サーガとなった子供たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 23:24 UTC 版)
「レジェンズ (ウィズ)」の記事における「サーガとなった子供たち」の解説
シュウゾウ・マツタニ / シュウ 声 - 岡村明美 本作の主人公。風のサーガ。ブルックリン101小学校に通う11歳の少年。日系アメリカ人。親の仕事の都合でニューヨークに住んでいる。天然でお気楽でお調子者な性格。 「この世は全て風まかせ〜」などの暢気な発言や、レジェンズや人物などに対して少々失礼で変わったあだ名を付ける節と、よく変な歌を思いついては歌うなどの奇妙な行動でいつも周りをあきれさせているボケ役。 主人公とは思えない言動が目立つが、たまに良いことも言う。 また、家族を思う気持ちは強く、母ヨウコの目が届かないところへレジェンズを追いやろうとする、頑固な一面がある。 綺麗な女性が好きだが、メグには頭が上がらない。 父親から貰った白いタリスポッドでシロンをリボーンできるようになる。それをきっかけにBB、JJ達から狙われるようになった彼だが、シロンに守られることでピンチを潜りぬけてゆく。 サーガとしての力は強く、本編中でも風を無意識に操る描写が随所に見られる。 シロンの扱いは荒いが、徐々に彼とは強い絆で結ばれることになる。 レジェンズクラブの部長。 最終回でレジェンズウォーが終結してシロンたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消され、元の平穏な日常生活を送るようになる。 メグ・スプリンクル 声 - 那須めぐみ シュウの幼なじみで、クラスメートの少女。水のサーガ。基本的に明るく朗らかで、優しく責任感のある性格だが、あまりに急速な状況変化には対応できず、パニックに陥ってしまうことがある。 気が強く少々短気な所もあり、特にシュウに対しては手厳しく、シュウのとぼけた言動に対して『メグチョップ』なる強烈なチョップを繰り出して突っ込みを入れるのがお約束。 幼少期は内気で友達も少なく部屋に閉じこもりがちだったが、シュウやマックとの出会いから徐々に明るい性格に変わっていった。 写真を撮るのが好きで、コンパクトカメラを首から下げて持ち歩くことが多い。 物語の中盤から本格的に戦いに巻き込まれた彼女はレジェンズに対して強い嫌悪感を抱くようになる(ただし、何度も危機を救ってくれたシロンは例外)。しかし、ビッグフット・ズオウの自分への純粋な気持ちに心を動かされ、徐々にレジェンズの存在を受け入れるようになる。 レジェンズクラブのウサギ飼育委員。 最終回でレジェンズウォー終結後、消えゆくズオウからレジェンズの記憶が消える事を示唆されるが、メグ自身は「絶対に忘れない」と抵抗して涙を流す。しかし結局はレジェンズに関する全ての記憶を消され、何事もなかったように日常生活を送るようになる。その後は同じく記憶が消されたねずっちょ状態のシロンを道端で見つける。 マイク・マクフィールド / マック 声 - 鈴木真仁 シュウとメグの幼なじみでクラスメート。土のサーガ。体重が100kgを超える巨体の少年。おっとりした心優しい性格で、シュウには厚い信頼を置いている。 常にハンバーガーを手に持つほどハンバーガーが大好き。 美食家らしく、寿司を始めとするおいしい料理のことは何でも知っている。 嫌いな食べ物はチキン、ただしチキンバーガーは好き。 語尾に「〜なんだな」とつける口癖があるが、食べ物のことになると口調が変わることがある。 物語の中盤から敵レジェンズに目をつけられるようになる。精神的な苦痛によって窮地に立たされた彼は、自らの身体を媒体として、内に封印されていたグリフィン・ガリオンを強制的にリボーンさせられる。ガリオンをリボーンするたび力を制御できず暴走していたが、シロンとグリードーの体をはった説得によってマックとガリオンは分離、和解し、以降は自らの意思でガリオンをリボーンできるようになった。 常にのんびりしている彼だが、時々予言めいたことを話したり、敵が来たときにレジェンズと同様の感覚で危険を察知したりするなどの特殊な能力を持っていた。これは体内にガリオンが封印されていたのが原因と思われ、ガリオンと分離した後は、予言めいた言葉を口にすることはなくなった。 最終回でレジェンズウォーが終結してガリオンたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消され、元の平穏な日常生活を送るようになる。 レジェンズクラブの美化委員。 ディーノ・スパークス 声 - 南央美 ブルックリン2小に通う少年。火のサーガ。父親は大企業DMC(ダックマインドカンパニー)の社長で、自宅はメイドを大勢雇う豪邸。 秀才でスポーツ万能、自校だけでなく他校の生徒にも人気があり、普段は落ち着いた振る舞いをするが、内心は「自分は何もできないつまらない人間だ」と自虐的であり、寂しがり屋で繊細。 他人の真似事でお金を稼ぐ父親に対する葛藤や強い劣等感を抱いていたが、パートナーのグリードー、友人になったマックと触れ合うことで、少しずつ心を開いてゆく。 また、父親との和解と幼い頃に出て行った母親との再会を通じて自らの心を成長させ、終盤では頼もしい面を見せるようになる。 シュウ達とBB&JJのいざこざに巻き込まれたことをきっかけとし、ブレイズドラゴン(グリードー)をリボーンできる能力を手に入れる。 序盤ではグリードーをリボーンするたびに力を吸い取られ、体力を激しく消耗する。中盤以降はサーガとしての力が強くなったのか、消耗の度合いが減るようになる。 4人のサーガの中で唯一、通常の形態のタリスポッドを持っていない。グリードーも通常のソウルドール姿にはならないため、グリードーをリボーンする時には、ディーノが胸に差している赤いバラの花が火のタリスポッドへ変化するという、特殊な経過をたどる。 シュウに「キザ山キザ夫」とあだ名をつけられ、そう呼ばれるたびに「ディーノだ」と訂正する。 最終回でレジェンズウォーが終結してグリードーたちと別れた後はレジェンズに関する全ての記憶を消された。 レジェンズクラブの風紀委員。 サルバ 声 - 清水香里 過去のレジェンズウォーにおいて、グリードーのパートナーを務めた火のサーガ。淡い青い髪をした少年。 キルビートによって殺害され、グリードーの心に深い傷を残す。
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