ダム再開発
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ダム建設から40年が経過し、特に坂内川より流入する土砂によってダム湖である奥いび湖の堆砂が予想以上に進行していることから、1990年(平成2年)より事業費360億円を掛けて「横山ダム再開発事業」を行っている。湖底の堆砂掘削による有効貯水容量の増量と併せて新規利水として上水道供給を目的としており、2010年(平成22年)の完成予定であった。掘削した土砂は上流に建設されている徳山ダム(水資源機構・中央土質遮水壁型ロックフィルダム)の堤体材料としてリサイクルされており、有効かつ経費圧縮と環境に優しい堆砂活用法として注目されている。最終的には平成23年3月に全工程終了している。
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