バンド史とは? わかりやすく解説

バンド史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 18:30 UTC 版)

ZZトップ」の記事における「バンド史」の解説

1969年ギターのビリー・ギボンズを中心に結成それまで各々はサイケデリック・ロック・バンドをやっており、ビリーバンド「The Moving Sidewalks」は、ジミ・ヘンドリックス前座担当したこともあった。その際ジミに「アメリカで最高の若手ギタリスト」と称されピンクストラトキャスター贈られたこともあった。 また、ダスティ・ヒルとフランク・ベアードは、それまで同じバンドAmerican Blues」に在籍していた旧知の仲であったバンド結成当初ブルース根ざしたサウンドで、黒人のブルースマン達と一緒にツアー周ることもあった。その頃マディ・ウォーターズらと楽屋裏ポーカーをした逸話残っているが、必ずマディ傍らにはピストル置いてあり、それが怖かった、と回想している[要出典]。 1973年、サード・アルバム『トレス・オンブレス』が発表され1974年には同アルバムゴールドディスク輝きシングルカットされた「ラ・グランジェ」がヒットそれまで精力的なライブ活動と、数々大物バンドローリング・ストーンズディープ・パープルジャニス・ジョプリン等)の前座経験セールス繋がったとされている。また、この頃から全米に名の知られるところとなり、コンサート規模観客動員数記録樹立して行く。トラック数台分に及ぶ膨大なステージセットを携え全米回りステージ本物持ち込むなど、ライブ・パフォーマンス大きな話題呼んだ。このアルバム収録された「Beer Drinkers & Hell Raisers」におけるギター・ソロで用いられライトハンド奏法は、商業用としては極めて初期段階録音されたものと見られている[誰によって?]。 このように活動上り調子となったものの、絶え間ないツアーレコーディング連続バンド疲弊1977年をもって2年間の活動停止に入る。この間ビリーダスティの髭が伸びその後よく知られるルックスになるが、特に示し合わせて髭を伸ばしたわけではなく再会するまで2人お互いにそのこと知らなかったという。 1980年代初頭当時先端技術であるシンセサイザー導入した頃から、バンド転機訪れる。それまでブギー・ロックプログラミングされたシーケンサー・サウンドを導入大胆な変化見せる。そのサウンドが、アメリカ長距離トラック運転手達に特に好まれたこともあり、アルバムイリミネイター『アフターバーナー』などは、レコードよりもテープの方が売れることとなった[要出典]。 それと同時にこの頃始まった人気番組MTVにて「Legs」や「Sleeping Bag」など、コミカルなプロモーション・ビデオ毎日のようにオンエアされ、世界幅広い世代から受け入れられるうになる初来日したのも、ちょうどこの頃だった。サングラスビリーダスティの凄まじく長い顎髭インパクト呼び日本でも有名になるバンドにちなんで、1998年にはホンダ・ZCM起用された。 1990年には、マイケル・J・フォックス主演映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』エンディング・テーマに「Doubleback」を提供した。これは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズファンである彼らの意向よるもの湾岸戦争の際には、戦勝祈願コンサート実施したことがある1990年以降バンドサウンドブルース回帰する姿勢見せている。ただし、新しいもの好きビリー趣味もあり、現代的なエフェクトやダウン・チューニングによる重厚なサウンド多用され新しい方向性見出している。 2004年にはロックの殿堂入り果たし授賞式でのプレゼンターキース・リチャーズ務めたWWEファンであり、2009年7月20日WWE・ロウホスト務めた2012年9年振りアルバムLa Futura』を発表全米6位を記録しベスト・アルバムグレイテスト・ヒッツ以来20年振り全米トップ10入り果たした2019年結成50周年迎えた記念ボックスセットGOIN50』をリリース2021年には新型コロナウイルス感染症の世界的流行により中止余儀なくされていたツアー7月中旬再開するものの、ダスティが腰の痛み訴え7月23日公演欠席し5日後の28日帰らぬ人となった。ビリー・ギボンズはバンド継続宣言し代役サポートはエルウッド・フランシスが務める。

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