのアポローニオス(古代ギリシア語: Ἀπολλώνιος Ῥόδιος / Apollōnios Rhodios, 紀元前3世紀初期 - 紀元前246年以降)は、叙事詩人、学者である。またアレクサンドリア図書館の第2代館長。金羊毛を求めてのイアソンとアルゴナウタイの冒険を描いた、叙事詩史上重要な作品の1つである『アルゴナウティカ』の作者として知られる。
- ^ ストラボン 14.2.13.
- ^ Athenaeus Deipnosophistae 7.19; Aelian On the nature of animals 15.23.
- ^ 『スーダ辞典』の「エラトステネス」の項目には、エラトステネスはプトレマイオスの治世からプトレマイオス5世 (Ptolemy V Epiphanes) の治世まで図書館長の地位にあったと書いているSuda 2898 s.v. Ἐρατοσθένης.
- ^ Pal. Anth. 11.322. The translation given here is modelled on that of H.J. Rose.
- ^ たとえば、『スーダ辞典』の「カリマコス」の項目 Suda 227 s.v. Καλλίμαχος.
- ^ Thus D.P. Nelis 1999, review of P. Green 1997, Apollonius: the Argonautica (Berkeley), in Journal of Hellenic Studies 119: 187. For a recent summary of contrasting views, see e.g. A. Cameron 1995, Callimachus and his Critics (Princeton).
- ^ 偽ロンギヌス(偽ロンギノス、en:Longinus (literature))『On the sublime』 33.4; クインティリアヌス『弁論家の教育』10.1.54.
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- 2 ロドスのアポローニオスの概要
- 3 参考文献
- 4 読書案内
ロドスのアポローニオス
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「アプシュルトス」の記事における「ロドスのアポローニオス」の解説
ロドスのアポローニオスによれば、アプシュルトスはメーデイアの奸計に従ったイアーソーンに殺された。メーデイアがアルゴナウタイとともに逃げたとき、アプシュルトスはアイエーテースの命令で大軍を率いて追跡した。そしてアルゴー船より先にイストロス河(ドナウ川)をさかのぼり、アドリア海に出て、イリュリアと沿岸の島々に軍を上陸させ、海路を封鎖してアルゴー船を待ち受けた。しかしブリュゴイ人の2つの島だけはアルテミスの聖域だったので上陸しなかった。そこでアルゴナウタイはブリュゴイ人の2つの島のうち、アルテミスの神殿がないほうの島に上陸した。 追い詰められたメーデイアはイアーソーンに奸計を勧めた。そこでイアーソーンは財宝でアプシュルトスをもてなし、メーデイアはアプシュルトスの伝令使を説得して、アプシュルトスと会って話をつけると伝えさせた。このためアプシュルトスはアルテミスの神殿がある島でメーデイアと会う約束をして、1人で会いに行き、隠れていたイアーソーンに殺された。その地は今はアプシュルテイス人の土地(アプシュルティデス諸島)であり、この地名はアプシュルトスに由来するとされる。アプシュルトスが殺されると、兵たちはアイエーテースを恐れ、この土地やイリュリアなど様々な土地に住みついた。
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