ダム/堰
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2020年、芦田川水系大規模氾濫時の減災対策協議会は、ダムの事前放流に関する協定を管理者などと結んだ。協定は、令和元年東日本台風災害の教訓を踏まえ、大雨が予想される3日前から放流によりダム水位をさげる運用を可能にするもので、対象は洪水調節機能を有する八田原ダム、御調ダム、三川ダム、藤尾ダムなど11基。 芦田川水系のダム・堰高さはメートル、総貯水容量は1,000立方メートル。着色欄は施工中。本流・一次支流二次支流三次支流河川施設分類型式高さ総貯水容量事業者完成年備考芦田川 神田大池 アース 22.3 550 広島県 1989 芦田川 三川ダム 重力 53 12698 中国四国農政局 1959 1973年嵩上 芦田川 八田原ダム 重力 84.9 60000 中国地方整備局 1997 芦田川 芦田川河口堰 堰 6 5460 中国地方整備局 1981 京丸川 京丸ダム 重力 25.5 499 中国四国農政局 1996 神崎川 神崎大池 アース 17.9 150 神崎土地改良区 1950 山田川 山田川ダム 重力 32.1 700 広島県 2005 宇津戸川 宇津戸大池 アース 19.3 186 中原地区 1943 御調川 御調ダム 重力 53.1 5040 広島県 1988 旧「津蟹ダム」 御調川 野間川 吉田大池 アース 23.5 313 久井土地改良区 1899 御調川 野間川 野間川ダム 重力 31.5 560 広島県 2012 旧「久井ダム」 御調川 山田川 綾目川 宇根山大池 アース 16 58 不明 1947 神谷川 藤尾川 川井谷調整池 重力 16.5 47 広島県 1971 神谷川 父尾川 藤尾ダム ロックフィル 32.5 870 広島県 1974 服部川 不明 雨木池 アース 15 118 広島県 1987 服部川 服部大池 アース 15 650 服部大池水利組合 1997 高屋川 清水川 三反田池 アース 17.5 160 広島県 1975 高屋川 加茂川 大谷池 アース 27.3 891 大谷池農業水利組合 1990 高屋川 加茂川 四川 四川ダム 重力 58.9 1650 広島県 2004 瀬戸川 河手川 片丘川 鈴池 アース 19 386 広島県 1971 瀬戸川 論田川 久師川 熊野ダム アース 29.1 不明 福山市 1925 瀬戸川 論田川 光林寺池 アース 19.9 433 広島県 1997 八田原ダム 三川ダム 四川ダム 山田川ダム 芦田川河口堰 服部大池
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ダム・堰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 00:14 UTC 版)
鏡ダム 以下、下流方向へ。 朝倉堰 江の口鴨田堰 鏡川堰 郭中堰
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ダム・堰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:37 UTC 版)
記録上、完成年代が判明している利根川水系における最初の堰は1630年完成の岡堰(小貝川)、ダムでは1912年完成の黒部ダム(鬼怒川)と逆川ダム(逆川)の水力発電用ダム群である。洪水調節目的のダムとしては1926年に当時の内務省が鬼怒川改修計画の一環として計画した五十里ダム(男鹿川)が最初であるが、終戦まで着工は見送られた。戦後カスリーン台風を受けて策定された一連の河川総合開発事業によって利根川水系には藤原ダム(利根川)を皮切りに多数のダム・堰が建設・改築され、首都圏の治水・利水に供している。事業が長期化した八ッ場ダム(吾妻川)は紆余曲折を経て2020年に運用開始し、現在は南摩ダム(南摩川)の事業が2024年度完成を目指して進められている。 ダムの高さでは奈良俣ダム(楢俣川)、総貯水容量では矢木沢ダム(利根川)が最大。丸沼ダム(大滝川)は日本で6基しかないバットレスダムの中では最大規模であり、国の重要文化財に指定されている。利根川水系に建設されたダムのうち、首都圏への利水目的を有する9ダムについては特に利根川上流ダム群と呼ばれる(下表参照)。これらのダムより供給された水は荒川を経て東京都水道局朝霞浄水場へ給水されるが、朝霞浄水場と東村山浄水場間を結ぶ導水管により、多摩川水系の小河内ダム、山口貯水池(狭山湖)、村山貯水池(多摩湖)との間で水を相互融通して夏季や緊急時に対応している。 2009年の民主党政権誕生を受けて実施された国土交通省管轄のダム事業見直しによって、八ッ場・南摩の両ダムを始め多くのダムが事業再検証対象となり、倉渕ダム(烏川)など幾つかのダム事業が中止となった。また1990年代以降の公共事業政策見直しに伴い、利根川水系では戸倉ダム(片品川)、川古ダム(赤谷川)、平川ダム(泙川)、栗原川ダム(栗原川)などの大ダム計画をはじめ多くのダム事業が中止された。またこれとは別に「日本最大の多目的ダム計画」であった沼田ダム計画(利根川)や、只見川から片品川へ流域変更して分水する「尾瀬分水」の中核であった尾瀬原ダム計画(只見川)など物議を醸して最終的に中止された事業も存在した。
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