ゲストが出演した企画
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「電波少年INTERNATIONAL」の記事における「ゲストが出演した企画」の解説
山崎邦正男を磨く旅 山崎がヘタレキャラを返上するための企画。イタリアのシチリア島のマフィアに詫びを入れさせようとしたり、スペインの牛追い祭りに参加したり、タイで虎と対決したり、アンデス山脈でコンドルの羽を取ろうとしたり、メキシコで吸血コウモリを退治しようとした。マフィアのボスの元に乗り込んだ際は、ロシアンルーレットで銃口で脅されるなどかなり危険なロケであった(スタッフが山崎の追跡に失敗し見失ったためマフィアとのやりとりの一部始終は山崎が撮影していた)。牛追い祭りに参加したときは、地元のニュースに取り上げられて、「韓国人が空手で牛と戦っていました」という内容で放送されていた(この時のゲストは木村拓哉)。虎との対決では、タイガーマスクのマスクを被って待機&対決用の檻に入れられ、虎が出たときに、山崎は「パンチ野郎」なる武器で攻撃したにも拘らず、失禁してしまった。 キャイ〜ンのはじめてのおつかい キャイ〜ンの天野とウドがドイツとオランダへ別々に入国し、何とかして国境へ辿り着き「この帽子ドイツんだ?」「オラんだ〜」というダジャレを言うという「おつかい」をする、という企画。天野は順調に国境へ辿り着くが、ウドをこっそりと付けていたスタッフが途中で見失うというハプニングに見舞われるも、数日後れでウドが到着し、無事おつかいをこなした。後半ではこの番組初となるヒッチハイクロケを決行。スタッフ・視聴者に好評で、後の猿岩石の企画にも繋がった。以降、「もうタイへん!どうもすみミャンマーせん」「チェコだけよ~、あんたもスロバキアねぇ~」「ひと目会ったその日ガーナ、恋も花咲くコートジボワール」「このインドが目にスリランカ」「スイスィスイスダラダッタ フラフランスイスイスイ」とシリーズ化する。また、『電波少年に毛が生えた 最後の聖戦』の中でカラテカにより復活した。 出川哲朗シリーズ STOPエイズキャンペーン 出川が番組オリジナルコンドームである「バウドーム」を配布する企画。大抵は企画失敗の穴埋めで行われ、スタッフが革ジャンを手渡したところで企画が開始していた。ロンドン・サンフランシスコ・シドニーで配布を行ったが、出川はワイヤレスマイク1つで配布先に潜入するのだが、配布先でマッチョな男などに襲われ、さすがにスタッフも救出をためらっていた。そのため、放送では「あ~‼お尻やられてる!」などと、出川のレイプ被害を音声のみで克明に伝えた。後に出川は、シドニーのロケについて、「一番恐ろしいロケだった」「ビリヤード台に張り付けにされ、そこから見たゲイバーの天井の景色は忘れられない」と語っている。 ヒクソン・グレイシーと闘いたい! 1994年12月にロサンゼルスにあるグレイシー道場に道場破りを敢行し、失敗に終わった安生洋二のかたきを取るべく、出川がグレイシー道場に出向いてヒクソン・グレイシーと闘うという企画。出川は英語で「ヒクソン・グレイシーと闘いたい!」と書かれたメッセージボードを携えてヒクソンにコンタクトを取ろうとするが、あいにくヒクソンは不在でそのまま企画終了と思われた。しかしスタッフが出川に対してヒクソンの所在地を探すよう催促。最後は息子のハクソン・グレイシーが現れ、ハクソンは出川に一喝して、出川はそのまま退散した。 カレリンと対決したい! レスリングで無敵を誇ったアレクサンドル・カレリンと対決した企画。1回目はカレリンがイタリア旅行中だったため対決できず、ターゲットをアトランタオリンピック重量挙げ金メダリストであるアンドレイ・チェメルキンと対決したが(内容はハリセン攻撃)、ハリセン攻撃を受けたチェメルキンは激怒し、出川を持ち上げてそのまま近くの湖に投げ捨てた。2回目でようやくカレリンと対決し、カレリンに投げられるという企画に変更。その模様は現地のニュースでも報道された。ロシアオリンピック委員会にアポなしで突撃したが、2回目はロシアオリンピック委員会から建物の入館を拒否された。 ハウス加賀谷の助っ人シリーズ 加賀谷が世界遺産などの修復作業に助っ人として参加する企画。アンコール遺跡、マチュ・ピチュなどに赴いた。サグラダ・ファミリアの建築の手伝いをしに行った際、名前を聞かれて「カガヤ!(Caga ya!=スペイン語で「大便しろ」の意)」と答え失笑を買う一幕もあった。この時勝手に立入禁止の場所に入ったとの理由で、現場監督から追い出され、数時間にわたってサグラダファミリアの前で正座をさせられた。『進ぬ!電波少年』でもこの内容を引き継いだ企画「電波少年的いい事」が放送されたが1回のみで終了した。 羽田惠理香・宮前真樹の海外政治家対決シリーズ 羽田はロシア自由民主党党首であるウラジーミル・ジリノフスキーとジャンケン水かけゲームと対決したが、対決後にジリノフスキーから「来年ロシアへ来いよ」と言われた。宮前はキューバ国家評議会議長であるフィデル・カストロの髭を剃った上で、その髭で書き初めするという企画であったが、ロケ時にはカストロ議長は訪日中だったため、すれ違いとなってしまった。いずれも厳重な警備に苦しめられたロケで、キューバでは立ち止まることも許されなかったという。 よゐこのワンウェイチケットの旅in Vietnam お笑いコンビよゐこが電波少年に初出演した最初で最後の企画。目標はベトナムから日本までのチケット代を稼ぎ、自力で帰国することである。スタート当初はスタッフからベトナム料理を紹介する企画だと告げられており、所持金1万円を渡されたよゐこは番組が用意した指令書通りに進行し続け最終的にベトナム料理を堪能した後、最後の指令書を開けると「自力で帰ってこい!」という内容が記されており、ここから本当の企画がスタートした。この時点で所持金は残り2千円を切っており、ホテルにも泊まることが出来ず、その日の夜は野宿を強いられることとなった。翌日、よゐこは現地住民から日本までのチケット代を確かめた結果9万円必要だと判明し、ベトナムに滞在している日本人からカンパを貰う作戦に出る。しかし、思うように金が集まらず、挙げ句の果てには説教させられる始末。仕方なく現地で農作業のアルバイトする二人だったが、丸一日働いても2万ドン(日本円にして約200円)しか貰えなかったため、やむ無くカンパ作戦に戻る。その後、日本料理屋の日本人常連客に気に入られ、大量のカンパを貰い最終的に目標金額9万円を達成した。そして、帰国の際に観光に来ていた日本人にチケットの購入方法を確かめた際、実際は二人合わせて15万円必要だと告げられ、全然金額が足りないことにショックを受けた二人は結局その場でギブアップしてしまう。
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