バンド仲間、友情、賭け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 14:32 UTC 版)
「バディ・ホリー」の記事における「バンド仲間、友情、賭け」の解説
この年(1958年)バディが関係したシングルが3枚7月ジェリー・アリソン「リアル・ワイルド・チャイルド」録音 。クリケッツのドラム、ジェリーがヴォーカルをとりバディがリードギターを担当。コーラルからアイヴァン(ジェリーのミドルネーム)名義でリリース。9月30日ルー・ジョルダーノ(Lou Giordano )「ステイ・クロス・トゥ・ミー」録音。バディ・ホリーとフィル・エヴァリーが共同の形で作曲、プロデュース、バックコーラスを担当。エヴァリー・ブラザースとの関係は1957年12月N.Yパラマウント劇場の出演がきっかけ。エヴァリーズはバディの楽曲に興味を示し録音を望んだがマネージャーと出版社エイカフ・ローズ・ミュージックの強い拘束に阻まれ実現する事無く終わる。しかし二人の友情と才能がこのシングルを通じ実を結んだ。9月ウェイロン・ジェニングス「ウェン・シン・ストップス」録音。1954年頃からラボックのラジオ局KLLLに頻繁に出入りするバディとDJジェニングスは旧知の仲。ミュージシャンに転向するジェニングスのシングル制作をバディがプロデュース、ノ・ヴァ・ジャック・スタジオにキング・カーティス(Ts)を呼んだ。12月17日KLLL局内である賭けが行われた。「30分以内に作曲出来るかどうか」というジェニングスの挑戦にバディは「ユー・アー・ザ・ワン」を書き上げこれに応えた。録音されたアセテート盤の中で局のオーナー、レイ・カービンとジェニングスが手拍子でバディを囃し立てている。
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