バンド初期 (1966年–1969年)
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1962年、ロンドン北東の町・レスターにて、ギタリストのチャーリー・ホイットニーがファリーナスなるバンドを結成したことがファミリーの原点である。数年の活動を経て、ボーカルのロジャー・チャップマン、ベーシストのリック・グレッチらを加え、1967年に本格的にロンドン進出を決定。この際、米国人のプロデューサー・キム・フォウリーのアドバイスに基づき、当時のヒッピームーブメントの隆盛を意識して、グループ名をファミリーと改める。リプリーズ・レコードと長期の契約を結んだ彼らは、この時点では上記の3人の他、ロブ・タウンゼンド(ドラムス)、ジム・キング(サックス)を加えた5人編成で成り立っていた。 1968年、トラフィックのデイヴ・メイスンのプロデュースにより、1stアルバム『ミュージック・イン・ア・ドールズハウス』を発表。ヴァラエティに富んだサウンドとコンセプチャルな統一感を両立させた音作りが評判を呼ぶ。続く1969年の2ndアルバム『エンタテインメント』は商業面でも成功を収め、直後に初の米国ツアーも実施するが、その途中でグレッチがブラインド・フェイスに加入するために脱退。後任のベーシストにジョン・ワイダー(元エリック・バードン&ジ・アニマルズ)を迎え、イギリスに戻ってローリング・ストーンズのハイド・パークのコンサートや、ワイト島フェスティヴァルでプレイする。この直後に、行動面で問題があるとされたキングが解雇され、マルチプレイヤーのポリ・パーマーが後任として加入。
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