サラダ館とは? わかりやすく解説

シャディ

(サラダ館 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 05:18 UTC 版)

シャディ株式会社
Shaddy Co., Ltd.
種類 株式会社
機関設計 監査役設置会社
本社所在地 日本
105-6024
東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー 24階
設立 1962年2月1日(創業:1926年
業種 卸売業
法人番号 3010401063385
事業内容 ギフト販売
代表者 矢野輝治(代表取締役社長)
資本金 1億円
従業員数 365名
決算期 12月末
主要株主 ラオックスホールディングス株式会社
外部リンク https://shaddy.jp/ir/
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シャディ株式会社 (Shaddy Co., Ltd.) は、東京都港区に本社を置くギフト販売会社である。カタログギフト販売大手。大阪を発祥の地とし、以前は大阪府松原市本社を置いた。

沿革

  • 1926年大正15年)7月 - 大阪市南区で、企業や団体のPRを目的とした扇子うちわなどを扱う個人商店の「アサヒ扇子本舗・林信商店」(林信は創業者・林信二郎の名前から)として創業。ボランタリーチェーンを発足。
  • 1931年昭和6年)- 「林信チェーン月報」を創刊し、地方へのギフト業者に対する通信販売事業を開始。この際、社名を「ハヤシシン」に改める。
  • 1962年(昭和37年)2月1日 - 株式会社ハヤシシンチェーンタオルとして設立。
    • ハヤシシンの3事業部が独立して、ハヤシシンチェーン株式会社(後のシャディ株式会社)、ハヤシシン産業株式会社(後のギフコ株式会社)、ハヤシシンカレンダー株式会社となった。
  • 1970年(昭和45年)5月 - 株式会社ハヤシシンチェーンに商号変更。
  • 1971年(昭和46年)-「シャディ」ブランドで、ギフト通販業界で初めてカラーのカタログを発行し、カタログビジネスへの展開を開始。
  • 1973年(昭和48年)- 全国展開を進めるため、東京、広島北海道岩見沢市に営業所、大阪府泉佐野市、北海道に配送センターを開設。
  • 1978年(昭和53年)- 東京営業所を「東京営業本部」に格上げするとともに、福岡市名古屋市に支店を開設。
  • 1979年(昭和54年)1月 - ブランド名に合わせて、シャディ株式会社に商号変更。この際に全国の各営業所とのオンラインシステムを確立。
  • 1983年(昭和58年)- 通販カタログ「ビフラン」を開始。
  • 1987年(昭和62年)- カタログギフト「アズユーライク」を発刊。
  • 1990年平成2年)- フランチャイズ形式でのギフト専門店「サラダ館」をスタート。
  • 1994年(平成6年)9月 - 大阪証券取引所第2部市場上場
  • 1997年(平成9年)6月 - 直営ギフトショップ「シャディ21大阪勝山店」(当時は「レディ21」大阪勝山店)を天王寺区に開店。
  • 1999年(平成11年)
    • 2月 - 東京証券取引所第2部市場上場。
    • 9月 - 東証、大証とも第1部市場に指定替え。
  • 2001年(平成13年)1月 - かねてから建設を進めていた東京物流センター(栃木県下都賀郡岩舟町 第1期は1997年に部分開業済み)が全面開業。
  • 2004年(平成16年)- 東京初の直営店「シャディ銀座店」の開店を機に本社機能を東京都に移す。
  • 2005年(平成17年)10月11日 - 株式の54.19パーセント (%) を保有する親会社の株式会社ツインツリー・ホールディングス(MRCホールディングス株式会社に社名変更)を、創業家からUCC上島珈琲が買収(子会社化)し、シャディはUCCグループの一員となる。
  • 2006年(平成18年)- 本社を東京都港区新橋六丁目1番11号に移転。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月24日 - MRCホールディングスが、株式公開買付けにより株式の92.85%を取得。
    • 9月11日 - 株式交換に伴い、シャディが上場廃止
    • 9月27日 - MRCホールディングスが株式交換を行い、同社の完全子会社となる。後にシャディがMRCホールディングスを吸収合併し、UCCが直接の子会社とする。
    • 11月30日 - テン・アローズの子会社エニシルの全株式を譲り受け、完全子会社化。
  • 2012年(平成24年)2月20日 - ニッセンホールディングスが、ユーシーシーホールディングス(2010年3月までの旧・UCC上島珈琲)から、同社の完全子会社であるシャディを買収することで基本合意[1]
  • 2018年(平成30年)- ラオックス株式会社と株式会社ロコンドが、L Capital TOKYO株式会社を通じ、共同でシャディの100%株式を取得[2]。本社を東京都港区芝二丁目7番17号に移転。
  • 2019年令和元年)- 株式会社エニシルを吸収合併。
  • 2020年(令和2年)- 本社を東京都港区新橋六丁目1番11号に移転。
  • 2023年(令和5年)- 本社を東京都港区虎ノ門四丁目3番1号に移転。

