ダムの概要とは? わかりやすく解説

ダムの概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 21:54 UTC 版)

伊良原ダム」の記事における「ダムの概要」の解説

祓川急流であるため、1979年昭和54年6月梅雨による大雨1980年昭和55年8月豪雨などでたびたび河岸決壊氾濫洪水起こし家屋流出全半壊浸水農地の浸水などの被害出ていた。その一方で猛暑影響渇水起き水不足深刻な問題になっていた。そのため、洪水調整周辺農業用水の確保田川地区および北九州地方への水道水確保することを目的とした多目的ダム建設されることになった。それがこの伊良原ダムである。 本ダム国庫補助受けている河川総合開発事業事業名は「祓川総合開発事業」、最終的な全体事業費758億円。1974年昭和49年)に実施計画調査開始事業着手)、当初2000年平成12年)までに竣工する予定であったが、用地買収などの遅れにより工事進まず竣工時期二度渡り変更され最終的に2017年平成29年)度となった。 またこの事業対しダム建設の是非問われたが2011年平成23年1月末に福岡県事業継続方針打ち出し同年5月には国土交通省が国のダム事業見直し絡み本ダム事業継続決定した近年国土交通省建設中及び建設予定ダム事業検証し事業の是非を再検討している中で、事業継続決定されたのは本ダム最初となる。 計画では高さ83.0メートル重力式コンクリートダムで、堤高81.3メートル総貯水容量は2,870立方メートル集水面積は36.8平方キロメートルにも及ぶ。田川地区水道企業団田川市田川郡川崎町、同糸田町、同福智町)と京築地区水道企業団行橋市豊前市京都郡苅田町、同みやこ町築上郡築上町、同吉富町同上毛町)への上水道水供給予定している。 2018年3月4日竣工事業着手から竣工まで43年要する長期化ダム事業となった

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ダムの概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 16:31 UTC 版)

足羽川ダム」の記事における「ダムの概要」の解説

九頭竜川水系主要な支流ある日野川の右支川福井市内を貫流する足羽川のさらに右支川池田町内を流れ部子川建設予定されている。したがってダム名こそ「足羽川ダム」であるが実際部子川建設される。これはダム当初足羽川上流福井市美山町建設される予定であったためであり、部子川ダム建設地点移っても名称は変わっていない。 型式重力式コンクリートダム当初多目的ダムとしての計画であったが、需要減少から治水専用ダムとして建設されることになった通常のダムとは異なり完成して貯水行わず通常時河水そのまま流し洪水時の貯水を行う流水型ダム通称穴あきダム」となる。当初堤高130.0m、総貯水容量7200トン予定していたが、最終案により堤高96.0m、総貯水容量2870トン縮小して建設することで決定した湛水面積94ヘクタール洪水時最高水位標高265.7m。 ダム湖普段は空だが、豪雨時には流域洪水そのまま受け止めて貯水し、下流へは徐々に放流する方式洪水調節方式を採る形になる。建設する部子川洪水貯水するほか、足羽川上流支流水海川、割谷川赤谷川分水工を儲けて系統導水路トンネル通じて洪水ダム湖導水し、貯水する事によって下流への洪水流下抑制する部子川自体での集水面積小さいが、トンネル使った洪水貯留を行うことで集水面積最終的に105.2平方キロメートルとなり、足羽川流域4分の1上流域大半に及ぶこととなる。

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