ダムの放流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 01:47 UTC 版)
流域のダムが間欠的な放流を行うため、肱川の下流域で人為的に流量が大きく変動する。また2018年7月の豪雨の際には、野村ダム・鹿野川ダムは満水に近づき、7月7日午前6時20分に異常洪水時防災操作を行った。これはダムへの河川水の流入量をそのまま放流する操作で、いわゆる「緊急放流」とも呼ばれる。放流直前に西予・大洲両市は避難指示を出し、サイレン等による警告も行われたものの、西予市野村地区で約650戸が浸水し、5人が死亡した。この件について、国土交通省は情報伝達に課題があったことを認め、改善する方針を示した。
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