有店舗カタログ販売

サラダ館双葉店
セリア生活良品双葉店に併設)
サラダ館南大分駅
(閉店済)

特徴として「有店舗カタログ販売」がある。全国の直営店「シャディ店」と、フランチャイズ契約を結んで運営する「サラダ館」に商品を展示して現物を見て触れる品定めを可能とした。のちに「有店舗メディアショッピング」に発展させて放送媒体やインターネットと連携した。

サラダ館

有店舗カタログ販売の体感を企図して1988年から「サラダ館」事業を試験的に導入し、1990年から本格的に加盟店を募集する。名称は、「フレッシュで色とりどりの野菜が一杯入っている『サラダ』のように、シャディのお店には、たくさんの新鮮な商品の取り扱いがあること」から由来しており、看板のトマトは、「フレッシュなサラダのシンボル」であるとされている[3]

提供番組

過去

コマーシャル

1980年代から1990年代にかけて、「シャディ『愛の贈りもの』」として、オー・ヘンリー賢者の贈り物』を実写化したテレビコマーシャルを放映した。酒井和歌子出演。

その他のCM出演者

など

関連項目

外部リンク

脚注

出典

  1. ^ ニッセン、シャディを買収へ 親会社UCCと資本提携 朝日新聞・2012年2月20日
  2. ^ 「ロコンド田中社長が奇手、ラオックスと共同でファンド設立 売上高706億円のシャディを買収」WWD Japan 2018/3/26 (MON) 19:00
  3. ^ サラダ館って結局なんだったんだ?あのとき通り過ぎたサラダ館に今こそ入る”. デイリーポータルZ株式会社 (2024年2月15日). 2024年2月18日閲覧。

サラダ館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:14 UTC 版)

シャディ」の記事における「サラダ館」の解説

この有店舗カタログ販売利用者により身近に体感しもらおうという趣旨の下で、1988年から「サラダ館」事業試験的に導入1990年から本格的に加盟店募集している。 サラダ館は「利用者の心の結びつき大切にする」「本部商品開発販売ノウハウ加盟店提供しコンピューターによる受注訪問販売などお客様との人間関係強固なものにする」「本部マニュアル忠実に守ってもらう」という3つのコンセプトの下で、カタログ販売冠婚葬祭お礼お返し利用者誕生日入学祝い結婚記念日祝い等の商品選定を、利用者納得いくように選定できるようにするとともに地域密着した経営姿勢利用者との強い絆を作り上げるようにするとしている。 また受注発注オーダーメイド形式での運営基本としているため、在庫負担少なく少な資本在庫でも営業展開できるなどの店舗展開上の利点もある。

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サラダ館

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サンテパルクたはら」の記事における「サラダ館」の解説

農業食についてパネル模型ゲーム映像資料で学ぶことができる。2階には農業田原市歴史に関する本が自由に閲覧できるコーナーがある。

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