クロスベル通信社
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「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「クロスベル通信社」の解説
グレイス・リン 登場作:『VII』・「閃II」・『暁』・「閃IV」・『創』 声:生天目仁美 『クロスベルタイムズ』の女性記者。 来歴 「零」 - 特務支援課の初仕事の際に登場し、彼らのことを記事にする。その後も各事件で特務支援課と情報交換をたびたび行う。 「碧」 - 記者としてロイドらの前にたびたび現れるほか、マクダエル議長がクロスベル独立国の無効を宣言するにあたってそのリポーターを務める。 「閃II」 - オズボーンとルーファスがクロスベル併合を宣言するのをクロスベル通信社で聞いており、それに関連した動きを取材しようとしている。 「閃III」 - 登場はしない。「総督府指名取材者」に指定され、とある会談の取材という名目でミシュラムに閉じ込められていることが語られている。 「閃IV」 - クロスベルに来たユウナらトールズ士官学院・VII組に助力し、パンタグリュエルの会合ではリベール通信のナイアルらの分も取材を行っている。 プロフィール 年齢:25歳(「零」・「碧」)→28歳(「閃IV」) 身長:162cm(「零」・「碧」) 人物 強引かつ体当たりの取材が得意で、性格はかなり図々しい(ちょっと図々しいだけで悪気はないとティオから評されている)。ある出来事を目撃したときから、特務支援課の活動に興味を持つ。特務支援課のことを皮肉った記事を書いていたが(これにはアリオスも注意している)、段々と変化している。本人曰く、皮肉った記事は「成長を見守る愛」らしい。ガイとは駆け出しの頃に知り合っているため、「ガイの遺志を継いだ人がいるのは嬉しい」と語っている。 マクダエルのことは個人的に応援している。特務支援課のことも応援するようになり「零」の終盤では序盤の皮肉った態度は完全になくなり、過酷な戦いに赴くロイドたちを見て「支援課の活躍をしっかり記事にする」ことを独白した。 レインズ 登場作:『VII』・「閃II」・「閃III」・「閃IV」・『創』 『クロスベルタイムズ』の新米記者。グレイスと一緒に行動しカメラマンを担当していることが多い。グレイスには同僚以上の感情を持っていることをうかがわせるシーンがある。 双子の兄がいて、オレド自治州で農業をしているとの話だが、兄弟とも実はリベール王国のルーアン市に本社がある、アラン・リシャール退役大佐が起業した「R&Aリサーチ」の諜報員。「the 3rd」にて、名前だけが登場している。 マルセル・ニールセン 登場作:「the 3rd」・「碧」・「閃IV」 声:岡本寛志(『空Evo』)→手塚ヒロミチ(「閃IV」) 盲目のフリージャーナリスト。敏腕であり、毎年最も優秀なジャーナリストに贈られるフューリッツァ賞を過去に複数回受賞している。フリーになる以前はクロスベルタイムズの記者だった。 来歴 《百日戦役》(1192年)の取材中に失明するが、戦役の間、3ヶ月に渡って報道連載を行い、それが評価されて同年11月にフューリッツァ賞を受賞する。 「the 3rd」 - ルシタニア号の乗客として登場。 「碧」 - ロイドらに《教団事件》についての取材を行うほか、ガイ・バニングスの死について、ロイドとともに再検証を行う。 「閃IV」 - 《巨イナル黄昏》の始まった帝国を回っていた際に《黒の史書》の最終巻を偶然入手し、トマスからの譲渡の申し入れに対して交換条件としてリィンへの取材を要望する。取材に応じたリィンに《巨イナル黄昏》に至るまでの帝国と周辺地域の歴史の流れを語り、《黄昏》の中で視野狭窄に陥りがちだったリィンに対して大陸全土に視野を広く持つよう、取材という名目でその実は忠告を行い、取材を終えるとトマスに《黒の史書》の最終巻を譲る。 人物 両目とも完全に失明しているものの、気配で相手の素性がある程度わかってしまい、光を失うと逆に見えないものが良く見えるものだと語る。恐ろしいまでの情報収集力と慧眼を持ち、初対面のリィンを帝国におけるあらゆる事象の"重心"と呼ぶほか、帝国のふたつの至宝の秘密から《巨イナル黄昏》に至る流れについてもおおよそ把握していた。 「碧」では生前のガイ・バニングスとは事件についての情報交換をしばしば行っていたということを語り、ガイの殺害事件から「碧」までに発生した事件についても、かなりの核心にまで迫っている。 大陸各地を巡って取材を続けつつ数多の報道誌に寄稿しており、ジャーナリストとしては知る人ぞ知る存在であり、リベール通信社の編集長や、帝国時報社のノートンなど各地のジャーナリストとも面識がある。ガイの殺人事件や《巨イナル黄昏》など、当事者に事情を聞かないとまずわからないような事柄についても、どのようにしてか把握している。 作品中では目が見えないにもかかわらず常に一人旅をしている。目が見えないにしては足取りが軽やかであり、不自然さを感じる者もいる。 「the 3rd」の登場時はモブキャラクターとして登場しており、キャラチップのグラフィックが「碧」とは異なる。
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