チームトキムネ(トッキーズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 07:30 UTC 版)
「灰と幻想のグリムガル」の記事における「チームトキムネ(トッキーズ)」の解説
義勇兵の中の変わり者が集まったパーティ。通称「お笑い集団」。 トキムネ class:聖騎士 トッキーズのリーダー。笑うと白い歯が覗くイケメン。 本来は盾役に向いた職なのだが、好戦的な性格ですぐに突撃するため盾として役に立たない。お調子者でその場の気分で行動を決めるため、幾度となく窮地に陥る。だが、それを乗り越えるだけの実力を持っており、パーティメンバーからの信頼も厚い。 ハルヒロたちと黄昏世界に辿りついた後、その場のノリでトッキーズが抜け駆けした結果、魔法が使えない黄昏世界で全滅寸前の事態に陥る。ハルヒロたちに救われた後は金ではなく命でその借りに報いることを約束する。 アンナ class:魔法使い→神官 トッキーズの1人。チームのマスコット的な存在。金髪碧眼、そばかすがコンプレックスの小柄な少女。巨乳である。 片言の日本語を話し、怒ると下品な単語を口にする。常に毒舌であり、誰に対してもキツ目の対応をしている。本人曰く耳年増のピッカピカの処女とのこと。 言動と裏腹に怖がりらしく、当初の冒険では恐怖で尿意が限界を迎えるという事態があったらしく、トッキーズの仲間たちからは着替えの用意について配慮されている。 イヌイ class:盗賊→戦士→狩人 トッキーズの1人。長い髪を一括りにした見た目三十代半ばのおっさん。怪我もないのに眼帯を付けていたり、喋り出しに喉を「クッ…」と鳴らしたりという、いわゆる中二病患者。 黄昏世界でパーティが窮地に陥った時、アンナを守るためタダと共に囮となる。戦闘不能になった際は命を懸けても囮を続けるため息絶えたふりをしていた。 真意は不明だが、黄昏世界で窮地を救ったシホルを高く買っており、度々アプローチしては冷たくあしらわれて落ち込んでいる。 タダ class:戦士→神官 トッキーズの1人。戦槌を振るう、戦う神官。眼鏡を掛け一見まともそうな外見だが、口が悪くかなりの出たがりで他の義勇兵にも平気で喧嘩を売ったりして度々問題を起こしている問題児。どんな相手とも戦いたがる戦闘狂で、どうして神官をやっているのか疑問なほど。 当初はハルヒロと険悪であったがミモリがハルヒロに好意を抱いたのを知りハルヒロにミモリのことを託そうとしたことで関係は改善、悪口を言い合いながらも肩を並べられる存在となる。 黄昏世界でパーティが窮地に陥った時、アンナを守るためイヌイと共に囮となる。トッキーズのことを本当に大切に思っていたらしく、ハルヒロたちに救われるまでの間はイヌイが戦闘不能になった状況でさえも戦い続けていた。 実は方向音痴。少し前まで戦っていた場所でさえも分からず、辿る道は二つに絞られている場合でも見事に迷うほど酷い。 ミモリ class:戦士→魔法使い トッキーズの1人。口数が少なく、滅多に自分の意見を口にしない背の高い女性。可愛い顔をしており巨乳だが、その背の高さから「巨女」という渾名で呼ばれている。ハルヒロの顔がうずもれるほどの胸の大きさではあるが体自体も大きいためシホルの爆乳との比較は難しい問題となっている。 感性がかなり変わっており、自分の思うところのかわいい物(他人にはそうではない場合が多い)に目がなく、自分が気に入ったものを飼いたいという変わった癖を持っている。 ハルヒロに対しても同様であり、最初は「しょぼいのに無駄に頑張っているところ」がかわいいと言っていたが、黄昏世界で窮地を救われ「しょぼくなくて、頑張っているところ」がかわいいと評価を改めている。 ハルヒロに好意を抱き告白(?)するも断られる。その後も度々アプローチを繰り返していることからその想いは真剣のようで、ハルヒロもその想いに対して嘘から付き合うことは出来ないという理由で断り続けている。 自分が気に入った相手には「ミモリン」と愛称で呼ばせたがり、ハルヒロにもそれを強要する。 キッカワ 声 - 浪川大輔 class:戦士 トッキーズの1人で新入りの戦士。ハルヒロの同期の1人。トキムネが盾役としてまるで機能しないため、このパーティの盾役を務めている。ノリが軽く、見た目も行動も言動も非常にチャラい。ランタとは気が合うようだが、たまに会って飲むくらいの付き合いが一番と考えている様子。ハルヒロにメリイを紹介した人物でもある 同期のパーティーに唯一入らずに、古参のチームトキムネに加入するほどの世渡り上手。 黄昏世界でパーティが窮地に陥った時、キッカワを脱出させ助けを呼んでくるよう頼まれるほどの幸運の持ち主らしい。 普段の言動とは裏腹に、本当に大切な場面においては真面目な一面も垣間見せる。抜け駆けをしてパーティが全滅する危機に陥った際はハルヒロたちに謝罪、恥を忍んでトッキーズを救ってほしいと頭を下げた。
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