ダムの役割とは? わかりやすく解説

ダムの役割

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 00:46 UTC 版)

一庫ダム」の記事における「ダムの役割」の解説

一庫ダム1968年の「淀川水系水資源開発基本計画」の改訂において水資源開発公団正式な事業加えられた。猪名川本川宅地化進行著しくダム建設極めて困難が予想された事から、左支川である一庫大路次川下流川西市一庫地先計画された。ダムの型式重力式コンクリートダム、高さは75.0m。総貯水容量33,300,000tの貯水池有する猪名川神崎川洪水調節、軍行橋地点における既得用水補給を図る不特定利水川西市池田市豊中市伊丹市尼崎市西宮市宝塚市猪名川町及び豊能町の上水道供給目的とした多目的ダムである。 ダム建設に際して住宅地ということもあり地価高騰著しく補償交渉難航した1974年昭和49年7月20日には水源地域対策特別措置法第1回指定ダムに挙り、補償関し手厚い対策呈示した。この結果1975年昭和50年8月には補償基準妥結したその後ダム本体工事開始されたが、山中ではなく住宅地隣接したダム工事である事から騒音水質汚濁といった環境対策特段措置講じる必要があり、その意味では特異的な工事でもあった。計画発表より15年後の1983年昭和58年ダム完成し以後流域治水・利水貢献しているが、一時期一庫大路次川異臭問題があり、流水減少による繁殖によって起こっていることが判明し、これを解消するために河川の泥や等を清掃するフラッシュ放流」が実施され以後異臭問題起こっていない。

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ダムの役割

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 02:35 UTC 版)

青野ダム」の記事における「ダムの役割」の解説

武庫川沿川6市(三田市神戸市宝塚市伊丹市西宮市尼崎市)の洪水調節水害防除ダム地点下流武庫川沿川農地の既得灌漑用水及び既得上水流水の正常な機能の維持工業用水補給流水の正常な機能の維持増進。また三田市街地及び北摂三田ニュータウン、他に千苅ダムからの水道用水ブレンドされ神戸市北区の上津台や藤原台また淡河町地区の上水道用水として、日量92,000tの用水取水し、約87,400tの水道用水供給する上水道用水取得為の多目的ダムである。 水道水として用いられるは、兵庫県水道三田浄水場送水され三田市内や神戸市北区家庭供給されている。但し、青野ダムからは専用送水管などで浄水場結ばれているのではなく放水されたダム湖流入する武庫川通じ三田浄水場にて必要量取水している。

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