バンド創成期 - 1980年時代 - 解散
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1979年、ドン・ドッケンを中心に結成。ドンの姓名を採用したバンド名「ドッケン」で活動開始する。メンバーにはフアン・クルーシエ(後の「ラット」メンバー)らが出入りしていた。同年にEP『バック・イン・ザ・ストリーツ』が発表されるが、これは音源をメンバーの許諾なく「ドッケン」名義で無断にリリースしたものだった。バンドは短期間で活動停止してしまうが、その後もドンは再建を模索する。 1981年、ロックバンド「XCITER」のドラマー、ミック・ブラウンを勧誘。同僚のギタリストであったジョージ・リンチと一緒ならという条件を呑み(当初はジョージの加入をドンは反対しており、自身がギタリストを兼任したトリオ編成を構想していた)、旧メンバーのフアン・クルーシエを加えたラインナップで再始動。そしてファースト・アルバム『Breakin' The Chains』をフランスのレーベルからリリースした。 1983年、フアンが「ラット」に専念するため離脱して、後任にジェフ・ピルソンが加入。大手レーベル「エレクトラ・レコード」と契約。ファースト・アルバム『Breakin' The Chains』を『Breaking The Chains』のタイトルに変更し、メジャー・デビュー・アルバム『ブレーキング・ザ・チェインズ』として再発する。 1984年、出世作となったセカンド・アルバム『トゥース・アンド・ネイル』、翌1985年にはサード・アルバム『アンダー・ロック・アンド・キー』を発表した。 1987年に発表した4thアルバム『バック・フォー・ジ・アタック』が、発売2週間でダブル・プラチナムを獲得(全米チャート13位)。 1988年、来日公演の模様を収録したライブ・アルバム『ビースト・フロム・ジ・イースト』をリリース。しかし、ドンとそれ以外のメンバー間の確執が深刻化してゆき、「モンスターズ・オブ・ロック」のツアーを終了と同時にドンが脱退する形でバンドは解散する。
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