ツアー参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 09:06 UTC 版)
「パンドラMAXシリーズVOL.2 死者の呼ぶ館」の記事における「ツアー参加者」の解説
一条省吾(いちじょう しょうご) 有名大学に通う若者。21歳。秋山が勤める会社の取引先の御曹司。今回のツアーには怖いもの見たさで参加。 前世の名前は「家隆(いえたか)」。殆どのルートにおいて、御門の命令で雅経と葵を追っていた。雅経を射殺しようと矢を放つも、それを庇った葵を殺害してしまった事で御門に激しく咎められ、西国へと追いやられた末に無念を抱いたまま生涯を終えた(秋山と前世が逆だったというエンディングもある)。 最終日では舞子が行方不明になった事で、秋山が連れ去ったと思い込んで葵を人質に取り、脅迫する。サクラの間にて前世の記憶を取り戻し、雅経の生まれ変わりである秋山を今度こそ殺そうとするが失敗。その後は多くの展開で舞子を道連れに炎に消えるが、エンディング次第では生還する。ベストエンディングでは館が燃え落ちる際に正気を取り戻し、気絶した舞子を抱えて秋山達と共に館を脱出した。 『ONI零〜復活〜』では家隆だった頃の姿が登場する。展開次第では雅経と和解させる事もできる。 植田舞子(うえだ まいこ) 19歳。省吾のガールフレンドと称してツアーに参加した女子大生。霊感が強い事を自慢にしており、普段は快活な性格だが、時折不吉な事を口走る。 多くのルートでは霊感の強さ故に終盤にて館に魅入られ、葵に代わる「巫女」となる契約を交わし、秋山の最大の敵となる。最期は多くの展開で館が燃える中で異形と化して秋山に追いすがるが、省吾に道連れにされて炎に消えていく。エンディング次第では生還し、ベストエンディングでは契約時の記憶が僅かに残っているのか「桜が呼んでいる気がする」と呟いている。 『ごちゃちる』でプレイ可能(本作のディスクが必要)なミニゲーム『美沙の呼ぶ館』では中ボスとなる。 緒方浩二(おがた こうじ) 人形師を生業とする男性。46歳。娘の可奈と二人暮らしで、今回のツアーは親子で暮らす家を捜すために参加した。家庭の質問をすると怒り出す。 元々は加奈とみどりの2人の娘が居たが、姉の加奈を溺愛する一方で妹のみどりにはあまり構っていなかった。その為、可奈の死後はみどりを可奈だと思い込むようになっていた。ベストエンディングを含む一部エンディングでは現実を見据え、可奈ではなく本来のみどりとして娘と向き合うようになる。 緒方可奈(おがた かな) 緒方浩二の娘。10歳。「みどり」という大きな日本人形を常に抱えている。無口で感情表現が乏しい。今時珍しいおかっぱ頭。基本的に口を開くのは一部のエンディングのみだが、後述のおまけシナリオに入ると途端におしゃべりになる。 本名は「緒方みどり」で、本物の緒方可奈の妹。元々は感情表現の豊かな普通の少女だったが、可奈の死後に父が自分を加奈として見るようになってからは心を閉ざし、自分の名前を人形の方に付けていた。エンディングによっては本来のみどりとして言葉と感情を取り戻し、笑顔も見せるようになる。 『ラビッシュブレイズン』では隠しダンジョンである館に姿を見せるが、人形共々幽霊としての登場だった。 遠藤直樹(えんどう なおき) 文系大学で研究室の助手を務める。28歳。婚約者の神田美沙との新居を探す為にツアーに参加。二日目の朝に姿を消し、彼と思しき干からびたミイラが発見されるが、それが本当に彼なのかは展開によって変わる(一周目では必ず直樹だった事になる)。ベストエンディングではミイラは別人のものだった事になり、本人は三日目まで森を彷徨っていたが、館が炎上した事で方角が分かり、秋山達と合流した。 神田美沙(かんだ みさ) 出版事務所のOL。28歳。内向的性格。被害妄想が強く、悲劇に酔う傾向がある。常に右手に包帯を巻いている。直樹が死亡したと思われた後は精神に狂気を帯びるようになり、多くのルートでは最期は館に火を放って自身も焼死するが、特定のルートでは舞子に変わって最後の敵となる。ベストエンディングではいつの間にか館を脱出しており、生きていた直樹と再会して正気を取り戻す。 『美沙の呼ぶ館』では主人公となる。二日目の朝から本編とは違う流れになっていき、本編以上の狂気に侵され、包帯を飛ばして悪霊と戦う。敗北すると緒方親子に「自業自得」と言い捨てられる。
※この「ツアー参加者」の解説は、「パンドラMAXシリーズVOL.2 死者の呼ぶ館」の解説の一部です。
「ツアー参加者」を含む「パンドラMAXシリーズVOL.2 死者の呼ぶ館」の記事については、「パンドラMAXシリーズVOL.2 死者の呼ぶ館」の概要を参照ください。
「ツアー参加者」の例文・使い方・用例・文例
- ツアー参加者のページへのリンク