スタフィーのアクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 07:59 UTC 版)
「伝説のスタフィー2」の記事における「スタフィーのアクション」の解説
水中と地上で操作方法が大きく変わる点は前作同様である。共通点のあと、両方の場合を分けて記す。本作からしゃがむアクションが追加された。 共通 スピンアタック ステージ1-2で使えるようになる、回転しての体当たり。スタフィーの主力攻撃。Bボタンで出すが、十字キーと一緒に入力したり、まずBボタンだけを押してスピンアタックを発動させ、攻撃中に十字キーで動くこともできるなど、使い勝手に優れる。だが、地上で後述のだっっしゅをしたい場合は、一度スピンアタックを出しておいてからでないと使えない。 これを出していない状態で敵と接触するとスタフィーのみダメージを受けるが、スピンアタック中に接触した場合は敵に一方的にダメージを与えられるうえ、大半のザコ敵を1発で倒すことができるため、強力な攻撃方法といえる。しかしトゲ等のマップトラップや、無敵状態の敵に接触すると、スピンアタック中でもスタフィーのダメージになってしまう。 攻撃だけでなく、敵の弾をはじく防御手段(かなり意外な攻撃も防げる)や、スイッチ等のステージギミックを作動させたり、タルなど敵ではない物体を水中で弾き飛ばす手段として使える汎用性を持つ。 シナリオの進行に伴い3段階に成長する。スピンアタックは第1段階の名前で、以後スピンアタックLv2、同3となる。Lv2以降は十字キーのいずれかと一緒に入力することでその方向に突進し、水流を逆らって進んだり水面から飛び出すことができるが、水中でしか発動できない(水面にいても不可)。水面近くで使うことで空中に飛び出すこともでき、これは攻撃と移動を兼ねて使うことができる。 3段階のいずれも、発動直後の白い気流がスタフィーの周囲から消えてからも、約1秒間スタフィーが回転しており、止まるまで攻撃判定がある。地上ではこれを利用して、スピンアタックをかけてからじゃんぷし、真上の敵を倒すといった使い方が可能。 使いすぎると目が回り、一切の操作が不可能になる。一定時間(約3秒?)の経過や、ダメージを受けることで復帰する。後述の通り、十字キーの左右を連打すると早く回復する。目を回す条件は「任天堂公式ガイドブック」には(スピンアタックを)「4回連続で使」った場合とある(具体的には3回しか発動せず、4回目を入力した瞬間目を回す)が、他に最初の1回が終わる前にボタンを4連打したときなども目を回す。回転数カウントが減る条件はゲーム中で詳しく解説されないが、少なくとも回転が完全に終わるとカウントはリセットされるようである。 ピヨピヨの回復 十字キーを左右に連打すると、目を回した状態は早く回復する。ゲーム中でヤドカリタは「十字キーを連打する」と説明するが、上下は関係がない。 水中 およぐ&がんばりおよぎ 水中で十字キー。Aボタンを押しながら十字キーを入力すると、高速のがんばりおよぎが可能。がんばりおよぎはタルや、白い丸がついた青いブロックを押す手段としても使える。 なみまじゃんぷ 水面で十字キー上+Aボタン。陸上で行うじゃんぷよりも高く跳べる。また、後述のだぶるじゃんぷと組み合わせることができる。 スピンアタックLv2&3 スピンアタックの項を参照。 地上 だっっしゅ Bボタン+十字キー。だっしゅではない。地上でBボタンを押すと最初に出るのはスピンアタックで、だっっしゅは白い気流が消えてはじめて使える。そのため、いつでも自由に出せるわけではない。また、一度始めると方向転換や停止は急にはできない(Aボタンでだっっしゅじゃんぷして十字キー左右で調節すれば勢いを殺すことはできる)。このようにそれほど使い勝手はよくないが、しゃがみすべりはだっっしゅ中のみ可能である。 だっっしゅ開始時はそれほど速いわけではないないが、そこから加速度がつき、約1秒ほどで最高速度に達するとかなりのスピードになる。特に「ツルツル氷山」の滑る地面の上では、初速の低さと加速度・最高速度の高さが顕著。 しゃがみすべり だっっしゅ中に十字キー下。ヘッドスライディングのように滑って狭い隙間を通り抜けることができる。抜けきらずに中で停止したり、途中で十字キー下を放した場合は、たとえ隙間出口の方が近くても入口までゆっくり戻される。 じゃんぷ&だっっしゅじゃんぷ Aボタン。押す長さに応じて高さが変わる(1 - 2キャラ分)。また、歩いているときじゃんぷすると3キャラ分の高さまで届くようになる。 だっっしゅ中にAボタンで最大4キャラ分の高さまで跳べる(だっっしゅじゃんぷ)。なお、だっっしゅ中の速度は一定ではないが、だっっしゅ中なら速度によらずじゃんぷできる高さは一定。ただし、だっっしゅ中に壁にぶつかっても、ボタンを入力している限りスタフィーは壁に向かってだっっしゅし続けるが、このときじゃんぷしても通常のじゃんぷと同じ高さまでしか届かない。 だぶるじゃんぷ ステージ5-2でニャンジャに教わる忍びの業。じゃんぷ中にAボタンを押すことでもう一度じゃんぷすることができる(跳べる高さは通常のじゃんぷと同じ)。1回目と2回目では効果音やスタフィーの表情が異なる。1回目としては通常のじゃんぷのほか、なみまじゃんぷやりゅうせいアタックの跳ね返りが使えるが、スピンアタック2と3は使えない。 崖から歩いて落下した場合などは、空中で全くじゃんぷできない。 ムササビじゃんぷ 前作は自力で技を覚えていたが、本作はステージ3-4でガガンモに教わる。じゃんぷ開始からAボタンを押しっぱなしにすると、最高点に達した瞬間発動する。身体を地面に平行にし、両手をぱたぱたさせて滑空することで、ゆっくり降りたり、着地点や着地タイミングを調節したり、滞空したり、飛行距離を伸ばしたりできる。じゃんぷと名がついているが、実際はじゃんぷ後の処理という感が強い。 ジャンプの最高点に達したあと着地までにAボタンを押し直したりしても可能。ムササビじゃんぷ中にAボタンを離すと通常の降下に戻り、また押しなおすとその間だけムササビじゃんぷができる。これは着地まで何度も繰り返せる。だぶるじゃんぷを覚えたあとは1回目と2回目、両方のじゃんぷの後で使える。また、崖から歩いて落下した場合など、じゃんぷ以外の原因で空中に移動したときもAボタンで使うことができる。 滑空を始めるとマイナスの加速度が働き、1秒弱ほどで最低速度に達すると、かなりゆっくり降下できる状態になる。 りゅうせいアタック ステージ8-2でテンカイヘイシから授かる秘法。だぶるじゃんぷ中に十字キー下+Bボタンという若干複雑な操作をすることで、急降下攻撃を行える。敵に命中すると上に跳ね返り、そこからだぶるじゃんぷも使える(もう一度じゃんぷできる)。これを利用し、空中に並ぶ敵をりゅうせいアタックで倒しながら足場にして、通常は行けない遠い場所にまで行くことができる。 出せるのは空中でだぶるじゃんぷ中のみ、まっすぐ下にだけ出せる。そのため名前のインパクトに反して実戦では使いづらく、主に移動用の技となっている。また、出した後は着地、敵に命中、もしくはダメージを受けるまで操作不能となるので、出したときの位置が悪いとまっすぐ穴に突っ込んでしまうこともある。
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