水害対策とは? わかりやすく解説

水害対策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:57 UTC 版)

見附市」の記事における「水害対策」の解説

2004年平成16年)の7.13水害では、刈谷田川氾濫により多大な被害もたらしたことから、市は主に下記3つの事業通じて水害対策に取り組んでいる。2011年7月平成23年)の豪雨では、市内30日午前4~5時にかけて1時間雨量68ミリメートル記録した。これは7.13水害時の時間最高雨量44ミリメートル大きく上回る降水量であったが、遊水地田んぼダム放流したことにより、刈谷田川越水堤防決壊を防ぐことができ、一定の効果があったと言える遊水地事業 市内流れ刈谷田川の上流域である明晶町庄川町本明町池之島町太田町河野町にある田畑土地所有者協力得て、A池~F池の7か所を遊水地として利用。「越流堤」(右写真参照)と呼ばれる堤防の高さを周り比べて2m程度低くした部分をつくることで、越流堤の高さを超える増水があった際に機械人力頼らず河川遊水地流れるようになり、下流での堤防決壊越水を防ぐことを可能とするものであるまた、農地への影響を減らすため工夫施されている。遊水地に入る川底削ってしまうため、水の勢い弱めるための「減勢工」、敷き詰めた石を金網固定したものを置くことで土砂田畑流れ込むことを軽減する「沈砂地」を備えている。また、洪水収まり川の水少なくなってきたら、遊水地たまったを川へ排水する遊水地として利用するために新潟県道19号見附栃尾線一部かさ上げするなどの工事行われた。 ・遊水地貯水量 - 約235m3 ・洪水調整機能 - 約200m3/s ・面積 - 約91ha 雨水貯留事業 本町南本町地区降った一時的に貯めることにより浸水被害を減らす目的つくられた。貯留管は地下5mにあり、長さ586m、内径2.6mの円形管が埋設されている。貯水量は3,611m3であり、それを超える場合には、刈谷田川ポンプ排水される2010年平成22年1月完成田んぼダム事業 2010年から貝喰川流域農地市街地浸水軽減することを目的豪雨によって洪水となるおそれがあるときに田んぼ一時的に貯める田んぼダム事業取り組んでおり、1,200haの水田によるダム造成されている。田んぼダムの効果について県の協力得て新潟大学検証したところ、計画区域内で100%田んぼダム実施した場合には、今町市街地においては床下浸水99%、床上浸水100%減少させることができるという結果出た

※この「水害対策」の解説は、「見附市」の解説の一部です。
「水害対策」を含む「見附市」の記事については、「見附市」の概要を参照ください。


水害対策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 00:25 UTC 版)

水害」の記事における「水害対策」の解説

予防被害軽減両面が必要とされる為政者による治水コミュニティによる自衛策個人による自衛策などがある。 水害予防組合水防団土嚢 水屋避難所)、防災ステーション揚げ堤防輪中堤 霞堤、2線提 放水路防潮板防水板) 雨水貯留浸透施設大規模雨水貯留施設調整池遊水池河川管理施設整備ダム、堰、水門護岸床止め 樹林帯水害防備 オランダの水害対策 河道整備河川計画治水計画見直し

※この「水害対策」の解説は、「水害」の解説の一部です。
「水害対策」を含む「水害」の記事については、「水害」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「水害対策」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「水害対策」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「水害対策」の関連用語

水害対策のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



水害対策のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの見附市 (改訂履歴)、水害 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS